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第14回 広島2人デモ 9月21日 報告

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1.第14回チラシ表
2.第14回チラシ裏
3.プラカード表1
4.プラカード表2
5.プラカード裏1
※プラカード裏2は前回と一緒でトラブル一覧でした。

みなさま

いくつかのメール・メーリングにお知らせいたします。

毎度毎週お騒がせいたしております。
広島2人デモのご報告をさせていただきます。

第14回9月21日の参加者は4人
哲野、網野、大歳さん、原田さんでした。

集合場所に早くついてしまい、プラカードを植え込みにさして
石垣に座って時間が来るのを待っていると
「これ、あんたがやってるのか」
と着ているTシャツが日本マークのおじさんに声を掛けられました。

「はい」と答えると
「あんたのやってることは正しい。正論だな。でもな、アメリカは新しい核兵器を開発してるんだ。知ってるか?」

あ~原発と核兵器と勘違いされている・・・
右翼の方だなぁ・・・下手に原発だとわかると
以前のように、何を言い出されるかわからないなぁと思ったので
(以前、デモ中に声を掛けられ、応援されたのですが
 原発だとわかると何も言わない私に意味不明の脅し文句を言って
 受け取ったチラシを投げ捨てて去って行かれました)
にこにこしながら、いえ。はい、とか言って適当に応対していると
自分の言いたいことを言えたようで、
最後に、
「あんたがどう頑張っても駄目よ。
地球は滅ぶ。あんたは死ぬ。みんな死ぬ。わしゃ生きるけどな」と
価値観は違いますけど大変老獪で楽しい冗談発言をされて
笑いながら去って行かれました。
(こういう老獪でからかいがいのありそうな人、私、好みです)

と言う一幕があったあとで、警備の警察の方が登場。
いつものように指令書を確認して待っていました。
今回なぜかプラカードを見た後、どこかに連絡されていました。

何かひっかかったんでしょうか?
ちなみに今回のプラカードです。

△プラカードは上記画像をご覧ください。

その後、大歳さんが来られました。
「今日は人が多いですよ」と街中を通ってこられた大歳さん。

音楽が鳴って、3人で出発です。

「毎度毎週お騒がせします。金曜日恒例の2人デモです・・・」

3人なので、スピーカーとプラカードを2つもって私が先頭をあるき
哲野と大歳さんはチラシとマイクをもってもらいました。

哲野がチラシ内容をスピーチし始めます。

今回プラカードをチラ見する人はいても
関心が薄いのがわかりました。

哲野によると、関心がないのがよくわかったので
あえてチラシを撒かなかった、とのこと。

尖閣問題、オスプレー問題、そして時々流れる原発規制員会の動きや
「原発ゼロ」政策、そして民主・自民の国民そっちのけのお家騒動。(政局問題)
あまりにも政権を握りたがりの態度を政治家に見せつけられて
もううんざり状態、というか
原発問題がとんでもなく生活に密着した問題だというのが薄れつつあるようです。

広島市民は、です。

いくつかのお店のオーナーは違いました。
何気なく聞いていたのはわかりましたし、聞くために出てきているようでした。

本通りも半ばをすぎたころ、大歳さんにマイクをスイッチします。

今回の大歳さんのスピーチ全文です。

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 毎度お騒がせいたします。週末の帰宅どきに、またお食事どきに大変失礼いたします。私は関西電力大飯原発の再稼働に反対するために、このデモに 参加しています。私は、政府と、発足したての原子力推進委員会もとい原子力規制委員会に対し、大飯原発およびそれ以外の原発、建設中の原発、計画 中の原発その全てに反対、即刻の中止を求めます。加えて発足したてのところ申し訳ありませんが、原子力規制委員会の解散を求めます。

 私は、原発の段階的停止も、ベストミックスという考えも支持いたしません。原発は今すぐ停止、今すぐ廃炉、使用率0%を希望します。ただ、こう いうとすぐ次のような批判をされそうです。「非現実的だし無理がある」、「ヒステリックな精神論」、「電気代が上がってしまう」、「CO2の削減 はどうするんだ」「日本も核武装すべき」などの意見です。最後の核武装だけは問題外ですが、それ以外の意見は確かにそう言いたくなるのかもしれま せん。では、なぜ今すぐに原発0%が可能なのかを説明しようと思います。

 まず、原発建設全盛期の高度成長期から、現在に至るまで原子力発電が日本の電力の大部分の割合を占めていたわけではありません。最も電気を作っ ているのは今も昔も火力です。原発の発電比率は震災前でも全体の4分の一程度でした。なぜかといえば、使われる電気というのは一日の間でも、季節 によっても当然変動があります。人間が活動している時間と寝ている夜間では、当然夜間の方が使用電力は小さいです。このように変動する電力の最も 低い値、つまり時間帯に関わらず必要とされる電力をベース電力といいますが、原発はこのベース電力をまかなうのに使われてきました。これは原発が 運転時において火力のように出力を変化させることができないので、ベース電力の供給に適しているとされてきたからです。もし、このベース電力より もたくさん原発を動かしてしまえば、当然、夜間電力が余ります。なので電力会社はこの過剰な夜間電力の料金を安くしてでも販売してきました。消費 者に節電や省エネ求める割には無駄なこともたくさんやってきたのです。原発は1年から2年ほどで定期点検のため停止させなければならないので、1 号機から4号機というように複数の原子炉を建て、順次停止させたり運転させたりしなければなりません。何かあった時のため火力で全て賄えるように 初めから火力発電はバックアップされているのです。事実、今現在、中国電力管内では原発は1基も稼働していませんが電気は足りています。

 全てを火力に頼っていると電気代が高くなるとかいうのも、もちろん詭弁です。原発はクリーン、火力は汚いとイメージも嘘のイメージです。自然エ ネルギーを除けば最もクリーンなのは天然ガス火力です。単なる巨大湯沸かし器である原発のエネルギー効率は30%ですが、膨張と燃焼の二段階で タービンを回す最新のガス火力のエネルギー効率は、50~60%です。世界最初の原子炉メーカーであるアメリカのGE社も原子炉からは撤退して、 これらの最新火力にシフトしています。日本もいずれこうなるでしょう。それなのに火力は高いと言われているのは、電力会社が、資産計上するために 不必要に火力燃料を高く購入しているからです。そうしたほうが彼らは儲かるのです。

 原発はCO2を削減し、地球の温暖化に効果があるというのもまったくデタラメです。CO2温暖化説は、当初から専門家に疑問視されていた頼りな い仮説に過ぎませんでした。これに日米の原発推進派がとびつき、金に物を言わせ、タレントや著名人を使ってメディアに連日連夜、登場させ、原発は CO2の少ないクリーンなエネルギーというイメージを洗脳のように国民に与えてきました。最近ではさすがにそういうCMはほとんど見かけなくなり ましたが、今度は原発ゼロだと電気代が上がるという脅しのようなキャンペーンが新聞を中心に始まってきました。これが意味していることは簡単で す。つまり原発の廃炉費用を電気代に上乗せしてやるぞという意味です。今までの総括原価方式で儲けた分は自分たちがもらい、廃炉の費用はみなさん に負担してもらいますと言っているわけです。こんな馬鹿な話はありません。直ちにこう言うべきです。「送電線と変電所と配電部門を切り離して売却 してからにしてください」と。発送電分離がなされればそこから電力の完全自由化まではあと少しです。こうした世論が広がるのを、あの村の人たちは 恐れています。

これまでの話はほとんどテレビ、新聞では出ることがありません。それは大手メディア自体が、この権力の一部であるからです。どうか、みなさまご自 身で信頼の置ける情報源を得て欲しいと願っています。今私が行なっているスピーチもマイクロで頼りないかもしれませんが、一種のメディアです。 ウェブで「広島二人デモ」と検索すれば、内容を再確認することもできます。お騒がせしていることは心苦しいですが、これからもよろしくお願いいた します。どうもありがとうございました。

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大歳さんのスピーチには関心が向けられました。

結局電力会社の問題は私たちに直結しているということを
言わないとわからないということが言えると思います。

つまり、広島市民自体、自分の頭で調べて考えることを
やめている人が多い、ということでもあります。

かといって本能的にスローガンだけでは力にならないことがわかっているので動きません。

今回哲野のチラシでアピールしたかった部分は
多くの市民の関心をよせなかった、ということが言えます。
わかりにくいのでしょう。

トラブルと言えない事故であろうと
結局「関西圏のこと」であり、自分たちの生活に直接関係ないと思っているのだと思います。
ですから、大歳さんの「税金を使う気だ」「電力値上げのからくり」は
耳を傾けたのでしょう。

まだまだ、電力会社自体の問題がしっかり根付いていないので
次の段階にいけないのだと思います。

ただ、哲野の言う事も大事なことです。
今、この政治判断や電力会社の支配体制をわかっておかないと
なんでこんな決断しているのか、何がおこっているのか
なぜ原発は止まらないのか、は全くわかりません。

リサーチからすれば、まだまだ
「大飯を止めないことは何を許すことになるのか
何を我々は認めたことになるのか」
がわからないのだと思います。

金座街を過ぎたころでしょうか
原田さんが合流してくださいました。

原田さんにマイクをスイッチします。

原田さんは「伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク・広島」のメンバーでもあります。
今回、大飯が止まらなければ伊方が再稼働候補で広島が危ない事を伝えてほしい、
私たちに気を使わず、伊方反対の立場からのスピーチをしてくれ、とお願いしておきました。

原田さんは
1.トリチウムの危険性、
2.原発再稼働は電力不足でも国民生活を守るためでもないこと
3.大飯の次は広島から直線距離100キロの伊方が再稼働になる可能性があること
をスピーチしてくれました。

デモが終わって、警察の方と離れ
4人でしばらくおしゃべりしました。
今回、関心がほとんど感じられなかったことは
みんなの共通した意見でした。

次回は今回リサーチを踏まえて哲野ともう少し議論して
チラシを作成して歩こうと思います。

以上ご報告いたします。
また来週歩きます。

先日も流しましたが
マスコミがどんなに原発問題に反対する市民を取り上げないようにしようとも
日本中で少人数でも声を挙げようと言う動きは止まっていません。
むしろ、淘汰されてきており、勉強を継続して少しずつでも積み上げてデモをしたり勉強会を開いたり抗議行動したりと
そういう動きが出てきております。
本日も2人デモのチラシの内容を引用させてほしいと四国の方から連絡がありました。

5年で収まる、と政府や政治家、原発産業に関わる人間はみているようですが
そんなことはないような気がします。
2000年代以降、分子生物学分野の研究は目覚ましく発展しており
市民はその成果を遅れ遅れで学びつつあります。
権威で医科学を抑えることは出来なくなるような気がします。

黙っていても真の怒りを覚え、目覚めた人が多くいることだけは確かです。