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第140回11月13日・第141回11月20日広島2人デモ 報告

▽数日前の原爆ドーム

みなさま

毎度お騒がせしております。
広島2人デモ、第140回11月13日と第141回11月20日の報告です。

11月13日は、哲野、網野、じゃけえの3人。
チラシは10部用意。数字だらけの内容なのでウケは悪いと思っていました。
ただし、2人ほど取りにこられた方がありました。

▽出発直前の本通りアーケード

▽13日のプラカード

町は広島の代表的な秋祭り、胡講(えびすこう)ムードで一色。
で、ウケは非常に悪かった、という感じです。
ただし、ツイッターで案内をしておくと全国的には結構大きな反響がありました。

▽第140回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20151113.pdf

▽タイトル
原発問題から眺める電力会社の基礎知識④
火力発電高コスト体質、原発ビジネスが重い足かせとなる日本の電力会社

▽トピック
原発がなぜ必要なのかが議論されないまま避難覚悟の再稼働に走る原発
10電力会社発電設備が日本全体の発電設備だとする広く浸透している大きな誤解
日本全体の電力発電設備の容量は2億7400万kW
原発は供給弾力性に乏しい発電手段
需給面でみると原発は全く必要ない
電力各社 直近3期 発電量と購入電力量
非電力会社からの購入電力で需要を賄う電力会社―原発の電力は全く不必要
電力各社の発電単価
電力会社火力発電の高コスト体質
自社発電より他社購入の方がコスト安
異常な状態を異常と思わない電力会社
電力各社 電力販売の構造と単価(2014年4月~2015年3月)
電力各社 直近3期 経営指標(単独)
電力会社赤字の本当の理由は火力発電高コストと金食い虫の原発ビジネス
91期になっても赤字が停まらない関電・九電
直近3期原発10社 原発発電費 費用明細表
もし原発がなければ各社は黒字、料金値上げの必要もなかった
売上の10%を原発維持のために使う四国電力、関西電力、北陸電力、北海道電力
すでに始まっているミニ廃炉ラッシュ

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次は第141回の報告です。
参加は哲野と網野の2人だけ。文字通り、広島2人デモとなりました。

この日はえびすこう最終日、金座街では屋台の間をぬっての広島2人デモとなりました。
スピーチは、チラシの中身よりも、扱っているテーマを紹介するにとどめました。

この日も10部用意して出発したのですが
男性が3人取りにこられました。
うち、2人は完全に見慣れないビジネスマン風の人。
哲野が思わず、「原発に感心がおありですか?」と尋ねると、その方は
「いや、毎週、楽しみに読んでるからね」という返事。
哲野の記憶では、この人にチラシを渡したことはないのにどういうことだろう、と首をひねりました。
インターネットで読んでるのかなぁ。
網野「こういう層の人に面白く読んでもらえるって大事だねえ」
哲野「あれを面白く読む人ってそういないと思うけど」
網野「数字が読めて理解できる人達の層が動かないと世の中は変わらないと思う」
哲野「問題はその層にリーチできてるかどうかだよね」

高校生くらいの男の子が、頑張って下さい、と声をかけて行き過ぎました。

今日のチラシのテーマは火力発電高コスト体質と共に
本当に電力会社の経営を蝕んでいるのは原発への過剰投資、
これが電力会社の体力を弱らせてきたことです。

網野「原発のコストが安いというけれど、石炭火力などと比べて現在含まれる費用項目が違いすぎる。
    これで安いといわれるのは納得できない。」
哲野「確かに2011年くらいまでの原発の発電コストは1kWhあたり5円から6円くらいだった。
    しかし、内訳を見てみると、核燃料費でごまかし、原子力施設解体費も十分に引き当てを積んでいない。
    たとえば火力発電だと解体費は毎年十分に積んでいるから
    積み立て不足なんてことはないけれども
    原発はそうじゃない。
    火力発電では廃棄コストは毎年きちっと積んでるけど
    原発の場合は放射性廃棄物の処理費は十分ではない。
    特に高レベル放射性廃棄物、地層処分が必要だと言われる廃棄物は
    ほとんど積み立てていないに等しい。
    要するに、現在発生しているコストを将来に先延ばしして
    原発発電費は安い安いと宣伝しているわけだよね。
    またこの宣伝を信用している人も多い。
    しかし現実には、チラシのなかの資産の内訳を見てもわかるように
    原発資産が異常に大きい。
    そしてそれが純資産をやせ細らせている。
    この実態をもっと明らかにしていきたいよね。」

▽金座街の様子

▽金座街はサイレントで歩きました。

▽胡通り。デモコースなんですが、この日は端折りました。

▽20日のプラカード

▽第141回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20151120.pdf

▽タイトル
原発問題から眺める電力会社の基礎知識⑤
巨大金融資本が主要株主にズラリと並ぶ電力会社
ー異様に大きい原発関連資産

▽トピック
2015年6月25日関西電力株主総会
関電にみる「原発推進は株主の意思」
2015年6月25日関西電力株主総会で提案された議案の議決結果
原発事業者(電力会社)主要株主一覧
巨大金融機関が支配する日本の電力会社(原発事業者)
電力各社 直近3期 経営指標(単独)
電力会社(原子力事業者)の資産
原発資産が異様に大きいのはなぜなのか
総資産の中で原発関連科目が多い

元安橋まで帰ってきてデモ終了。
網野「ところで、九州電力の筆頭株主になったブラックロックってなんなの?
    資料見てびっくりした、運用資産が4兆ドルって・・・」
哲野「ボクもよくわからないけど、ブラックロックは2000年代に入って急成長した投資ファンド。
    運用資産がちょっと半端じゃない。
    世界のGDP合計が72兆ドルと言われている。
    ブラックロックの運用資産は4.5兆ドル。
    だから、もう、比較する相手がアメリカのGDPとかじゃなくて
    世界のGDPなんだよね。
    ちょっとケタが違うよね。」
網野「そんな会社が、なんで九電の筆頭株主に名乗りを上げたんだろうね。」
哲野「ま、普通であれば、信託会社の信託口に預けるだけで、
    名前を出す必要はなかったんだけど今回は名前を出してきた。
    ということは、議決権行使をしますよ、という意思表示。
    だから、これまでとはちょっと違うよね。」
網野「電力完全自由化と関係があるのかしら」
哲野「全くわからない。
    ただ、もう信託口に預けておくだけの段階は過ぎた、ということだろうね。」

という話を終わってから2人でべちゃべちゃと喋っておりました。
以上ご報告いたします。

▽11月20日デモ出発前。真っ暗です。