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伊方原発再稼働反対デモ

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◆画像説明
11月17日伊方デモチラシ表
11月17日伊方デモチラシ裏

◆チラシA4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20121117-A4.pdf
◆チラシA3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20121117_A3.pdf

伊方原発の再稼働を止めよう!デモ
◆日時:11月17日(土曜日)15:00~16:00
◆場所:広島平和公園元安橋東詰~本通り~金座街 往復
主催:伊方原発の再稼働を止めよう!市民ネットワーク・広島

広島市民にはまだまだ中国電力の島根原発や上関原発のほうが
なじみがあり、伊方原発の存在が知られておりません。

島根原発よりもっと近い、ということもあまり知られていません。

広島市民に伊方の存在を広報するデモです。

大飯の次に伊方が有力候補であることも。

大飯原発問題も伊方原発も
私たち広島市民は決して他人事ではありません。

広島2人デモも応援します。

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みなさま
(いくつかのメールにお送りいたします)

先日につづいて失礼いたします。

今日は伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク・広島主催の
伊方原発の再稼働を止めよう!の広報デモが15時からありました。

主催者の原田様からご報告があると思いますが
参加した私からもご報告をいたします。

▽チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20121117_A3.pdf

今日の参加者は4人でした。

原田さん、哲野、網野、ツイッターを見て来てくれた、2人デモによく参加してくれるKさんです。

街はちょうど雨が上がりました。
土曜なので人も多かったです。
明日からえびす講なので屋台の準備も進んでいました。

私が一番最後に遅れていったのですが
集合場所には
原田さん、Kさん、哲野、警察の方、そして秋山さんという脱原発カメラマンが来ていました。

秋山さんやKさんがちょうどここに来る前に見かけたそうですが
幸福実現党が原発推進デモをしていたそうです。
平和大通りを歩いたということですが、詳しい事はわかりません。
それで警備の警官が一人だったのか、とは納得しました。

実は昨晩、広島2人デモのあと、原田さんと合流し
原子力規制委員会の放射線拡散シミュレーションについて延々議論をしました。
「この数字は、どういう意味の数字か」「これは10のマイナス6乗だ」とか計算をしたりしながらグラフとにらめっこしていました。
「対数の勉強をしなおさないといかんなぁ」と言いつつあるていどチラシの内容を決めて別れた後
哲野がグーグルで計算を入れると乗数計算をしてくれることを発見。

それで計算するとフクシマ並みの事故が伊方で起きると原子力規制委員会は
広島は5ミリシーベルト以上(7日間の実効線量)の放射能汚染をする、というシミュレーションをしていることがわかりました。
<原子力規制委員会第7回の資料>
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20121024.html

それで急遽、この内容をチラシに反映することにしました。

▽今日のプラカード
使い回しもありますが・・・
1-2
▽プラカード3・4
3

15時になり、デモ開始です。

原田さんがスピーチして歩きます。
「広島から一番近い原発は四国電力の伊方原発です。
 広島から直線で100キロ。瀬戸内海を挟んで佐田岬半島にあります。
 先月の原子力規制委員会が、フクシマ事故並みの過酷事故が起きたらというシミュレーションを発表しました。
 それによると、広島は5ミリシーベルト以上の被曝線量になります。
 チェルノブイリ事故の基準で言えば避難対象のレベルです。」

結構注目を浴びます。

本通り中ほどで網野にマイクが渡りました。
「今、大手スーパーなどに、厚生労働省や食品安全委員会が作成したパンフレットが置かれています。
 食べ物と放射性物質のはなし」というパンフレットです。
 その最初に出された厚労省が作成したパンフレットに
 「基準値以下の食品はずっと食べ続けても安全です」と書かれています。
 これは嘘です。
 基準値は安全値ではありません。被曝許容上限値です。
 原発推進の科学者、ICRPの科学者も含め、世界中の科学者は
 「放射線被曝に安全量はない」と一致した見解を出しています。
 絶対に「安全」ではないのです。
 人それぞれに体質もあり、放射能に弱い人もいます。
 また、子どもは大人にくらべ100倍から1000倍もリスクが違うと言われています。
 絶対に安全ではないのです。
 みなさん、『放射線被曝に安全量はない』、これが世界の科学者の共通見解だということを覚えておいてください。」

チラシは今回、あまりとる人も居ないだろうと思い30部ほど用意していきましたが
折り返しに来ると
Kさん「チラシ、もうありませんよ?」

聞けば取りに来る人が多かったそうです。

哲野にマイクが渡ります。
「広島から一番近い原発は四国電力の伊方原発です。
 広島から直線で100キロです。
 福山市に原発があるようなものです。」と連呼しました。

そうです、これを理解してもらわないといけません。
広島の市民はたった100キロのところに原発があることを知らない人が多いのです。

街は遊びモードなのに
本当によくプラカードをみてくれましたしスピーチを聞いてくれたと思います。
「うるさいなぁ迷惑だなぁ」という感触はありません。
昨日の今日、というのもありますが商店街で働いている人の中には
デモが近づくと、よけてくれる人も出てきました。

哲野によると商店街で働いている人で、明らかにチラシを持ってくるのを待っている人が現れました。
(というのも、チラシを取りに店から出られないからです。)
今日は3人しか渡せなかったようですが、
「読んでいただけますか?」と言って渡すと
「読ませていただきます」と言って3人とも受け取ってくださったとのことです。
3人とも年配のご婦人でした。

デモが終わって警察にお礼を言って・・
警察「チラシ1枚もらえませんか?」
原田さんが自分の資料用に持っていたグシャグシャの1枚しか残っていません。
それをお渡しすると丁寧に伸ばして折りたたんで持って帰っていかれました。

その後立ち話になりました。

秋山里央さん(りおと読むんだそうです。)に
哲野「珍しいお名前ですね。どなたがお付けになったんですか?」
秋山「母です。ブラジルのリオデジャネイロにいたもので・・・」

秋山「こういう脱原発デモを300件近く撮影しています」

秋山さんのwebサイト
http://www.youtube.com/user/rioakiyama

哲野「なぜ?」
秋山「大手マスコミが全く報道しませんから。これは僕がやろうと思ってはじめたんです。
    それと政府が子どもたちの健康のことを全く考慮していない。
    これを知って愕然としたことも大きな動機です。
    昨日は川崎で今から宮崎に行きます」
哲野「お金がかかるでしょう」
秋山「今年もう200万くらい使いました。
    みなさんがカンパしてくれてます。
    機材も結構かかりますので・・」
哲野「そうですよねえ。市民グル―プが財政基盤をしっかりしてあなたのような人に
    経費だけでも負担ができるような仕組みを早くつくらなきゃいけませんね。
    ヨーロッパの市民グループと比べると、決定的に弱いところですね。
    ひとつ質問があるんですけど、
    それだけいろんな運動をみておられたら
    市民運動についてご意見をお持ちだと思いますけど
    肯定的に見るんじゃなくて、批判的に見た時、どんなご意見をお持ちですか?
    ぜひとも聞いてみたい。我々の運動の改善のために。」
秋山「あります!いっぱいあります!(網野:こういう話がしたかったんだろうなぁ・・目が嬉しそうでした)
    第一に、団体旗を持ち込むのは駄目です。若者が引きます。」
哲野「?」
秋山「市民運動の中に、政党や労働組合などの組織が入っていく、という意味です。」
哲野「政党や組織の宣伝や拡大に利用されるということを警戒するんでしょうかね」
秋山「私は若いので知らないのですが、政党や組織のデモというと警察との対決イメージがある。それで引いていくんだと思います。
    2番目に一つのデモで色んなことを言うのはあまり支持を得られていない。
    反原発デモなのか、オスプレイ反対デモなのか、TPP反対デモなのか
    それははっきり狙いを絞って運動すべきでしょう。
    一般市民の人たちと市民運動参加をしている人たち、間には大きな認識の落差があります。
    反対、反対と言ったってまず、何に反対なのかわからない。
    一般市民の人たちはまだまだ関心が薄い。
    その薄い関心に訴えていくためには狙いを絞ったデモや運動じゃないといけないと思うんですが・・・
    僕は本業はCMディレクターなんですけど
    CMを作るときでも狙いをキリキリに絞って訴えて行きますよね。
    訴求をしていく、そして理解を求めていく、この姿勢が足りないのかなとも思います。」
哲野「要するに市民運動をする側が、内部自己完結的に終わるのか、
    それとも一般市民に積極的に訴えていこうとするのか、そこが分かれ目ですよね」
秋山「ええ、そういうことになりますね。要は誰に向かって訴えていくかという点ですね。
    その意味で今日のデモは私には非常に新鮮でした。」
哲野「?」
秋山「伊方原発の危険性について、的を絞ったデモでしたから。
    あまり見たことのないタイプのデモですね。」
原田「厳密には私たちのデモはデモじゃないんですよね。
    街頭広報宣伝なんですよね。
    最初に町に出た時に気が付きました。
    伊方原発再稼働反対と言っても、誰も伊方原発を知らない。
    ぽかーんとしている。
    それでまず伊方原発とはなにかを周知広報しないと話にならない。
    それで今の形になったわけです。それでアナウンスも伊方の事を知っていただくための市民広報宣伝隊です、と言っています。
    広島から一番近い原発は四国電力の伊方原発なんだ、と。わずか100キロしか離れてないんだと。
    ここは通常運転でも大量の放射能を瀬戸内海に放出している。
    フクシマ並みの事故でも起こせば、5ミリシーベルト以上の被曝を広島市民がしてしまう。
    このことをしっかりわかったうえで、反対だの、再稼働だのと話をしないと永久のすれ違いになってしまう。
    これに気が付いたわけですよ。
哲野「大間原発にも行かれたんでしょ?現地の反応はどうですか?」
秋山「ええ、行きました。大間っていっても小さい漁村ですから、反応はないですよね。
    漁民の方の中には大間原発賛成の人もいます。」
哲野「しかしそこで捕れた魚は放射能に汚染されてるんですよ?」
秋山「そんなことは知らないんですよ。原発はクリーンエネルギーだと思っている。対岸の函館は大反対なんですよ。」
哲野「あそこは市長みずから大反対ですよね。」
Kさん「函館市は原発反対に予算をつけたんですよ。2500万円(訴訟準備費)」
哲野「それは知らなかったなぁ。」
網野「原発に対する認識、それがいかに危険か、放射能がいかに危険か
    この認識を一般市民共有の認識にしないとヨーロッパのようにフクシマ事故のあと
    すぐに原発停止、段階的解消、という風に政府が動かないですよね。
    市民のパワーが違うということでしょう。ヨーロッパと比べて。」

色々お話しましたが、長くなるのでこのへんで。

以上ご報告でした。