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第69回広島2人デモ 10月11日告知

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第69回チラシ

  • A4版
  • http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20131011_A4.pdf

    • A3版
    • http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20131011.pdf

      みなさま

      毎度お騒がせしております。
      第69回広島2人デモの告知をさせていただきます。
      10月11日18時~いつも通り元安橋東詰め(花時計前)を出発し
      本通り・金座街・胡町通りを歩きます。

      チラシが出来ました。
      今日のチラシタイトルは
      「汚染水だけではない…
       第2苛酷事故の危険が去らない福島第一原発」
      です

      トピックは

      1.2011年12月野田政権『冷温停止状態宣言』から
        一歩も改善していない福島第一原発
      2.汚染水はなぜ発生するか?
      3.未だに「安全基準」「安全審査」と言い張る電力会社とマスコミ
      4.新規制基準の問題点-「大きな犠牲の前には小さな犠牲はやむを得ない」

      の4本です。

      宜しかったら読んでください。

      今明け方4時半ですが、広島は土砂降りの雨です。
      もし参加いただける方がいらっしゃいましたら
      雨の場合は濡れないよう
      アーケードからご参加いただけると嬉しいです。

      では歩いて参ります。

      網野

第68回広島2人デモ 10月4日報告

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みなさま

毎度毎週お騒がせしております。
第68回広島2人デモのご報告をいたします。

今日の参加者は4人でした。
哲野、網野、じゃけえさん、Kさん。

まず最初に、今回の反応からお知らせします。
今日のチラシの売れ行きは全くよくありませんでした。
40部用意して売れたのが22部
プラカードはよく見るのにチラシを差し向けると拒むと言う人が多かったようです。

Kさん「去年の今頃の感覚です。無関心を装って、こういう話を聞きたくないという。
    久々のアウェイ感です」
哲野「でもプラカードは凝視するんだよね」
Kさん「「自分が被害者になる事は気になるけど、自分が加害者になる事は聞きたくないんだよ。」
哲野「当たってると思う」
じゃけえ「私のところにチラシを取りに来た人、1人いましたよ。」
Kさん「私も3人」
哲野「僕のところにも2人いた。
    みんな聞きたくないことなんで、半分予想通り半分期待外れ
    でもいつかはやらなければいけないと思っている。
    これからも時々はやろうと思う。」

大衆を責めるのは戦術としても戦略としても誤りのように見えます。
新聞も本当は一般大衆を責めたいこともあるでしょうが
これはタブーです。
大衆は冷ややかに眺めたり、責めたりすることは好みますが、
自分達が加害者となる話はなかなか受け入れません。
ここが大きな分かれ目になります。
しかし、大衆批判をやらなくてはなりません。
私たちの自己批判を含めて時々は私たち自身に責任があることを
再認識することは必要だと思います。

関心はあるが、どこか拒絶する。
みんな心のどこかにトゲみたいなものが刺さっているんだと思います。

あと、観察していると
「福島のことはあまり聞きたくない」
「余所事」という雰囲気も若干あったような気がします。
汚染水だけがマスコミでクローズアップされてて、
放射能がまだ大量に出ているということが忘れられ
福島や関東圏の被曝が原因としか思えない健康損傷がたくさんでているのに
報道されないために多くの人が「伝わってこないから大丈夫なのかも」と思っているようです。

「福島原発事故はあとは汚染水の問題だけ」というのイメージが作られているような気がしました。
というのもデモ中、居酒屋に入る若い男性2人組みが
デモを差して「まだあんなことやってる・・・」と言いながら入っていくのを
哲野が目撃しました。

多くの人がプラカードを見るのに、チラシを取らない
スピーチを聞いているのに、チラシを取らない

そんな感じの街の雰囲気でした。

さてデモの報告です。

集合場所に行くと、あんまり見ない雲の流れで空が美しかったです。
会社帰りのサラリーマンも携帯を取り出してパシャリと映していく人が何人もいました。

で私もご多聞に漏れず写真を撮っていると
サラリーマンのおじ様が同じように撮っていたので
哲野「綺麗ですよねえ」
男性「原爆の子の像のところで撮ると、もっといいですよ」
と少し立ち話をしました。

警察の方が登場して指令書の確認をし
やっぱり「今日の空は綺麗ですよねえ・・・」という話題に。
チラシの説明をしているとじゃけえさん登場。
しばらくして音楽が鳴りました。
出発です。

第68回チラシ
▼A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20131004_A4.pdf
▼A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20131004.pdf

今日のトップバッターはじゃけえさんです。

じゃけえさんは「100人の母たち」写真展に行ったことに触れました。
▼「100人の母たち in Hiroshima」
http://on.fb.me/1fT2z16

じゃけえ「原発事故を受けて避難してきたお母さんたちの写真展です。
     写真にはお母さんと小さいお子さんが映っていました。
     その横にはお母さんたちが「原発はいらない」と訴える文章が添えられていました。
     その中にはわが子に「ごめんね ごめんね」と何度も謝っていました。
     原発問題を放置していたばっかりに次世代の子どもたちに
     原発事故が起こった日本が当たり前の世界を遺してしまったことに対する
     謝罪が込められていました。

     私たちが今考えなければ未来への加害者になってしまいます。
     原発事故が起こった日本が当たり前の日本を遺してしまったことへ
     反省し、これからどうしていくのかと考えなくてはいけません。
     今この判断を誤れば次世代に恨まれる世代になってしまうのではないでしょうか。」

そして決して福島の問題は他人事ではない、広島も一番近い原発である愛媛の伊方原発が
再稼働最有力候補だとスピーチしました。
そして「結・広島」が行っている署名に賛同していただける方はご協力を、と呼びかけました。

▼結・広島
http://hiroshima-net.org/yui/

次にマイクは哲野に渡りました。
ここでKさんが合流しました。

哲野「もし私たちがいま出ている放射能に
    無関心であったり、傍観者を装っていたり
    あるいは目先のわずかな利益に目がくらんで
    原発推進に手を貸したり
    そういう態度をとるならば
    次世代、次々世代の人たちは
    私たちをもしかして加害者と呼ぶかもしれません。

    無関心でいい、状態に全く抵抗しない、原発推進をここまま進める
    この状況を黙って、手をこまねいて見ているだけならば
    次の世代の人たちからは、『加害者』と呼ばれても
    仕方がないかもしれません。

    もちろんこの加害、無作為の加害です。
    そうしようと思って犯した犯罪ではありませんが
    しかしそれは、一種の犯罪であり、加害です。

    加害者と被害者は、極限状態においては紙一重です。
    いつまでも私たちは被害者ズラをしているわけにはいきません」

とスピーチしました。
次にマイクはKさんに渡ります。

Kさん「放射能によって福島に住んでいる人たちは家庭を壊され
    人間関係を壊され、健康にまで被害が及んでいます。」

と訴えました。
マイクは再びじゃけえさんへ。
じゃけえさんは1回目と同じようにスピーチし

じゃけえ「国の言う事、マスコミの言う事だけを信用しないでください。
     自分の信用がおける情報に自ら当たってください。
     その情報を見て自分の判断を下してください。
     人の言う事だけを鵜呑みにしないでください。」

と周りに語りかけました。
次に哲野にマイクが渡り

哲野「今のスピーチでマスコミだけを信頼しないでくださいという呼びかけがありました。
    福島原発事故で「日本のマスコミはおかしいんじゃないか」と思われた方も多いと思います。」

そしてそのおかしさは日本のソフトな言論統制(マスコミの自主規制)にあること
その体制は戦前から続いていること
その経緯説明をしデータを挙げてスピーチしました

哲野「日本のマスコミは新聞大手5社
    朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞
    この全国紙5社に、地方紙約5~60紙、それに共同通信という一種の国策通信会社によって
    日本の情報はいままでコントロールされていました。
    先進国において日本ほど日刊紙の少ない国はありません。

   通常言論の自由のある国では、新聞の数は増えていきます。
   それは多様な主張、多様な見方をその社会が受け入れているからです。
   日本はそうではありません。

   例えば私たちが言論の自由がないと非難している中国は有力な新聞だけでも約1000紙あります。
   地方の小さな新聞を集めると、ゆうに1万はあります。
   また、民主主義のゆりかごといわれるアメリカでは新聞社の数は激減しましたけど
   いまでも約1400の新聞がアメリカ全国にあります。

   今お配りしてるチラシに一点だけデータを挙げておきました。
   各国の一紙あたりの平均発行部数です。
   通常、民主的な運営がされている国では、一紙が何十万部も出せるわけがありません。
   だいたい1紙平均5万部がいいところです。

   言論統制の国、日本では1紙あたりの平均発行部数は46万部です。
   もちろん世界でダントツです。
   最も影響力のある新聞、例えばニューヨークタイムズは今現在発行部数100万弱
   ワシントンポストは50万
   アメリカで100万とか50万とかいう新聞は大新聞です。
   アメリカで一番多い日刊紙はウォール・ストリート・ジャーナルで約200万部です。
   それに遅れて全国紙のUSA today、これが約200万部弱
   その他は100万部を超える新聞はかつかつ超えるニーヨークタイムス、
   あとはありません。
   これが当たり前です。

   しかし日本は読売新聞が997万部。
   旧ソ連の最盛期、共産党機関紙プラウダが1500万部でしたから
   今の読売新聞は共産党プラウダに迫りつつあります。
   こんなバカな数字が出るわけがありません。
   2位の朝日新聞は約800万部。
   世界の1位と2位と読売新聞と朝日新聞がダントツで占めています。

   1紙あたりの平均発行部数が日本に次いで2番目に多いのは北朝鮮です。
   しかしその北朝鮮も1紙あたり35万部。
   日刊紙が15しかありませんから当然1紙あたりの数字が大きくなる。
   その言論統制の国、北朝鮮をさらに上回るのが日本です。」

そして体制に組み込まれたマスコミによって誘導されている、
私たちはいまソフトな言論統制の中にある、充分注意しましょう、と解説し警戒を呼びかけました。

次にマイクが渡ったのが網野です。

網野「先ほどスピーチした人が、新聞やメディアの情報に気を付けてくださいと申しましたが
    何を気を付ければいいのかと思います。
    その際、5W1Hを頭に浮かべながら情報を読むといいと思います。
    いつどこで、だれがなにをどうした、と
    (それはなぜか、がスピーチから抜けていた)
    そうすると、『あれ?これ裏がないな』と眉唾な情報とそうでない情報がわかると思います。」

そして100人の母たち写真展のことや福島から放射能は出続けていることに触れました。

元安橋に帰ってきてデモ終了。
感想は最初に書いた通りです。

そのあと珍しく立ち話をやめて、哲野がコーヒーを飲みたいとせがむので
4人で近くのコーヒーショップに入って感想を言い合ったりして長話をしました。

以上ご報告いたします。

◆以下、全文スピーチです◆

◆じゃけえさん

ご通行中のみなさま、商店街のみなさま、お騒がせしております。
毎週金曜日恒例の広島2人デモです。

それぞれが原発に反対したい一心で個人的な意思を持って集まり
みなさんに知っていただきたい内容をスピーチしながら歩いております。
少しでも耳を傾けていただけると幸いです。

毎回チラシをお配りしております。
原発問題について考える際、是非参考にしてみてください。
チラシはwebでもご覧いただけます。
広島2人デモで検索してみてください。

広島で「100人の母たち」という写真展が開催されました。
原発事故を受けて避難してきたお母さんたちの写真展です。
写真にはお母さんと小さいお子さんが映っていました。
その横にはお母さんたちが「原発はいらない」と訴える文章が添えられていました。
その中にはわが子に「ごめんね ごめんね」と何度も謝っていました。
原発問題を放置していたばっかりに次世代の子どもたちに
原発事故が起こった日本が当たり前の世界を遺してしまってしまったことに対する
謝罪が込められていました。

原発問題に関して無関心でいることは次の世代に負債を遺すということです。
原発事故が起こった日本が当たり前の日本しか知らない子どもたちが
これからずっと増え続けるということです。

私たちが今考えなければ未来への加害者になってしまいます。
原発事故が起こった日本が当たり前の日本を遺してしまったことへ
反省し、これからどうしていくのかと考えなくてはいけません。
今この判断を誤れば次世代に恨まれる世代になってしまうのではないでしょうか。

原発問題を放置しておくことは
被災した人たちの問題は他人事ではありません。

広島から一番近い愛媛にある伊方原発で福島のような苛酷事故が起これば
私たちは広島には住めなくなってしまいます。
日本の原発は事故を起こさないことを前提に稼働してきましたが
福島原発で事故は起ってしまいました。
事故が起ってからは、日本の原発は、事故はおこるものということが前提で再稼働されます。
私たちの住む広島から一番近い四国にある伊方原発は今停まっていますが
日本にある原発の中で再稼働最有力候補となっています。

伊方原発再稼働を容認することは
私たちの住む広島から一番近い四国の愛媛にある伊方原子力発電所で
事故が起こっても構わない
事故が起こったら広島で築き上げたものを全てすてて
避難しても構わないと言っているのと同じです。

広島市議会に伊方原子力発電所、再稼働反対の決議を求める
賛同する広島市民1541名の署名とともに提出しました。

この請願は現在閉会中継続審議となっております。
署名は追加で提出することが可能です。
伊方原発再稼働反対に賛同される方は御署名のご協力を是非宜しくお願いいたします。

国の言う事、マスコミの言う事だけを信用しないでください。
自分の信用がおける情報に自ら当たってください。
その情報を見て自分の判断を下してください。
人の言う事だけを鵜呑みにしないでください。

◆哲野

金曜日のお勤め帰りのところお邪魔します。
広島2人デモ、毎週金曜日原発や被曝の問題をみなさんにお知らせしながら歩いております。
そろそろ1年半になりますか。

福島原発事故が起きて2年半経過しました。
2011年3月以降に生まれた子どもは2歳から3歳になります。
放射能の危険については様々なことが言われていますが
放射能ができるだけ少ないものを摂取すると言う点では
推進派も反対派も、放射能は安全だと言っている人含めて
異論はないと思います。

福島原発事故後に生まれた子どもたちは
生まれながらにして自分の食べるものを気を付けなければなりません。
福島県に住んでいる子どもたちは
外で遊ぶ時間も制限して暮らすことが当たり前になっています。

原発事故である意味私たちの生活は一変したんだと思います。
比較的福島原発事故の影響を重く受け止めていないこの広島でも
スーパーマーケットに行かれた時、やはり多くの人が
産地の表示であるとか、きのこはヤバいとか
そういう事を気にして買い物されていると思います。
そういうことは決して、私たちの普通の生活ではありませんでした。

しかし福島事故後に生まれて1歳、2歳、やがて3歳になる子どもたちは
自分の食べるものを気を付けるのが当たり前の生活です。
放射能で自分の健康がいつかは害されるのではないか
そういう恐怖と闘う一生を送る
そういう生活が彼らにとって普通の生活です。

ある写真集に書かれたその文章を読んでちょっと衝撃を受けました。
私たちたちが当たり前ではないと思っている、今の社会
放射能を気にしながら生きているこの社会は
いま1歳、2歳の子どもにとっては当たり前の社会です。
私たちにとって当たり前でないことが
福島原発事故後に生まれた子どもたちにとっては当たり前の社会なんだと
指摘された時に衝撃を受けました。

何と言う社会にしてしまったんだろうか。

私たちが今まで当たり前だと思っていた世界は
福島原発事故以降に生まれた新しい世代では
当たり前ではない、経験したこともない、
放射能を気にしなくても何でも食べていい、そんな時代があったんだと
彼らは教えてもらって知るでしょう。

福島事故以降の世代と、福島事故以前の世代のギャップが
もう私たちの目の前に現れています。

これから生まれてくる次世代、その次の次々世代の人たちに
どういう言葉を発し、どんな顔で対応したらいいのか
彼らはたぶん私たちに言うだろうと思います。
ちょっとSFの世界の話に似てますが
『あなたがたはなんという世界にしてしまったんだ』
放射能にビクビク、おどおどして暮らす世界が当たり前の社会に
なぜしてしまったんだ、
恐らくこれから20年後30年後に生まれてくる子どもたちは
私たちの世代に向かってそういうでしょう。

もし私たちがいま出ている放射能に
無関心であったり、傍観者を装っていたり
あるいは目先のわずかな利益に目がくらんで
原発推進に手を貸したり
そういう態度をとるならば
次世代、次々世代の人たちは
私たちをもしかして加害者と呼ぶかもしれません。

無関心でいい、状態に全く抵抗しない、原発推進をここまま進める
この状況を黙って、手をこまねいて見ているだけならば
次の世代の人たちからは、『加害者』と呼ばれても
仕方がないかもしれません。

もちろんこの加害、無作為の加害です。
そうしようと思って犯した犯罪ではありませんが
しかしそれは、一種の犯罪であり、加害です。

加害者と被害者は、極限状態においては紙一重です。
いつまでも私たちは被害者ズラをしているわけにはいきません。
申し上げたように福島原発事故、そこからやってくる放射能
そして社会に新たな放射能を付け加える原発再稼働
これを国策、エネルギー政策、経済政策、原発輸出で経済成長をという
バカバカしいほどわずかな利益に目がくらんで
もしそちらに走るならば、私たちは立派な加害者です。

自分たちが加害者になっている
みなさんちょっと想像してみてください
この加害はいま目の前に見えませんが
20年先、30年先、50年先、私たちの世代は、世代として加害を加えます。

彼らが本来持つべき生存権や安全な生活を壊している
その意味では私たちは侵略者なのかもしれません。
よく考えてみてください。

今のレベルの放射能なら大丈夫なんだ、安全なんだという議論もあります。
極端な例では厚労省が言うように『基準値以内ならいくら食べても安全だ』と言う様な事を
平気で言うお役人もいます。
しかし、みなさんも実はそんな言葉は信じていないでしょう。
放射能は出来るだけ少ないほうがいい
ならばその社会を出来るだけ、放射能の被害、心配を少なくする社会を
次世代に残すべきです。

もし私たちがそれを怠るならば
それは次世代から私たちの世代を『加害者の世代』と呼ぶことになるかと思います。

今お配りしているチラシに今の話を少し詳しく書いておきました。
興味のある方はお手にとって読んでみてください。

◆2回目

今のスピーチでマスコミだけを信頼しないでくださいという呼びかけがありました。
福島原発事故で「日本のマスコミはおかしいんじゃないか」と思われた方も多いと思います。
福島原発事故が起こって1か月、福島事故は大きな事故になっていないという発表を
マスコミはほぼそのまま信用して流していました。
また事故の原因についても東電や政府の発表
一番いけないのは放射能の影響です。
放射能の影響についても政府、東電、厚労省よりの発表をしています。
昨年日本で大きなデモがありました。
しかし多くのマスコミは、ベルギーの自動車工場3000人のデモは伝えるのに
東京都のど真ん中で20万人クラスのデモが行われていることは伝えませんでした。

こうしたことを通じて日本のマスコミはちょっとおかしいんじゃないかと
思った人がいたとおもいます。
そうです。日本のマスコミは、ず~~っとおかしかったのです。

日本のマスコミは新聞大手5社
朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞
この全国紙5社に、地方紙約5~60紙、それに共同通信という一種の国策通信会社によって
日本の情報はいままでコントロールされています。
例えば地方紙はその記事の7割くらいまでが共同通信の配信記事で占められています。
共同通信は社説まで配信していますので、共同通信の社説をそのまま掲載している
地方紙も数多くあります。

私たち地元の中国新聞はさすがに発行部数がトップ10の中にはいっているだけあって
社説は自前で書いていますが、記事の8割くらいまでは
共同通信の配信記事で埋められています。
ですから、全国どの新聞も金太郎飴みたいに同じことを言っているわけです。
本当は共同通信の記事を引用すれば「共同通信」とクレジットを打つ決まりになっていますが
これを真面目に守っているのも沖縄の琉球新報と沖縄タイムスくらいなものです。
他の地方紙はほとんど共同通信のクレジットを入れていませんので
何も知らない人は『地元紙独自の記事』と思い込んでしまいます。

先進国において人口と総発行部数に比較して日本ほど日刊紙の少ない国はありません。
例えば日刊紙、これはスポーツ、業界紙も含めてですが
これらが加盟している日本新聞協会には新聞・テレビ等各社合わせて約130社しか加盟してません。

ですから通常の日刊紙というと70か80しかありません。
例えば私たちが言論の自由がないと非難している中国は有力な新聞だけでも約1000紙あります。
地方の小さな新聞を集めると、ゆうに1万はあります。
また、民主主義のゆりかごといわれるアメリカでは新聞社の数は激減しましたけど
いまでも約1400の新聞がアメリカ全国にあります。

通常言論の自由のある国では、新聞の数は増えていきます。
それは多様な主張、多様な見方をその社会が受け入れているからです。
日本はそうではありません。

一通りの見方がどこの新聞をとっても金太郎飴のように同じことが言われています。
しかしかつて日本も先進国のようにたくさんの新聞があったことがありました。
例えば広島では芸陽新聞をはじめとして地域で読まれている有料新聞は少なくとも8紙はありました。
今広島県では事実上中国新聞1紙だけです。

いつこんな状況になったのか。

それは戦前にさかのぼります。
戦前日本全国には週刊紙、週間新聞ですね、週間新聞を含めて約2000の有料新聞がありました。
各地の人たちがそれぞれ新聞を出して、各地で読まれ 各地で提議し議論する。
そういうのが明治以降長く続きました。
戦前、天皇制政府は、戦争を進めるために様々な産業を国家統制に置きました。
国家統制において、全てを戦争に資源として費やすために国家統制を行いました。
国家総動員体制と呼びます。
様々な学者の見方がありますが国家総動員体制は太平洋戦争が始まる1941年までには完成したとみられています。
一般にこの国家総動員体制を1940年体制と呼んでいます。

軍部は当然国民を戦争に駆り立てなくてはならなかったので
こうした新聞の統合を行いました。
そして約2000近くあった新聞を様々な理由で最終的には70
全国紙5紙、ブロック紙、
ブロック紙と言うのは今で言えば、九州の西日本新聞
名古屋の中日新聞、北海道の北海道新聞
2県以上にまたがって新聞を発行してよろしいという、だいたいその3社、
そして県紙、1県に1紙という体制を進めていき
40年にほぼ完成しました。

この時に今の中国新聞も誕生しています。

日本の新聞は戦争推進にほぼ100%協力しました。
協力させられたという見方もありますが
読売新聞のように進んで協力し、協力する見返りに自分の影響を拡げていくことを
目論んだ新聞もありました。

戦争に負けました。当然戦前の民主主義的な新聞の状態は戻ってくるものだと思っていました。
しかし軍部にとって都合の良い新聞統制時代は、GHQ、アメリカ占領軍にとっても都合が良かった。
ですからアメリカの占領軍も日本を戦前の状態に戻すことをしませんでした。
検閲もやりました。
しかし一番の決め手になったのは新聞紙、新しい新聞社には新聞紙を割り当てない。
割り当てを統制することによって新しい新聞の出現を拒みました。
占領時代は終わりましたが、すでに先行して基盤を作っている大手新聞社に
なかなか新しい新聞社は勝てません。
またときに有力な新聞社が大手出版社から発行されても
それをよってたかって潰すというふうなことも行われました。

こうして現在の新聞のカルテルの体制が出来上がりました。
このカルテルの体制を支えているのが
みなさんご承知のように『記者クラブ制度』と『宅配制度』です。
主要な機関に記者クラブを配置し、その記者クラブで発表された内容だけを
みんな金太郎飴のように報道する。
今記者クラブ制度が残っているのは日本だけになりました。

まったくおかしな制度です。

また新聞各社は料金のカルテルをやっています。
料金のカルテルは新聞紙の購読料がみんな同じであることを申し合わせるというやり方です。
これは独占禁止法違反ですが、公正取引委員会の特例を受けて、法律違反とは今なっていません。
法律違反であろうがなかろうが、カルテルには間違いがありません。

こうして日本の新聞は軍部が作った体制をそのまま現在に継続しているのです。
その新聞が体制の中にがっちり組み込まれていることはいうまでもありません。
従ってみなさんが福島原発事故のあと、
『日本の新聞はおかしいな』
『伝えることと伝えないことがある』

例えば福島復興キャンペーンになるとみんなこぞって書きたてる。
風評被害で福島の人たちが困っている、だから福島産品を食べて応援しようという
キャンペーンになると一斉に書く。

しかし福島現地で放射能被害で小さい子どもが突然死をしている
あるいはお年寄りが心臓が止まっている
様々な健康障害が現れている。

福島現地の新聞は福島民友新聞が今一番有力な新聞ですが
福島民友新聞もこういったことは伝えません。

しかし今はインターネット時代です。
新聞が情報の独占をするのは終わりを告げつつあります。
インターネットは様々な情報も流れます。
中にはかなり眉唾な情報も流れます。
しかし正しい情報も沢山あります。
私たちが新聞やテレビに依存して、この原発の問題や被曝の問題を考えている限り
政府、電力会社、経済界の言うままに動かざるを得ません。

今お配りしてるチラシに一点だけデータを挙げておきました。
各国の一紙あたりの平均発行部数です。
通常、民主的な運営がされている国では、一紙が平均何十万部も出せるわけがありません。
だいたい1紙平均5万部がいいところです。
実際アメリカもそんなものです。
韓国、韓国は新聞の多い国です。
韓国人は新聞大好きで、新聞をたくさん作ってみんな読んでいます。
その韓国も多くて平均5万部くらいです。
申し上げたように日本は言論統制に入っております。
戦前のようにハードな言論統制ではなく、報道が自らの口を縛る、舌を縛る自主規制
私はソフトな言論統制と呼んでいますが
その言論統制の国、日本では1紙あたりの平均発行部数は46万部です。
もちろん世界でダントツです。
最も影響力のある新聞、例えばニューヨークタイムスは今現在発行部数100万弱
ワシントンポストは50万
アメリカで100万とか50万とかいう新聞は大新聞です。
アメリカで一番多い日刊紙はウォール・ストリート・ジャーナルで約200万部です。
それに遅れて全国紙のUSA today、これが約200万部弱
その他は100万部を超える新聞はかつかつ超えるニーヨークタイムス、
あとはありません。
これが当たり前です。

しかし日本は読売新聞が997万部。
旧ソ連の最盛期、共産党機関紙プラウダが1500万部でしたから
今の読売新聞は共産党プラウダに迫りつつあります。
こんなバカな数字が出るわけがありません。
2位の朝日新聞は約800万部。
世界の1位と2位と読売新聞と朝日新聞がダントツで占めています。
人工的に作られた数字です。
正常なジャーナリズムでつくられた数字ではありません。

一紙あたりの平均発行部数が2番目に多いのは北朝鮮です。
しかしその北朝鮮も1紙あたり約30万部。
日刊紙が15しかありませんから当然1紙あたりの数字が大きくなる。
その言論統制の国、北朝鮮をさらに上回るのが日本です。
私たちは言論統制の中に暮らしているんだ
それは非常にソフトな言論統制なので、私たちの日常生活のなかで
気が付かないだけなんだ、
しかし数字は誤魔化せません。
データは誤魔化せません。

データとこれまでの経緯を丹念に追っていくと
私たちが福島原発事故以降の新聞はおかしいな、
どうしてこういうことを大きく扱わないんだ
どうしてこういうアベノミクスや自民党政権のことは大きく伝えるんだ、
様々な答えが出てくると思います。
新聞やテレビ、これは長い間、戦前1940年の国家総動員体制から一貫して言論統制にあった。
お配りしているチラシには簡単にそのいきさつを書いてあります。
どうかお手にとって読んでください。

新聞を信用しないということと、新聞を読まないということは違います。
新聞を読むことは大事です。
しかし頭から新聞に書いてあることを信頼するのは間違いです。
私たちは一定の方向に誘導されていくことになります。

みなさん、気を付けてください。

◆Kさん

いつもお騒がせしております。
金曜2人デモです。
原発の再稼働に反対して歩いております。

みなさんに考えてほしい事があります。
放射能がどのようなものなのか
自分たち、この世界にどのような働きをするものか

みなさんが考える放射能、それはアメリカやソ連が持っている武器に使われているものであり
平和利用と言う名目で発電のひとつの方法になっています。

例えば刃物は人を殺すためにも使えるけれど、料理するためには必要、
だからそれと同じように放射能も使えると考えている人もいっぱいいると思います。

ですが、いくら平和利用といっても、放射能はもともと毒なんです。

包丁は持っていても動かさなければ怪我はしませんが
放射能はそこにあるだけで、周りの空気や、近くにいる人や動植物、
全てに対して悪い影響があります。

東海村で放射性物質が漏れた時に換気してしまった事故がありましたが
平和利用だからと放射能が目にみえないのをいいことに
毒性について考えないことにして、
いますぐ自分の身体に悪影響はないと思い込み
そうやって自分を騙しながら放射能をつかってきていたのに
いざ漏れた時に恐ろしくなって換気してしまったんだと思います。

人間はミスをします。
ミスをしたときに取り返しがつかないものになるのが放射能です。

土地も汚れ、海も汚れ、空気も汚れ、
放射能に汚染された食べ物しかなくなっても
普通に健康に生きていきたい、そんなことは気にしない。
放射能があっても大丈夫、といいながら暮らしつづけることは不可能なんです。

どうかもう一度本当に、放射能が私たちの生活に必要か考えてみてください。
原爆が落とされる前やチェルノブイリ事故の前のように
放射能は人体に影響がないと信じて暮らしていけるほど
私たちは無知ではないはずです。

チェルノブイリ事故によって今でも健康被害で苦しんでいる人たちが
いっぱいいることを無視して、考えないようにして
日本は違う。、大丈夫、そう思って暮らしていくには放射能は危険すぎます。

放射能によって福島に住んでいる人たちは家庭を壊され
人間関係を壊され、健康にまで被害が及んでいます。

これから先自分たちが生きている間、食事のたびに
放射能の心配をする、地震のたびに原発の心配をする
それを自分たちが死ぬまで、これから生まれてくる子どもたちにも
ずっと続けさせるのはおかしいと思います。

本当に、自分たちができることはないのか
放射能が自分たちにとってどういう存在なのかを知ってください。
宜しくお願いします。

◆網野

先ほどスピーチした人が、新聞やメディアの情報に気を付けてくださいと申しましたが
何を気を付ければいいのかと思います。
その際、5W1Hを頭に浮かべながら情報を読むといいと思います。
いつどこで、だれがなにをどうした、と(それはなぜか、がスピーチから抜けていた)
そうすると、『あれ?これ裏がないな』と眉唾な情報とそうでない情報がわかると思います。

先日100人の母たちという写真展に行ってきました。
これは福島原発事故で福島県、東京圏から小さなお子さんを連れて逃げたお母さんたちを撮影した写真です。

東京圏から逃げたお母さんのコメントがありました。
お読みいたします。

(チラシ参照)

好きなヨーグルトも食べられない、牛乳も飲めない
外で遊ぶのは数時間
アイスクリームも食べられない
それが東京圏では当たり前の世界になっているということです。
私たちにとって、原発事故以前に暮らしていた世代にとっては
原発事故がなく綺麗な水、綺麗な空気、綺麗な土
気にしなくてその辺の物を食べる
それは当たりまえの世界でしたが
これからを生きていく世代の人たちにとっては
それは許されないです。

福島から放射能は出続けています。
マスコミが報道しないので私たちは忘れがちになるんですけど
いまだに特に今年の8月以降、放射能度が高くなっています
セシウム137だけで1時間に1000万ベクレルです
通常出てはならない放射能が大量にでていて
当然事故前だったらば大騒ぎになる量が出続けていて
これが日本全国各原発に放射能を計測する装置があるんですが
ここでヨウ素131、福島原発から飛散した放射能が観測されています。
残念ながら九州でも観測されていますので
日本全国うっすらと汚染されていますし
ずっと止まっていません、出続けていますので放射能汚染度が高くなります。

広島から一番近い原発、100キロしかない愛媛県の伊方原発が年内には稼働する勢いです
今私たちは危険にさらされて福島県の人たちを他人事には考えられない
同じ目に遭うかもしれないという状況のなかにいるということをお伝えしておきます。

第68回広島2人デモ 10月4日告知

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第68回チラシ
▼A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20131004_A4.pdf
▼A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20131004.pdf

みなさま

毎度お騒がせします。
第68回広島2人デモ 10月4日の告知をさせていただきます。
いつも通り18時~広島平和公園元安橋東詰め花時計前を出発し
本通り、金座街、胡通りを歩きます。

チラシが出来ましたので宜しければご覧ください。
第68回チラシ
▼A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20131004_A4.pdf
▼A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20131004.pdf

今回のテーマは「未来の世代に対する加害者にならないように…」です。

トピックは
1.私たちは未来の世代への加害者になっているのではないか?
2.ソフトな言論統制の続く日本のマスコミ
3.言論統制しやすいマスコミを巧みに使う原発推進勢力
   ~原子力発電環境整備機構に見る大手マスメディアとの共犯関係~
4.私たちの侵略戦争はもう始まっている

今回「100人の母たち」亀山ののこ著・写真 (南方新社2013年3月2刷)から
著者、亀山ののこ氏の承諾を得て
本からコメントの引用をさせていただきました。

コメントのなかで
「そうか、あなたは原発が爆発した後の日本しか知らずに生きていくのよね」
とわが子に対し語りかけ「ごめんね ごめんね。」と
いままでの当たり前が許されなくなった世界を作った親として一人の人間として
わが子への謝罪があります。

言われてみてはっと気が付きます。
放射能に汚染された日本しかしらない世代がすでに登場していることを意味して
います。

私たちは本当に取り返しのつかない、責任を取りたくても取りきれない
謝っても謝りきれない、とんでもない世界を作り上げてしまいました。

いやだと言わない・無関心・波風を立てない、が招いた結果です。

私たち一人一人は今、未来の世代に対する加害者になったと言えるのではないで
しょうか。

この問題の根幹は戦前へとさかのぼります。
私たちは慎重に正しく「清算」しなければ前へ正しく世界を進めることのできな
いほど
いま岐路に立たされていると思います。

では明日も歩いて参ります。

第67回広島2人デモ 9月27日報告

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みなさま

いつもお騒がせしております。
第67回広島2人デモのご報告をいたします。

参加者は5人でした。
哲野、網野、Kさん、じゃけえさん、原田さんです。
大歳さんは仕事が忙しくて来れないと事前に連絡がありました。

26日が伊方原発再稼働反対の決議を求める
請願の最初の審査日でした。
今日のチラシはその報告がメインで作成しています。

今日はデモ前に、広島市議会議員控室に無所属の馬庭議員を訪ねて
前日の第一回審査会で色々市当局に厳しい質問を浴びせ
問題の本質、すなわち伊方原発3号機再稼働問題は国のエネルギー問題ではなく
広島市民の生活権や生存権問題であることを指摘したことに対して
感謝の気持ちを伝えに行きました。

当日委員会には市役所の主要な幹部や課長級がそろっており
課長級の人の中には問題を新たな視点で捉えて
熱心にメモを取る姿も見受けられました。

まず第1回目としては予想以上の成果かなと思います。

チラシをご覧いただくと良くわかるのですが、
この問題の担当は広島市環境局温暖化対策課で
委員会に対する現状報告を読むと広島市当局はまるっきり
国の下請け機関、伝達機関となりさがっており、
当局は全くその態度を変えませんでしたが
広島市の幹部や課長級全員がこれでいいと
思っているわけではないことも確認できました。

色々情報を探ると、これは市当局の基本姿勢というよりも
自民党安倍政権べったりの広島市松井市長の体質であることもわかってきました。
「市長が新しい方針を出すのならともかく・・・・」
というある幹部のつぶやきがそのことをよく表していると思います。

今日のチラシは署名を頂いた方々(広島市内有権者1542人)に対する報告を兼ねているので
いつもよりもチラシの数を1.5倍の60部にしました。
余ったチラシはみんなに持って帰ってもらい、署名を頂いたところに報告書代わりに
届けてもらおうという計算です。

集合場所に哲野、網野、Kさんと待っているとじゃけえさんが来ました。

音楽が鳴って出発です。

▼A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130927_A4.pdf
▼A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130927.pdf

出発を待っていると、プラカードに目を止めて立ち止まる人もいました。
哲野がチラシを3人ほど渡しましたが
そのうちの一人が広島出身で今長野に住んでいる人です。
女性「伊方原発が広島から一番近いなんて知らなかった。
    広島には知り合いや友達が多いので、皆に伝えます。」
と言ってくれました。

出発して横断歩道で信号を待っていると、プラカードを凝視する方がまたいたようで
Kさんがチラシを差し出すと3人ほど受け取ってくれました。

哲野のスピーチからはじまります。

哲野は広島から一番近い原発、伊方原発の再稼働に反対する決議を
広島市議会に求め、その最初の審議が行われたこと、
当日趣旨説明を行ったことを伝えました。
そして趣旨説明を読み上げました。

(※チラシにも掲載しています。結・広島にも当日使用した趣旨説明資料がアップされています。)
http://hiroshima-net.org/yui/pdf/shushi_setumei_20130926.pdf

哲野「私たちは広島市議会に伊方原発再稼働の反対を決議してくれと頼んでいます。
    それは広島市議会なり広島市、こういう地方自治体こそが
    私たち市民の生命、健康、財産に責任を負う自治体だからです。」

と説明しました。
その次にマイクが渡ったのが、哲野のスピーチ中に到着した原田さん。

原田さんは伊方原発が苛酷事故の可能性を孕んだまま再稼働されること
原子力規制委員会は安全基準を作ったのではなく規制基準を作ったこと
この基準に適合しているからといって安全が担保されるわけではない
「安全審査」ではないことをスピーチしました。

4月3日の原子力規制委員会の議事録と記者会見で「安全基準」「安全審査」ではないことを確認できます。
原子力規制委員会 2013年4月3日会議から
▼会議議事録
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/20130403-kisei.pdf
(P32Pあたりから)
▼記者会見速記録
http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/20130403sokkiroku.pdf

そういえば、先日、愛媛の八幡浜で菅元首相が講演した時に
つい「安全基準」と口を滑らせました。
あとで網野が菅さんの秘書に
網野「あれはマズイですよ。規制基準ですからね」
秘書「いや、つい口滑らしちゃったんだと思います。いつもはちゃんと『規制基準』と言っているんですがね。
    国会でも、電力会社の人を呼んで色んな議論をするんだけども
    電力会社の人はがんとして『安全基準』『安全審査』という言葉を使い通しますよね。」
哲野「いやもう、狙いは明らかですよ。
    『安全基準』に通ったらその原発は安全だとお墨付きを得たと一般に思い込ませたい。」

今後『安全基準』『安全審査』という言葉を使う人は電力会社の回し者だと思ったらいいと思います。

次にマイクが渡ったのがじゃけえさんです。

じゃけえ「事故が起れば周辺の住民は避難するように、という基準が作られました。
     広島から一番近い愛媛の伊方原子力発電所で苛酷事故が起れば
     私たちは広島に住めなくなってしまいます。
     広島で築き上げたものを全て捨てて避難しなさいと言われています。
     再稼働を容認することは、事故が起っても構わない
     広島を捨てて逃げても構わないと言っていることと同じです。
     意思表示をしなければ再稼働に賛成するととられても仕方のない事です。」

と訴えました。
そして、審議を傍聴したじゃけえさんの報告がはじまりました。

じゃけえ「請願者は伊方原発問題はエネルギー問題ではなく
     広島市民の生活権、生存権の問題であり
     広島市議会の役目は広島市民の安全、生命、健康、財産を守ると訴え
     伊方原発再稼働反対決議を求めたのに対し、
     広島市当局は原発問題はエネルギー問題であり
     国のエネルギー問題を見直しを見守る、と対応しました。

     この返答はポイントがずれています。
     原発への不安に対する配慮はありませんでした。
     エネルギー問題だとお考えのようですが福島原発事故から2年半経ち
     今現在日本にある原発は一基も動いておりません…

     …電気のためにつくられた原発ですが
     電気が足りている今、必要もなく、ただ危険な存在となりました。
     なぜ必要のない原発を再稼働させたいのでしょうか?
     是非考えてみましょう。」

と報告し、請願は継続審議になり署名を続行しますと
協力をよびかけました。

次にマイクが網野に渡ります。
網野も請願審査に記録係として傍聴していたので報告します。

網野「請願を出した時にまず私たちは自民党の議員さんのところにいきました。
    すると自民党の議員さんは、
    『党の方針で、我々は動いているので、こういったものは賛同できんのんじゃ』という様な事を言われました。
    つまり私たちの市民の暮らしを守る市議会員としているはずなのに
    市議会員の役割よりも、自民党本部の方針に従わなくてはならないと言われて
    残念ながら自民党を後にしました。」

市議会員としての第一義を守らないと平然と言い放った議員さんでした。
しかし実は後になってわかったことですが自民党議員さんにも色んな方がいます。
こういう方ばかりではありません。
自民党本部の締め付けよりも、広島市議会として責任を果たそうという人もいるようです。

そして市の見解を述べた「環境局温暖化対策課」の発言について触れました。

網野「…そして質疑になった際、びっくりしたんですけども
    安全基準と言う言葉を用いていました。
    それも国の動きとして書いてあるのが、国の動きではなく
    第二次自民党安倍政権の動きで、しかも安倍首相の発言がほとんどでした。
    ▼
    http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20130926_kankyou.pdf

    安全基準という言葉を指摘されてもがんとしてあらためません。
    これは原子力規制委員会が言うように安全基準ではありません。
    この基準を満たせば安全だと思われては困るというので、
    安全基準から規制基準にわざわざ名称を変更しています。」

そしてどうかこの問題をいっしょにかんがえてほしいと訴えました。
次にマイクが渡ったのはKさん

Kさん「もしも道を歩いていて、向こうから暴走している車が来たとき
    その時あなたは危ないと思いますか?仕方ないと思いますか?
    放射能はもしも原発の事故が起きた時
    その誰ものってなくて暴走してくる車のように
    人がいるとかいないとか、全く気にしないで走ってくる車と同じなんです。」

と語りはじめ、
Kさん「福島の子どもたちの尿検査がはじまりました。
    9人中7人の子どもから放射能が検出されたそうです。」

そして健康被害は白血病や甲状腺がんやがんばかりではない
いろんな健康被害がある、そしてそういう人たちが増えていると訴えました。

Kさん「地震のたびに原発の心配をする、食事のたびに汚染の心配をする
    そういう生活を死ぬまでずっと
    死んだ後も自分たちの子どもや孫、新しく生まれてくる人たちに
    そういう心配を続けさせるのはおかしいと思います。
    そういう心配をさせないようにするにはどうすればいいか
    今の大人たちが考えるべきだと思います。」

そして哲野にマイクが再び渡ります。
哲野はいまさかんに「放射能の健康影響は4~5年後から発症する」という言説を
資料と批判データを元に反論しました。

哲野「ICRPは何を根拠にこういうリスクモデルをつくっていったのか?
    実はICRPのリスクモデルの根拠となっているのは
    広島長崎の原爆被爆者の調査なんです。
    Life Span Study 頭文字を取ってLSSと呼んでいます。

    このLSSが正しい研究であるならば、
    ICRPのリスクモデルもかなりの範囲で正しいリスクモデルだということもできますが
    LSSそのものに放射線被害の影響研究と言う意味では
    様々な問題があり、古くからその問題は指摘されていました。

    LSSは外部被曝しか調べていません。
    しかもLSSが対象とするのは1950年1月、原爆が落ちてから4年半経った生存者が対象です。
    原爆が落ちて1949年12月までに亡くなった被害者は対象の外です。

    ですから、広島長崎の研究によって、
    被曝後4年から5年経ってがんが発症するというこの主張は
    被曝後4年から5年経って生きている人ががんを発症するという意味合いです。
    しかしICRPのリスクモデルを使う人たちはこの言説を悪用しています。
    実際には被爆直後から低線量レベルでの放射線健康影響は現れているにも関わらず
    『被曝後4年から5年後に障害が現れる、
    従って2年ぐらいたって出てきた甲状腺がんは放射線被曝の影響ではない』
    これは言葉のトリック、ごまかしというものです。」

元安橋に帰ってデモ終了。
警察にお礼を言ってお別れしました。
チラシは60枚用意しましたが、全て帰りの途中でなくなったそうです。

見ていると色んな人がチラシを取ってくれました。
若い人も、男性も女性も。
金髪のイケイケなお姉さんもチラシを取ってくれたそうですし
商店街のお店の人もとってくれました。

全員「今日の反応は凄かった!」
Kさん「デモの最初からですよ」

プラカードを凝視する人も多ければ、往復の間、関心を持って聞いている人も多かったです。
私もスピーチ中、3~40歳代の男性が数人じっと立ち止まって聴いているのが見えました。
目があっても真剣な表情で聞いていて、視線を逸らしませんでした。

以上ご報告いたします。

▼以下全文スピーチです。

◆哲野

毎度毎週お騒がせします。
毎週金曜日、この時間帯に歩いております、広島2人デモです。
現在は4人で歩いています。

広島から最も近い四国電力伊方原発の再稼働を求める市議会決議、
これは請願という形で求めておりますが
これを取り上げるかどうかの審議が昨日行われました。

その趣旨説明を読み上げます。

(※チラシにも掲載しています。結・広島にも当日使用した趣旨説明資料がアップされています。)
http://hiroshima-net.org/yui/pdf/shushi_setumei_20130926.pdf

私たちは広島市議会に伊方原発再稼働の反対を決議をしてくれと頼んでいます。
それは広島市議会なり広島市、こういう地方自治体こそが
私たち市民の生命、健康、財産に責任を負う自治体だからです。
その意味では国も県も本当に真剣になって広島市民の健康や安全を守ろうとはしてくれていません。

このところ広島市役所に通って色んな人と話をしていますが、
確かに広島市の幹部たちは国の下請け機関として
唯々諾々と国の方針に従って動いている幹部たちも実は
広島に住む一人の居住者です。

本当に問題を真剣に考えてくれるのは、東京や大阪に住んでいる人ではありません。
私たち同じ広島に住んでいる人間が、原発の危険を考えることができるはずです。
国の下請け機関として働いてる広島市の幹部たちも
やがては変わっていくと思います。

◆2回目

放射線被曝100mSv以下は健康に害はない、もしくは害があるという科学的証拠はない
甲状腺がんが発症したけれども福島原発事故から2年経っているので
今までのリスクモデルからすれば放射線被曝による健康損傷ではない
こういう議論をお聞きになったことがあるだろうと思います。

こういう議論がどっから生まれているのかというと
国際放射線防護委員会、ICRPが作っているリスクモデルに基づいた議論です。

それではICRPは何を根拠にこういうリスクモデルをつくっていったのか?
実はICRPのリスクモデルの根拠となっているのは
広島長崎の原爆被爆者の調査なんです。Life Span Study 頭文字を取ってLSSと呼んでいます。

このLSSが正しい研究であるならば、
ICRPのリスクモデルもかなりの範囲で正しいリスクモデルだということもできますが
LSSそのものに放射線被害の影響研究と言う意味では
様々な問題があり、古くからその問題は指摘されていました。

広島長崎の原爆被害者の健康損傷データが
現在もなおかつ放射線被害、健康影響のデータとして使われていると言うのは
みなさん驚かれるかもしれませんが
これは事実です。

LSSは外部被曝しか調べていません。

しかもLSSが対象とするのは1950年1月、原爆が落ちてから4年半経った生存者が対象です。

原爆が落ちて1949年12月までに亡くなった被害者は対象の外です。

ですから、広島長崎の研究によって、
被曝後4年から5年経ってがんが発症するというこの主張は
ICRPは何を根拠にこういうリスクモデルをつくっていったのか?
実はICRPのリスクモデルの根拠となっているのは
広島長崎の原爆被爆者の調査なんです。Life Span Study 頭文字を取ってLSSと呼んでいます。

このLSSが正しい研究であるならば、
ICRPのリスクモデルもかなりの範囲で正しいリスクモデルだということもできますが
LSSそのものに放射線被害の影響研究と言う意味では
様々な問題があり、古くからその問題は指摘されていました。

広島長崎の原爆被害者の健康損傷データが
現在もなおかつ放射線被害、健康影響のデータとして使われていると言うのは
みなさん驚かれるかもしれませんが
これは事実です。

LSSは外部被曝しか調べていません。

しかもLSSが対象とするのは1950年1月、原爆が落ちてから4年半経った生存者が対象です。

原爆が落ちて1949年12月までに亡くなった被害者は対象の外です。

ですから、広島長崎の研究によって、
被曝後4年から5年経ってがんが発症するというこの主張は
被曝後4年から5年経って生きている人ががんを発症するという意味合いです。
しかしICRPのリスクモデルを使う人たちはこの言説を悪用しています。
実際には被爆直後から低線量レベルでの放射線健康影響は現れているにも関わらず
被曝後4年から5年後に障害が現れる
従って2年ぐらいたって出てきた甲状腺がんは放射線被曝の影響ではない
これは言葉のトリック、ごまかしというものです。
しかしICRPのリスクモデルを使う人たちはこの言説を悪用しています。
実際には被爆直後から放射線健康影響は現れているにも関わらず
被曝後4年から5年後に障害が現れる
従って2年ぐらいたって出てきた甲状腺がんは放射線被曝の影響ではない
これは言葉のトリック、ごまかしというものです。

実はチェルノブイリ事故のときに同じ手が使われました。
チェルノブイリ事故でも4~5年たって健康被害が増加したといわれていますが
現地の様々な研究や疫学研究では、すでに事故直後から大きな放射能影響が現れております。
有名なところではヨウ素ショック
これはチェルノブイリ事故が起って1年以内に子どもたち、とくに幼児が
緊急の心臓病や呼吸器系疾患を起こした、激増した時期を
ヨウ素ショックと言う言葉で呼ばれているように
放射線影響は被曝後すぐに現れてくるものです。

私たちは広島長崎の原爆影響研究に基づくLSSに基づくリスクモデル
低線量内部被曝は健康に害があるという証拠はない、
この持って回ったいい方は、要は被曝は低量であれば大丈夫よ、と
こういうことを言いたいわけですが、
このことを私たちは放射能安全神話と呼んでおります。

この放射能安全神話に基づいて、今、福島や私たちの環境の放射能影響が評価され
防護措置が色々定められ、そしてこれくらいの放射能であれば安全ですよという言説が
学者、研究者、大手マスコミを通じて流されています

しかし申し上げたように、これは誤った根拠によって
誤って導き出された誤った結論です
まさしく原発安全神話と変わらぬ放射能安全神話です
放射能安全神話に決して惑わされないようにしてください

◆原田

広島市から100キロのところに広島から一番近い原発
四国電力の伊方原子力発電所があります。
現在、原子力規制委員会で規制基準適合性審査が行われており
伊方原発が真っ先に再稼働される可能性が非常に高くなっています。

広島市から一番近い原発
広島市から100キロのところにある四国電力伊方原発の再稼働が迫っています。

この状況の中、いくら伊方原発の再稼働は私たちの生存権を侵すことであり
私たちは受け入れることは出来ないと思っていても
キチンとした意思表示をしなければ、その意思はないのと同じにみなされてしまいます。

広島市議会に伊方原発3号機再稼働反対決議の請願を提出しました。
この請願に署名という形で多くの方々が参加してくださいました。
組織ともいえない、小さな私たちのグループの呼びかけにも関わらず
1か月ちょっとで1541名の方がこの請願署名に協力してくださいました。

9月17日に広島市議会に提出いたしました。

今お配りしているチラシには、この請願の紹介議員さんたち
この請願の審査が行われた委員会のメンバーの議員さんたち
昨日行われた私たちが行った説明
議員の質疑、広島市の応答が書かれています。
また請願書の内容もお配りしているチラシにあります。

まだ署名は引き続き集めていきます。
是非お手にとってご覧になっていただきたいと思います。

伊方原発の再稼働は広島市民の生存権を脅かします。
現実に私たちの命、財産を脅かします。

原子力規制委員会の基準は安全基準ではありません。規制基準です。
あくまでも規制基準であり、この基準に適合すれば安全が担保されるというものではありません。

伊方原発の再稼働はエネルギー問題ではなく
私たちの生存権の問題です。
広島市民の命と財産を守る、これが地方政府としての地方自治体の最も重要な役目です。
それを広島市議会、広島市がきちんと果たしていただきたい、
そういうことを私たちは求めています。

◆じゃけえさん

ご通行中のみなさま、商店街のみなさま、お騒がせしております。
毎週金曜日恒例の広島2人デモです。

それぞれが原発に反対したい一心で個人的な意思を持って集まり
みなさんに知っていただきたい内容をスピーチしながら歩いております。

毎回チラシをお配りしております。
原発問題について考える際、是非参考にしてみてください。
チラシはwebでもご覧いただけます。
広島2人デモで検索してみてください。

日本の原発は事故を起こさないことを前提に稼働してきましたが
福島原発で事故は起ってしまいました。
事故が起ってからは、日本の原発は、福島で起こったような苛酷事故が起こることが前提で再稼働されます。

事故が起れば周辺の住民は避難するように、という基準が作られました。

広島から一番近い愛媛の伊方原子力発電所で苛酷事故が起れば
私たちは広島に住めなくなってしまいます。

広島で築き上げたものを全て捨てて避難しなさいと言われています。
再稼働を容認することは、事故が起っても構わない
広島を捨てて逃げても構わないと言っていることと同じです。

意思表示をしなければ再稼働に賛成するととられても仕方のない事です。

今月9月17日、広島市議会に伊方原発再稼働反対決議を求める請願を広島市民の1542筆の署名とともに提出しました。

そして昨日26日に審議されました。

請願者は伊方原発問題はエネルギー問題ではなく
広島市民の生活権、生存権の問題であり
広島市議会の役目は広島市民の安全、生命、健康、財産を守ると訴え
伊方原発再稼働反対決議を求めたのに対し、
広島市当局は原発問題はエネルギー問題であり
国のエネルギー問題を見直しを見守る、と対応しました。

広島市民が危険を訴えているのに対し
広島市役所はエネルギー問題の取り組みの中で伊方原発再稼働を考えていきますと答えました。

この返答はポイントがずれています。
原発への不安に対する配慮はありませんでした。
エネルギー問題だとお考えのようですが福島原発事故から2年半経ち
今現在日本にある原発は一基も動いておりませんが
節電を呼びかける声は聞こえてきますでしょうか?

今年の夏は、猛暑です、エアコンをお使いくださいと盛んに報道され
節電を促す声が聞こえてきませんでした。
原発が動いていなくても電気が足りていることは誰にもわかる事実です。

電気のためにつくられた原発ですが
電気が足りている今、必要もなく、ただ危険な存在となりました。
なぜ必要のない原発を再稼働させたいのでしょうか?
是非考えてみましょう。

伊方原発再稼働反対決議は継続審議となりました。
広島市議会が伊方原発再稼働反対決議を上げるまで訴え続けていく予定です。
広島市民の署名は追加提出することが可能です。
伊方原発再稼働反対にご賛同いただける方は、是非署名のご協力をお願いいたします。

今回お作りしたチラシと一緒に署名用紙もご一緒にお配りしております。
是非お手にとってご覧になってみてください。
マスコミや安倍首相が口にする、安全基準、安全審査は存在しません。
正しくは規制基準、規制基準適合性審査です。
新規制基準に適合していても、その原発は事故が起る可能性がある危険な原発です。

今回お配りしているチラシは
伊方原発再稼働反対決議を求める請願の内容
それに対する広島市役所の対応内容
その審議の様子、
広島市議会が伊方原発反対決議を上げることの重要性が書かれてあります。
また、国がいう放射能安全神話がどのように導き出されたものが要約してあります。
放射能安全神話になる根拠がいかに不確実なものかがよくわかります。
原発問題に対して考える際、是非参考にしてみてください。

◆網野

毎度お騒がせしております
広島2人デモです。
原発に反対して歩いております。
チラシをお配りしております。
是非お手に取ってみてください。

現在お配りしているチラシは広島から一番近い原発、伊方原発
これは広島から100キロの位置に、愛媛県に瀬戸内海側に向いて建っている原発です。

去年2012年12月原子力規制庁が全国各地の原発で、もし福島事故並みの苛酷事故を起こしたらという
シミュレーションが発表されました。

それによると伊方原発から100キロ離れた広島市は4mSvの予測被曝線量
これは空中線量率に直すと40μSvという今福島原発敷地内で確認される
高い放射線率になります。
私たち広島市民は原発立地地元でないにも関わらず『一時移転』の対象になります。
いま、そのような原子力災害対策指針というものが実は発表され
私たちの生活に密着した基準、法令というものが作られていますが
マスコミは一切このことを報道していません。

チラシにも少し載せていますのでお手にとってみてください

残念ながら広島は今、危険にさらされました。
伊方原発が苛酷事故を起こした場合、一時移転の対象になるということが前提で
今再稼働が進められております。

先日この伊方原発の再稼働に反対するために私たち数人のメンバーが
これは危険だということがわかったので
市民の声の代表としてとめてくださいと市議会決議を上げてくださいという請願を出しました。

請願を出した時にまず私たちは自民党の議員さんのところにいきました。
すると自民党の議員さんは、
『党の方針で、我々は動いているので、こういったものは賛同できんのんじゃ』という様な事を言われました。
つまり私たちの市民の暮らしを守る市議会員としているはずなのに
市議会員の役割よりも、自民党本部の方針に従わなくてはならないと言われて
残念ながら自民党を後にしました。

その次に請願を取り上げてくれないかと行ったのが市政改革ネットワーク
ここはいろんな党派の議員さんがいらっしゃるところなんですけども
ここで取り上げてもらえることになりました。

(原田さんに)公明党はいったんでしたっけ?
公明党は行ったんだけど、ダメだったそうです。

数人の議員さんが紹介してくれて、請願が取り上げられ、先日第1回の審査が行われました。
私たちの趣旨は、福島並みの苛酷事故が起ったらと言う国のシミュレーションが出ている、
これに従えば広島市民は一時移転の対象になる
このことが前提で再稼働されることは
その考え方そのものが、我々の生活権、生存権を脅かしており
このことについて是非広島市民の代表として反対の意思を表明してほしいというものでした。

このことについて事前に広島市環境局が市としての考えを紙にまとめて出しました。

http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20130926_kankyou.pdf

広島市の考え方は、原発は国のエネルギー問題であり、これは国の専管事項なので
市としては国の方針に従うというのが回答でした。

そして質疑になった際、びっくりしたんですけども
安全基準と言う言葉を用いていました。
それも国の動きとして書いてあるのが、国の動きではなく
第二次自民党安倍政権の動きで、しかも安倍首相の発言がほとんどでした。

安全基準という言葉を指摘されてもがんとしてあらためません。

これは原子力規制委員会が言うように安全基準ではありません。
この基準を満たせば安全だと思われては困るというので、安全基準から規制基準に
わざわざ名称を変更しています。
これは4月3日に決まったことで、原子力規制委員会のホームページでご確認いただけます。
議事録及び記者会見の場でそういう風に述べております。

▼会議議事録
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/20130403-kisei.pdf
(P32Pあたりから)
▼記者会見速記録
http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/20130403sokkiroku.pdf

ですから実は、最終的に原発再稼働は政治判断で行われますが
その前提となる安全の確認、安全の審査といったものは存在しません。

それを私たちはデータを示し、書類を示し
安全が担保されないこの伊方原発の再稼働に反対してくれといったのですが
広島市は「いや、安倍首相が安全なエネルギー政策をすると言っているから」と
原発の再稼働問題は国の問題で我々は国の言う事を聞く、と
広島市は今現在、私たち市民の健康、暮らし、安全、財産を守るために動いてくれておりません。
今現在は国の言う事を聞く機関に成り下がっております。

それが昨日の請願審査の実態でした。
私たちは非常に驚きました。
広島市がまさかここまで私たちのことを考えてくれてなかったのかということが明らかになったからです。

私の家は借金をしてマンションの経営をしていますが
当然抱えた借金のまま、逃げなくてはいけなくなる
親戚に農家もいますが、先祖代々の田畑を捨てて逃げなくてはいけなくなる
自営業をしている親戚もいますが、営々と働いてつくりあげた会社です。
それを誰も責任をとってくれないわけですから
本当に私たち一人一人の生活の問題になってしまいました。

どうか一緒にこの問題を考えてもらえればと思います。
そしてもしよろしかったらチラシをお配りしておりますので
一目、目を通して、知っていただくだけでも構いません。

伊方原発が再稼働されることにより、とんでもない危険にいまさらされているということ
生存権が脅かされているのだと言う事を是非知ってもらいたいと思います。

請願は継続審議になりましたのでこの後もずっと署名を集めてきます。
議員さんの話によると、この伊方原発の反対決議に賛成したくても
なかなか束縛されて動けない議員さんもいるようですので
多くのひとの署名が集まれば、どんなに党の方針でがんじがらめにされた議員さんも
動かざるを得なくなるという事を言われました。

私たちの生活は私たちの手で守りたいと思います。
どうかご協力を宜しくお願いいたします。

伊方原発の再稼働が早ければ年内に決まる勢いです。

この件に関しては自民党の方、民主党の方、公明党の方、その支持者
色んな方が動いてくれております。
私たちはどこの政党の支持もしないと決めて動いてきたんですけど
色んな人が「原発賛成反対関係ないねこれは」とわかってくださって声を挙げ始めてくださっています。
もしよかったらチラシをお手に取ってご覧になってみてください。
宜しくお願いします。

◆Kさん

みなさんに考えてほしいことがあります。
もしも道を歩いていて、向こうから暴走している車が来たとき
その時あなたは危ないと思いますか?仕方ないと思いますか?

放射能はもしも原発の事故が起きた時
その誰ものってなくて暴走してくる車のように
人がいるとかいないとか、全く気にしないで走ってくる車と同じなんです。

福島の子どもたちの尿検査がはじまりました。
9人中7人の子どもから放射能が検出されたそうです。

政府が言うように少量で人体に影響がないのなら
ここのところテレビなどで話題になっている新しい無菌性の髄膜炎
そしてそれ以外の若い人の突然の心臓発作
そういう病気でなくなるニュースが増えるわけがないと思いませんか

311以前にはなかった新しい病気が話題になっていると思います。
鼻血が止まらない、薬を塗っても治らない蕁麻疹
少しずつ、少しずつ、時間が経つにつれて増えてきています。

周りにそんな人いないと思われるのであれば
ネットで検索してみてください。
鼻血や皮膚疾患、咳が止まらない、口内炎が治らない
普段から起こりそうな病気が増えています。
人間の身体が放射能を取りこんだり浴びたときになるのは
急性の白血病やがんだけではないんです。
甲状腺がんだけではないんです。

どうか食べ物や色んなものが
みなさんが福島でないから、東北でないから、大丈夫
そう思っているのは間違っているんです。
自分の健康のこと、家族の健康のこと、そういうことを考えるのであれば
今の報道で行われているような
少量の放射線なら大丈夫、多少の放射線でも薄れめば大丈夫
だから魚は大丈夫、そういう報道を信じないでください。

どこがおかしいのか考えて自分の身体を守ることを考えてください。
それは今は東日本が中心で起きていることですがもしも大きな地震があって
伊方原発で福島と同じような事故が起きた時
広島でも起きることなんです。

放射能は目に見えません。においもなく味もしません。
それも大量に被曝した時わかることもありますが
少しずつ少しずつ身体のなかにたまっていき
発症したときはもう手遅れになってしまうんです。

地震のたびに原発の心配をする、食事のたびに汚染の心配をする
そういう生活を死ぬまでずっと
死んだ後も自分たちの子どもや孫、新しく生まれてくる人たちに
そういう心配を続けさせるのはおかしいと思います。

そういう心配をさせないようにするにはどうすればいいか
今の大人たちが考えるべきだと思います。

第67回広島2人デモ 9月27日告知

ファイル 199-1.jpgファイル 199-2.jpg

第67回チラシ
▼A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130927_A4.pdf
▼A3版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130927.pdf

毎度お騒がせしております。
第67回広島2人デモの告知をさせていただきます。

明日9月27日(金)18時~
平和公園元安橋東詰め(花時計前)から
いつも通り本通り・金座街・胡通りを往復して歩きます。

宜しければご参加ください。

チラシが出来ましたので宜しければお目通しください。
今回、広島から伊方原発再稼働反対を訴える結・広島が
請願を出して26日、最初の審議がありました。
その様子をチラシにしております。

「放射線による健康影響(甲状腺がんや白血病)は4~5年から発症する」という言説があります。
先週も故郷を福島に持つ東京在住の方が参加され、福島の子どもの甲状腺がんが放射線によるものと認められないと、苦しい胸の内を広島市民に訴えました。

この言説は全く正しくありません。
それについて簡潔に解説したのがチラシ4P目に当たります。
別途A4一枚のPDFも作成しました。
どうかご活用ください。

http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130927_4.pdf

福島県の方々、また関東圏、東北圏など多くの方が放射能による健康被害で苦しまれていると思います。
決して健康被害は4~5年後からではありません。

では明日も歩いて参ります。