(2009.5.17)

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<参考資料> 外交問題評議会 
     (Council on Foreign Relations―CFR) その4

外交問題評議会については註を参照のこと


外交問題評議会


国際諮問委員会(International Advisory Board)


英語Wikiにはない項目である。出典は外交問題評議会のWebサイトの「International Advisory Board」<http://www.cfr.org/about/people/international_advisory_board.html>である。この委員会がどの程度実際機能しているか私には分からない。しかしどういった人物を国際問題評議会が重要人物と考えているかを概観する上で興味深い。この委員会の委員長は、外交問題評議会、栄誉会長・生涯理事、ピーター・ピーターソンであり、彼を除くと世界中から31名集められている。うち日本人が、行天豊雄、小林陽太郎、緒方貞子の3名が入っているのも興味深い。


 国際諮問委員会は、1995年デビッド・ロックフェラー(現名誉会長)が理事会会長だった時に理事会の下に設けられた。毎年秋の理事会の時に毎年開かれ、評議会全体に関連した幅広い話題に視点を提供する。委員会のメンバーは招聘されて、国際的諸計画や戦略的方向性について論評することになっている。そして評議会と海外の諸機関との間の連携に関する実際的機会についても論評する。また委員は、21世紀において新たに必要となる戦略や諸機構から、世界的な問題に対する多方向性をもつアプローチの価値まで、また民主主義化を育成する方法まで、さまざまな問題に関して討議されているアメリカの外交政策に関して国際的な、価値の高い見識を提供する。委員会のメンバーは次の高名な個々人を含んでいる。

委員長 ピーター・G・ピーターソン(=既出) 国際問題評議会栄誉会長、ブラックストーン・グループ、上級会長兼共同創立者。


シド・ババル・アリ (Syed Babar Ali)(パキスタン)
<http://siteresources.worldbank.org/WBI/Resources/
Partnerships/KP_EACBabarAli.pdf>
 
生年は分からなかった。パキスタンの起業家、企業家、教育家。「国内資本育成には外国資本を導入して合弁企業」が信念でパキスタン国内で多くの合弁企業を興した。ネッスル・ミルクパック、テトラパック・パキスタン、パキスタン総合保険会社、国際投資銀行などを創設した。現在、アベンティス・パキスタン、バイエル農産物科学パキスタン、ジーメンス・パキスタン・エンジニアリング、コカコーラ飲料パキスタンなどの会長。またパキスタン国内でビジネスマン養成の学校も作っている。

ハリド・A.アルツルキ (Khalid A. Alturki)(サウジ・アラビア)
<http://www.alturkigroup.com/>または
<http://www.alturkigroup.com/index_profile.html>または
<https://www.zawya.com/cm/profile.cfm/cid700317/Khalid%20Ali%
20Al%20Turki%20and%20Sons/>

サウジ・アラビアのコングロマリット、ハリド・アルツルキ・アンド・サンズの会長。同社は土木、建設、電気工業などの総合コントラクターであり、貿易なども手掛ける。子会社を60社ほど抱える。

ムケッシュ・D・アムバニ (Mukesh D. Ambani)(インド)
<http://topics.nytimes.com/top/reference/timestopics/people/a/mukesh
_d_ambani/index.html>
または
<http://www.ril.com/html/aboutus/mukesh_ambani.html> 
インドのペトロケミカル、化学繊維の大手、リライアンス・インダストリーズの会長。もともとは化学技術者。父親が同社の創業者。近年は通信・情報分野にも進出。

アーマッド・E・ビシャラ (Ahmad E. Bishara)(クウェート)
<http://www.cfr.org/bios/9201/ahmad_e_bishara.html>または
<http://investing.businessweek.com/businessweek/research/stocks/
private/person.asp?personId=22500682&privcapId=4419893&previousCapId
=312546&previousTitle=WPP%20Group%20plc>
 
クエートの政治政党、「国民民主運動」の事務総長。クエート大学の化学工学教授。クエートで設立を目指している最新大学、「クエート・ビジネス・技術工科大学」(Kuwait Institute of Business and Technology)の設立委員会委員長。クエートを代表するコンサルティング会社の社長であり、また出版社ももっている。

マーク・C・チョーナ (Mark C. Chona)(ザムビア)
<http://www.cfr.org/bios/8764/mark_c_chona.html>または
<http://en.wikipedia.org/wiki/Mainza_Chona>
ザムビア(旧イギリス領北ローデシア)独立の闘士の一人、元首相マインザ・チョーナの弟。マークは長い間ザムビア大統領の政治問題特別顧問を務めた。またモザンビーク、ジムバブエ、ナムビアの独立にも関与した。現在はザムビアを代表するコンサルタント会社の社長である。

グスタヴォ・A・シスネロス (Gustavo A. Cisneros)(ベネゼイラ)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Gustavo_Cisneros>または
<http://www.nndb.com/people/766/000135361/>
ベネゼイラの大富豪、シスネロス家に生まれ、ベネゼイラのメディア王。高等教育はアメリカで受けた。資産の70%はベネゼイラ国外に保有しているといわれる。2002年に発生した反チャベス・クーデタでは、黒幕だったと見られている。

ゲルハルト・クローメ (Gerhard Cromme)(ドイツ)
<http://www.cfr.org/bios/11587/gerhard_cromme.html>または
<http://people.forbes.com/profile/gerhard-cromme/3289>
外交問題評議会の紹介では、ティッセンクルップ社(TyssenKrupp AG)
<http://en.wikipedia.org/wiki/ThyssenKrupp>の諮問委員会の委員長として紹介している。ティッセンクルップ社は1998年、ドイツ北部重工業の雄ティッセン社と例の有名なクルップ社の合併によって生まれたドイツを代表するコングロマリットである。なお同社の株式の25%はいまだに、クルップ家の当主、アルフレート・クルップが所有している。クローメはクルップ社に入社、最高経営者にまで上り詰めている。一方フォーブスは、ティッセンクルップ社の紹介より先に、これもドイツを代表する電機コングロマリットのジーメンスAGの諮問委員会委員長の役職を先に挙げている。

アブデル・ラオウフ・エル・リーディ (Abdel Raouf El Reedy)(エジプト)
<http://www.cfr.org/bios/9881/abdel_raouf_el_reedy.html>または
<http://investing.businessweek.com/businessweek/research/stocks/private/
person.asp?personId=22500762&privcapId=4419893&previousCapId=2039
4693&previousTitle=Crestview%20Partners,%20L.P.>
 
エジプトの外交家。国連エジプト大使、パキスタン大使などを務めている、またエジプト外交問題評議会の共同創設者であり現会長。2006年のレバノン危機にさいしては、イランとの対話の必要性を訴えている。

ヤコブ・A・フレンケル (Jacob A. Frenkel)(イスラエル)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Jacob_A._Frenkel>または
<http://www.businessweek.com/2000/00_04/b3665159.htm>または
<http://www.cfr.org/bios/5931/jacob_a_frenkel.html?groupby=0&hide
=1&id=5931&filter=406>
 
イスラエルの金融政策家。英語Wikiでは、「イスラエルーアメリカの経済学者」として紹介してある。国籍はイスラエルだが住居はアメリカ、とも記している。元イスラエル銀行総裁、IMFで国際研究員のキャリアが長かった。現在はAIGグループ傘下のアメリカン保険の副会長。

ミハイル・フリードマン (Mikhail Fridman)(ロシア)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Mikhail_Fridman>または
<http://www.forbes.com/lists/2008/10/billionaires08_Mikhail-Fridman
_FND3.html>
または<http://www.sjsu.edu/faculty/watkins/oligarchs.htm> 
英語Wikiは彼をユダヤ系ロシア人とし、90年代から台頭したオルガルヒの一人としている。フォーブス誌は、子供時代をウクライナですごし、高等教育はモスクワで受けたといっている。またフォーブス誌によれば彼の個人資産を208億ドルとし、08年世界第20位の資産家にランクしている。

行天 豊雄 (日本)
<http://ja.wikipedia.org/wiki/行天豊雄>または
<http://www.emobile.jp/press/2006/pdf/20060627.pdf>または
<http://www.adb.org/Knowledge-Management/Documents/
toyoo-gyohten-cv.pdf>
 
日本語Wikiはどうでもいいことばかり書いている。元大蔵相財務官(英語のタイトルはVice Ministry)。戦後ブレトン・ウッズ体制を支えた人物の一人。IMF体制の信奉者。ワシントン「グループ・オブ・サーティ」のメンバーで、ブレトン・ウッズ委員会の一人、三極委員会の執行委員会メンバーの一人。元大蔵官僚というよりも、ブレトン・ウッズ体制のメンバーが日本の大蔵官僚になった、と言った方が実態に近い。

ババ・ガーナ・キンジベ (Baba Gana Kingibe)(ナイジェリア)
<http://www.cfr.org/bios/9885/baba_gana_kingibe.html>または
<http://en.wikipedia.org/wiki/Baba_Gana_Kingibe>または
<http://www.afdevinfo.com/htmlreports/peo/peo_39357.html>
ナイジェリアの有力政治家。元外務大臣。スーダンのダルフール地方紛争時には、アフリカ連合の特使として派遣された。外交問題評議会の紹介によればアルジェリアーユーロ銀行総裁。また英語Wikiによれば、次期大統領の候補の一人と目されているという。

小林 陽太郎 (日本)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Yotaro_Kobayashi>または
<http://ja.wikipedia.org/wiki/小林陽太郎>または
<http://www.nndb.com/people/482/000113143/> 
富士ゼロックスの前会長、現最高顧問。ソニー取締役会議議長。三極委員会アジア太平洋委員長。NNDBの紹介では、小泉元首相の靖国神社参拝に批判的だったことを特記している。

ラーミ・M・コッシ (Rahmi M. Koc)(トルコ)
<http://www.forbes.com/finance/lists/10/2003/LIR.jhtml?passListId=10&
passYear=2003&passListType=Person&uniqueId=HDKF&datatype=Person>

または<http://www.cfr.org/bios/9562/rahmi_m_ko.html> 
トルコ最大のコングロマリット、コッシ・ホールディングズも総帥、名誉会長。若干資料は古いがフォーブズ誌は、03年コッシの個人資産を20億ドルと見積もっている。本人はアメリカで高等教育をうけたようだ。

ルイス・フェリペ・ランプレイア (Luiz Felipe Lampreia)(ブラジル)
<http://www.cfr.org/bios/383/luiz_felipe_lampreia.html> 
ブラジルの政治家、外交家。元ブラジル外務大臣。現在ブラジル外交問題センター副会長。  

モーリス・レヴィ (Maurice Levy)(フランス)
<http://www.cfr.org/bios/11190/maurice_lvy.html>または
<http://people.forbes.com/profile/maurice-levy/26082>または
<http://www.charlierose.com/guest/view/1432>
フランスを代表する実業家の一人。世界の代表的広告・通信会社・プブリシス・グループ(Publicis Groupe)のCEO兼会長。フォーブス誌はドイツ銀行諮問委員会のメンバーの一人として紹介している。

ブライアン・マルルーニ (Brian Mulroney)(カナダ)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Brian_Mulroney>または
<http://ja.wikipedia.org/wiki/ブライアン・マルルーニー>
カナダの政治家。第18代首相。(日本語Wikiでは第24代としているがこれは誤植であろう)。今年に入って、エアバス導入にからむ疑惑で、オリファント委員会の査問を受けている。

サリ・ヌセイベ (Sari Nusseibeh)(パレスティナ自治政府)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Sari_Nusseibeh>または
<http://www.cfr.org/bios/9138/sari_nusseibeh.html>
シリア・ダマスカス生まれのパレスティナ人。エルサレム大学学長。哲学者。ハーバード大学でイスラムの哲学博士号を取得している。政治的には穏健派。パレスティナ西岸地区を代表する人物の一人。

緒方貞子 (日本)
<http://ja.wikipedia.org/wiki/緒方貞子>または
<http://www.cfr.org/bios/754/sadako_ogata.html>
国際協力機構理事長。国連高等弁務官、アフガニスタン支援政府特別代表などを歴任。日本語の世界でも英語の世界でも、彼女のポイントは一致している。日本を代表する国際人の一人といってよかろう。

ルブナ・オラヤン (Lubna Olayan)(サウジ・アラビア)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Lubna_Olayan>または
<http://money.cnn.com/galleries/2007/fortune/0709/gallery.women_intl.
fortune/29.html>
または
<http://www.cfr.org/bios/10390/lubna_s_olayan.html>
サウジ・アラビアのコングロマリット、オラヤン・フィナンシング会社のCE0。フォーチュン誌は2007年、「もっともパワフルな世界の女性50人」の29位に選んでいる。サウジ・アラビア銀行の理事の一人。

アナ・パラシオ (Ana Palacio)(スペイン)
<http://www.cfr.org/bios/10238/ana_palacio.html>または
<http://www.sourcewatch.org/index.php?title=Ana_Palacio> 
スペインの元外相。スペイン国会議員。もともとは法律家でヨーロッパ法律家学術会議の元議長。世界銀行上級副総裁であり、カーネギー・コーポレーションの理事に2005年から就任している。

スーリン・ピツワン (Surin Pitsuwan)(タイ)
<http://www.cfr.org/bios/9884/surin_pitsuwan.html>または
<http://en.wikipedia.org/wiki/Surin_Pitsuwan>
現ASEAN事務総長。タイの政治家で元外務大臣。ハーバード大学で博士号取得。ロックフェラー財団で研究員のキャリアがある。研究員生活からタイに帰国後は一貫して政治家、外交家。

プラノイ・ロイ (Prannoy Roy) (インド)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Prannoy_Roy>または
<http://www.cfr.org/bios/8469/prannoy_roy.html>
ニューデリー・テレビジョンの社長。インドのテレビ・ジャーナリズムのパイオニアといわれている。高等教育はイギリスで受けた。博士号もイギリスの大学からである。インドの財務相のアドバイザーを務めている。母親はイギリス人。

ザルマン・ショバル (Zalman Shoval)(イスラエル)
<http://www.cfr.org/bios/4919/zalman_shoval.html>または
<http://en.wikipedia.org/wiki/Zalman_Shoval>
イスラエルの政治家。1930年生まれであり、ベングリオン時代を知っている。アメリカ大使を2度務めている。またイスラエルの1院制国会であるクネセト議員も何度も務めている。ダンチヒ自由市生まれ。父親はラトビアで生まれている。もともとは財政畑出身。現在イスラエルーアメリカ商業会議所会頭を務めている。

クヘーラ・シュバーン (Khehla Shubane )(南アフリカ)
<http://www.cfr.org/bios/776/khehla_shubane.html>
南アフリカ反アパルトヘイト運動の闘士。1995年最初の総選挙の時は監視団の一員だった。現在は2つの会社を持っている。

ワシントン・サイシップ (Washington SyCip)(フィリピン)
<http://www.cfr.org/bios/4077/washington_sycip.html>または
<http://en.wikipedia.org/wiki/Washington_SyCip>または
<http://www.rmaf.org.ph/Awardees/Biography/BiographySycipWas.htm>
1921年生まれの中国系フィリピン人。実業家。中国本土に強力なコネを残しつつ、フィリピンの実業界で成功した典型的実業家家族の出身。会計監査・経営コンサルタントとして東南アジアで著名なSGVグループ(SGV Group)の創設者。

ホルスト・テルツシック (Horst Teltschik )(ドイツ)
<http://www.cfr.org/bios/8414/horst_m_teltschik.html>または
<http://www.globalzero.org/en/who/horst-teltschik>
ドイツの政治家、ビジネスマンとして「グローバルゼロ」では紹介している。前ドイツ・ボーイング社・社長。またBMWの公益法人、ヘルベルト・クアント財団(Herbert Quandt Foundation)の理里長だった。ヘルムート・コール首相の国家安全保障顧問も務めている。

ジェイコブ・ワレンバーグ (Jacob Wallenberg)(スエーデン)
<http://en.wikipedia.org/wiki/Wallenberg_family>または
<http://www.cfr.org/bios/9880/jacob_wallenberg.html>または
<http://www.guardian.co.uk/business/2006/jun/16/privateequity>
ワレンバーグ家はスエーデンでもっとも富裕な一族と見られている。英語Wikiは、スエーデンの国内総生産の約1/3を支配していると伝えている。イギリスのガーディアン紙は「スエーデンのどんな主要な企業、エリクソンであれABBであれ、SAABであれ、その背後には必ず、エリクソン一族がいる。」と書いている。ジェイコブ・ワレンバーグは、インベスターABの会長の他、主要企業の役員を兼ねているほか、ノーベル財団の理事でもある。ペンシルバニア大学で学士号を取得。スエーデン海軍退役士官でもある。

ジュスフ・ワナンディ(Jusuf Wanandi)(インドネシア)
<http://www.cfr.org/bios/8412/jusuf_wanandi.html>または
<http://en.wikipedia.org/wiki/Jusuf_Wanandi>
インドネシアの有力紙、ジャカルタ・ポストのオーナー。インドネシアの有力政党、ゴルカル党の有力者で副事務総長も務めたことがある。国家安全、外交問題の指導者と目されている。かれは中国系インドネシア人で、林基綿(Lin J?mia)という中国名も持っている。

シャーリー・V・T・ブリテン・ウィリアムス (Shirley V.T. Brittain Williams) (イギリス)
<http://www.cfr.org/bios/578/shirley_v_t_brittain_williams.html>または
<http://investing.businessweek.com/businessweek/research/stocks/
private/person.asp?personId=22501213&privcapId=4419893&previou
sCapId=20394693&previousTitle=Crestview%20Partners,%20L.P.>
または
<http://www.sourcewatch.org/index.php?title=Shirley_Williams> 
イギリスの政治家。外交問題評議会の紹介では男爵夫人と呼んでいる。イギリス貴族院議員。名前からすると由緒ある家柄のようだ。政治的には自由民主主義者。保守党にも労働党にも属さず、現在は自由党の系列のようだ。年齢、収入、保有株式などはインターネットレベルでは不明だ。

ユアン・ミン (Yuan Ming)(中国)
<http://www.cfr.org/bios/11191/yuan_ming.html>または
<http://www.zoominfo.com/people/Ming_Yuan_18917028.aspx>または
<http://www.knowthelies.com/?q=trilateral2008>
北京大学国際関係学院副院長、アメリカ研究所理事。袁明。カーネギー関係の財団で研究員を務めた後、ブルッキング研究所の研究員を務めたこともある。現在北京女性教授協会の副理事長兼事務総長。また08年三極委員会の委員名簿にも名前が出ているという。

エルネスト・セデージョ・ポンセ・デ・レオン (Ernest Zedillo Ponce de Leon) (メキシコ)
<http://www.cfr.org/bios/10074/ernesto_zedillo_ponce_de_len.html>または
<http://en.wikipedia.org/wiki/Ernesto_Zedillo>または
<http://ja.wikipedia.org/wiki/エルネスト・セディージョ> 
メキシコ元大統領。彼が大統領に就任した1994年にメキシコで未曾有の経済危機が発生し、金融制度が破綻しかけたが、当時アメリカのクリントン政権からの緊急融資で乗り切った。現在はエール大学グローバル研究所の所長。元来は経済政策家。


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