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愛媛県上島町 伊方原発3号機再稼働を認めない意見書 可決

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▼結・広島からの転載です。

愛媛の伊方ネットから

愛媛県の上島町の町議会が、伊方原発3号機の再稼働を認めないよう国に求める意見書を可決したという、愛媛新聞の記事の切り抜きです。

10月1日の愛媛新聞のようです。
現在日付部分を送っていただくようお願いしています。

しかしこの記事が本当ならばこの意見書の理由はおかしいです。

規制基準そのものが、「安全ではない」と言っています。
つまり福島第一原発事故の原因究明は関係ありません。

安倍首相 憲法違反

▽安倍首相の9条改憲発言(産経ニュース)
http://news.livedoor.com/topics/detail/7860452/
「安倍晋三首相(自民党総裁)が15日、ついに“封印”を解いた。 「われわれは9条を改正し、その(自衛隊)存在と役割を明記していく。こ れがむしろ正しい姿だろう」 首相は参院選の遊説先で長崎国際テレビ番組のインタビュー(12日収録、15日放送)に応じ、憲法9条改正の必 要性を明言した。 」
(全文記事も別途にあります。)

▽憲法99条(日本語ウェキペディア)
http://bit.ly/14YvokD
「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
 この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」

首相は国民の生活と安全と命の尊厳を守る最高責任者であるし
憲法を一番遵守せねばならない立場です。
自民党議員が発議のために言うならまだしも、安倍首相が改憲を言う事自体、憲法違反です。

なお石破幹事長が自民党憲法改正草案内容説明の折に国防軍創設に触れました。

▽2013.4.21「週刊BS-TBS報道部」自民党石破幹事長憲法9条改正を語る
動画ユーチューブ
http://www.youtube.com/watch?v=RGOuH9g4GXA&sns=tw

▽新聞記事(東京新聞2013年7月16日)を画像であげてくれているサイトはこちら
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-13770
<以下石破コメント部分抜粋>
「『これは国家の独立を守るためだ。出動せよ』と言われたときに、いや行くと死ぬかも知れないし、行きたくないという人がいないという保証は どこにもない。だから国防軍になったらそれに従えと。それに従わなければその国にある最高刑がある国なら死刑。無期懲役なら無期懲役。懲役 300年なら懲役300年。そんな目に遭うぐらいなら出動命令に従おうっていう。人を信じないのか、と言われるけれど、やっぱり人間性の本質 から目を背けちゃいけない」

徴兵制を導入し、命令に従わないものに最高刑である死刑を科すことも触れています。

96条をどう改憲しようとしているのかよくご覧ください。
マスコミは触れていない部分が重要です。

自民党憲法草案もリンクしておきます。
皆さんよく目を通してください。

▽自民党憲法改正草案
http://bit.ly/174ar81
現在国民投票の過半数を得なければなりませんが、自民改正案は「有効投票の過半数」になります

▽現行の憲法96条(日本語ウェキペディア)
http://bit.ly/1bIpojF
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認に は、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

せんきょCAMPおのみち

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広島の尾道市のれいこう堂信恵さんから
お知らせがありました。

▼せんきょCAMPおのみち
http://senkyocamp-onomichi.blogspot.jp/

暑い日が続いてます。まだまだ続きます。
気持ちに気合いを入れ込んで暑さに慣れていくしかないです。

梅、や、はっさく、レモンなどのからも良質の栄養を吸収しましょう。
はっさく酵素ジュースや無農薬レモンを在庫して販売中です。
先月から無農薬]有機の野菜も店で販売始めました。

7/21は参議院選挙投票日!選挙にいこう!!投票しよう!!

尾道の投票率を80%なるように

『投票したら、ちいと、ええこ とあるんよ』

せんきょcamp 尾道を宜しくお願いします。

自分たちの、自分の権利を使う、またとない機会です。
チャンスです。

サービスが受けられるお店もどんどん増えてます。
投票率UPのために!!

「政治を自分たちの生活の当たり前の話題にしていこう」
という目的です。
ですから選挙の後から知り会いも、そうでない人も
語り合う場を作ろう、ということのようです。

大事な事です。

ドイツでは近所でも家族の中でも小学生交えて政治を議論し合うのは当たり前です。
彼らはとても苦い経験をしました。
生活難からナチスドイツを生み出してしまい
気が付いて反対しても弾圧にあい
その全責任をドイツ国民が負ったのです。
いまでも責任追及と補償は続いています。

先人が犯した罪の償いを、犯してもいない新しい世代が負わされ
「なぜ私たちが!?」と声も大きいのです。
「ドイツは悪い事をした。でも私が罪を犯したわけじゃない。」
(私が実際聞いた言葉です)
でも彼女は言いました。
「私個人が罪を犯したわけじゃないけど、ドイツ国民として生まれた以上、ドイツの犯した罪の償いをしなければならない。」
日本で言えば、戦後生まれの私たちには、戦争責任はないかもしれない。しかし戦後責任はやっぱり生じているのです。

だから二度とこういうことにならないよう
二度と侵略戦争をしないよう、
二度と個人の上に国家がのさばらないよう、

私たちのお金が無駄な事に使われないよう
私たちの社会保障にきちんと回るよう
国民は政治家の一言一句、動きに目を光らせているのです。

政治に嫌悪感を持たされている
日本のほうが異常なのです。

政治は私たちのものです。
臆することなく語り合いましょう。

朝日新聞に見る「世論調査」という名の「世論操作」

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今回話題は新聞の世論調査

哲野が「網野、悪いけどちょっと来てくれ」と言うので行ったら
新聞を突き出して「ちょっと、これ読んで俺とやりとりしてみんか?」

見ると朝日新聞の世論調査。(7月15日大阪本社版、朝刊4面)
質問とその回答が書いてある。

哲野「どうもこれ胡散臭いんだよな」

まず調査方法。
7月13日・14日の土日、朝日RDD方式と称する方式で実施した電話による世論調査。

世帯用と判明した番号は1989件
有効回答は1087件
回答率56%

網野「世帯用と判明した番号てどういうことだろ?」
哲野「間違いなく抽出した電話番号のうち、法人とか商店の電話番号ではない、
   個人の家庭用の番号だと判明した、という意味だろうね。」
網野「2000件足らず電話して、半分でしょ?回答は。
   これって世論調査と言えるの?」
哲野「僕もよく勉強したわけじゃないけど、統計学とか疫学とかでいえば
   サンプル数があまりに少なく信頼性に欠ける、というレベルだろうね、これは」
網野「これ、携帯電話にはしてないんでしょ?」
哲野「当然そうだよね」
網野「だから土日に家にいてかかってきた世帯用電話に出て答える人ってどんな層だろうか…」
哲野「まぁ難しいけど、はっきり言えることはCATVとかBSとかはあまり見てない、
   新聞はそれぞれのローカル紙か、洗剤と引き換えの読売か、
   ま、よくて朝日、毎日だろうね。
   当然インターネットなんかやってる人は少ないだろうね。」
網野「それに高齢者のイメージだけど、どう?」
哲野「若い層はいないだろうね。土日に遊びに出るだろうからね。」

で、早速模擬調査を実施してみました。

網野が質問者
哲野が回答者

網野「安倍内閣を支持しますか。しませんか?」
哲野「そりゃないだろ、いきなり。電話なんだから。」
網野「そりゃそうね。やり直し。
   もしもし、お休み中のところ大変失礼いたします。
   こちらは朝日新聞の世論調査を実施しております。
   宜しければ質問にお答え願えますでしょうか?」
哲野「そう、そうだろうよ、きっと。
   中にはうるさく身元を聞くやつもいるかもしれない。」
網野「じゃ質問をはじめます。
   安倍内閣を支持しますか、支持しませんか?」
哲野「しません。」
網野「それはどうしてですか?
   次の中から選んでください。
    1.首相が安倍さん
    2.自民党中心の内閣だから
    3.政策の面
    4.なんとなく  」
哲野「ちょっと待ってよ、その政策の面ってどういうこと?」
網野「私は単なるオペレーターなのでよくわかりません。」
哲野「これ、この質問おかしくない?
   たとえばぼくなんか、安倍内閣支持しない理由は明確で
   一部大企業だけのための政策を打ってるから支持しないんだけど
   そんなのどこにはいるんだろうか?」
網野「それは政策の面じゃないかな」
哲野「そういうことになるかね?」
網野「次いくよ、今どの政党を支持していますか?」
哲野「そんなの答えられないよ!だってそれ投票の秘密を侵すことになるよ?!
   憲法違反の質問じゃん!!
   君と僕は相当親しいけど、それでも僕は君に投票前にどこに投票するかとは聞かないし
   君だって聞かれたら答えないだろ?」
網野「うん、私の親にすら、意見は言うけど聞かないし、言わないよ。親もそうだし。」
哲野「そりゃ選挙が終わった後でね、どこに入れたと聞くことはあるけどさぁ、
   今その質問はないだろう?」
網野「まともな人なら答えないね。この質問に答える人は、政治意識の低い人だということは言えるわね」
哲野「間違いないね」
網野「ちょっと待ってよ、これで質問に答えなかったら、有効回答にならないといことかな?」
哲野「そうだろうねきっと。お答えできません、と言った時点で、質問終了だろうね。
   で、有効回答とみなさないだろうね。ま、続けてみよう」
網野「仮に今、参院選の投票をするとしたら、比例区ではどの政党、またはどの政党の候補者に投票したいと思いますか?
   次に挙げる政党の中から1つだけ選んでください。…ってこれおかしくない?」
哲野「おかしいもおかしくないも、ないよ。おかしいよ。
   そんなの答えられるわけないじゃない、見ず知らずの人に。
   これに抵抗感なく答える人はどういうタイプの人か。
   まず間違いなく政治意識や権利意識の低い人だろうね。」
網野「でも新聞の世論調査に協力するという意識で答える人もいるんじゃないだろうか」
哲野「もしいたとしても結論は変わらない。
   だいたい、様々な質問をしてその回答を分析して支持政党を割り出すというのが
   世論調査の常道で、いきなり支持政党はどこか、はないだろう。
   これじゃまるっきり消費者調査と一緒じゃないか。
   あなたはオートマ車が好きですか、ミッション車が好きですかという。
   選挙は消費活動とは違うんだから。
   で、どんな質問なの次は」
網野「自民、民主、維新、公明、みんな、共産、生活、社民、緑の風、新党大地、その他政党が選択肢」
哲野「投票したいところがないというのは、どうなるの?」
網野「答えない・わからないに分類されるでしょうね。」
哲野「次の質問は?」
網野「その政党に投票したいという気持ちは強いですか?強い、弱いの二者択一問題です」
哲野「僕は絶対投票するけど、こういうプロセスでは投票しない。
   頭の中で投票したくない政党の順番に並べて行って
   一番投票したくない政党から離れた政党を選ぶ。
   というと、この世論調査には絶対ひっかかってこないよね。
   この質問をつくった人はこれ、政治のプロじゃないね
   たぶん広告代理店的発想で作ってるよ」
網野「じゃ次いきます~。今度の参院選にどの程度関心がありますか?」
哲野「つよ~~~い関心がある。」
網野「ありがとうございます、次、参院選挙の結果
   自民党が公明党を含めなくても、単独で過半数を占めたほうが
   良いと思いますか?占めないほうがよいと思いますか?」
哲野「占めないほうがいいに決まってるじゃん。」
網野「ありがとうございます、次にいきます。
   自民党に対抗できる政党としてその政党に期待しますか?」
哲野「ちょっと待ってよ、自民党に対抗しようがしまいが、きちっとした政策出してくれるといいのよ、僕は。
   その質問は僕には全く答えられない質問なんだけどなぁ、問題の立てかたが全然違うから。
   こういうの、どうなるの?」
網野「たぶん、答えない・わからないに分類だろうね。はい、次に行きます。
   日本の政治に今求めらえているのは、次のうちどちらだと思いますか?二者択一です
   1・政治の仕組みを大きく変えること
   2・今より政治を安定させること」
哲野「ちょっと待ってよ!!なんでこれが政治に求められてることになるの?
   仕組みなんかどうだってよくて、要するに僕たち貧乏人が楽になる政策かどうかが問題なんじゃない?
   政治を安定させるっていうのはどういうこと?」
網野「この質問おかしいよね。どちらも本質問題じゃない。」
哲野「だんだんわかってきた。この質問の目的は、政治意識に関する調査じゃない。
   政局だよ。政局に関する調査なんだ。だから党派争いを中心にどこが権力をとるか、が関心の的なんだ。」
網野「次!安倍首相の経済政策を評価しますか、しませんか?」
哲野「しませ~~ん!」
網野「ありがとうございました。次、安倍首相の経済政策が賃金や雇用に結び付くと思いますか?そうは思いませんか?」
哲野「おもいませ~~~~~ん!
   アベノミクスはね、要するに大企業、一部金融資本が儲かる仕組みなの。
   今まではね、中間層にもおこぼれがあった。
   でも大企業も余裕がなくなってるからおこぼれなし。
   やらずぶったくり。」
網野「次。憲法は第96条で憲法を変えるためには衆参それぞれ3分の2以上の議員が賛成して
   提案し、国民投票で過半数が賛成することを必要としています。
   この第96条を変えて、衆参それぞれ過半数の議員の賛成で提案できるように
   条件を緩めることに賛成ですか?反対ですか?」
哲野「はんた~~~い!」
網野「ありがとうございます。次。
   今、停止している原子力発電所の運転を再開することに賛成ですか。反対ですか。」
哲野「ちょ、ちょ、ちょっとまって。
   この質問は要するに、原発の再稼働のことを言っているの?」
網野「うーんよくわかんないけど、そう読める。」
哲野「もう一回質問を読んで。」
網野「今、停止している原子力発電所の運転を再開することに賛成ですか。反対ですか。」
哲野「あ、わかった。今停止している、という前振りが僕を混乱させたんだ。
   要するに、停止しようが停止してまいが、原発を動かすことに賛成か、反対か、ということだよね。」
網野「あ、そっかそうだね。大飯は動いてるからね。」
哲野「なんか奥歯にものの挟まった聴き方だけど。」
網野「最初から原発は再稼働のスタンスで聞いてるよね、これ。」
哲野「停止してるのが、なんか悪いみたいじゃない。どちらにしても原発再稼働、はんた~~~~い!!」
網野「ありがとうございます、次の質問です。
   今度の参院選からインターネットによる選挙運動ができるようになりました。
   投票先を決めるとき、インターネットの情報をどの程度参考にすると思いますか?」
哲野「正確な情報はインターネットしかとれないので、100%参考にする。」
網野「それはなぜですか?」
哲野「今答えたじゃない。」
網野「いやそうじゃなくて、参考にしない、と答えた人に対する質問項目があるのよ」
哲野「なんなのよ」
網野「・ネットをあまり使わないから、
   ・ネット上にあまり役にたつ情報がないから
   ・選挙にあまり関心がないから
   の3つの選択肢があるんだけど」
哲野「この選択肢はネットを参考にしないという人のための選択肢?」
網野「うん。」
哲野「ネットを参考にする、と言う人のための選択肢はないの?」
網野「ない。」
哲野「なぜ?」
網野「朝日に聞いてよ。」
哲野「釈然としないなぁ、でもわかったことがある。要するにネットを参考にしないというよりも
   ネットを使っていない人に対して聞いた質問だね、これは。
   だってそうでしょう?使ってなきゃ参考にも何にもできないんだもん。」
網野「以上で質問は終わりです、ご協力ありがとうございました。」
哲野「今のやりとりで何分くらいかかった?」
網野「丁寧なやりとりしてなかったから、それを考えると10分なんだけど、
   哲野と私のやりとりだからスムーズだったので
   たぶん1件あたり、20分はかかるよ、これ。」
哲野「いやこれが面白いのよ。
   この世論調査の結果が一面に掲載されてるんだけど。
   まず支持政党比例区投票先で自民党がダントツ1位で43%。
   どう思う?この結果。」
網野「いやちょっと、私は厳しいと思うよ。」
哲野「それよりなにより、12年12月の衆議院選挙では自民党の全国区得票率は27.62%だった。
   それより1.5倍近い得票率を獲得するとこの世論調査は言っている。
   それじゃ前回世論調査の結果はどうだったかというと
   この記事では全く検証していない。
   実際には朝日の世論調査は自民党支持率を48%程度だと言ってた。
   この一事を見てみても、この調査は自民党を過大評価した調査だとわかる。」
網野「どうしてそうなっちゃうのかしら。」
哲野「まず有効回答が1000ちょっとしかない。
   その1000ちょっとしかない、サンプルを9000万近い有権者全体に拡大しているところが
   調査として科学性客観性に欠けるというところだろうね。
   次に仮にサンプルが1000ちょっとだとしてもそれが日本の有権者の全体を代表しているサンプルならば
   まだ信頼性があるけど、そうなってない。」
網野「どういうこと?」
哲野「調査の方法に問題がある。
   土日の昼間、に固定電話をかけてサンプルをとると
   高齢者世帯、非ソーシャルネットワーク世帯にアクセスする確率が高くなる。
   3つ目はやはり質問内容にある。
   支持政党はどこかと聞かれてなんの疑問もなしに答える層は
   民主主義社会の権利意識や投票行動の重大さの認識には欠けている層が多くなる。
   言い換えれば政治意識の低い層に偏ったサンプリングにならざるを得ない。
   だからこの世論調査で出てくる結果と実際の結果が大きく違っていることになる。」
網野「でも前回衆院選ではほぼ世論調査通りの議席獲得数になったんじゃないの。」
哲野「その通り、でも投票率が全然違ってる。
   前々回に民主党が大勝した衆議院選挙のときと比べて10%近く投票率が落ちている。
   これは自民党に入れたくない人が投票にいかなかったことを意味している。
   だから結果として世論調査と獲得議席数が一致した、というに過ぎない。
   前々回並みの投票率だったら衆議院選挙の結果だってどうなったかわからない」
網野「なぜ投票率が落ちたんだろうか」
哲野「君はどう思う?」
網野「マスコミがしつこく、結構前から自民圧勝のデカデカとした字を新聞に載せテレビで流して
   もう選挙の意味がないという雰囲気づくりがあって
   自民党に入れたくないのひとが投票にいかなかった。」
哲野「自民支持の人はどうしたと思う?」
網野「投票に行ったと思うよ。」
哲野「そう、僕もそう思う。勝ち馬に乗るのはみんな好きだからね。
   逆に自民を勝たせたくないと思った人は、他の政党に入れたか、行かなかった」
網野「他の政党?」
哲野「うん。この衆議院選挙の時に、維新の会が全国区で20%近い得票率を得ている。
   だから反自民の人は維新に入れたか、実際には投票にいかなかったひとも多いと思う。
   それが投票率全体の低下になって現れていると思う。」
網野「これじゃ世論調査ってのは世論操作だよね。それに対抗するには?」
哲野「投票に行くってことだよね。
   こないだ朝日新聞に絵本作家のおじいちゃんがでていて
   その人に、今は支持する政党がない、だからわしは行かん、棄権も立派な選択肢であると言わせていた。」
網野「ひっど~~~~い!朝日、そこまでバカなの?意味わかんないの?なんでそんなの堂々掲載するの?
   報道としてのプライドもないのかね」
哲野「いや、一部の知識人やインテリ層に対しては説得力のあるいい方ではあるんだよ。
   つまり、民主主義社会においては投票行動は有権者の義務である、という一種偽善のにおいのする言い方があって
   世の中に対して斜に構えている人たちには喜ばれるいい方ではある。
   しかし今回の参議院選挙では全く当てはまらない」
網野「そういう人たちがいるんですね。」
哲野「うん、いる。それがね、やっかいなことに文化人とか知識人とかインテリだとか言われる人に多いのよ。」
網野「投票に行く。棄権をすると自公連立政権・安倍内閣に白紙委任状を渡すことになるからね。」
哲野「まさしくその通りでございます。」

安全審査ではありません。騙されないでください。

みなさま

ひとつお知らせしておきます。

今規制委員会に各電力会社から申請が出され審査が行われております。

この報道について、「安全審査」と言う言葉をマスコミが使っております。
(『赤旗』さんはさすがに腐っても鯛なので使っていませんが)

これは嘘です。

新規制基準ですから規制基準適合審査です。
安全審査ではありません。

そもそも規制委員会自体、「原発は苛酷事故を起こす」前提に立っており
その基本的な考え方から基準や指針が出来ております。
事故が起ったら各自治体の責任において避難させるようにとの原子力災害対策指針もそうです。

つまり最初から安全はありません。
ですから規制委員会も4月ごろだったと思いますが
名称を「安全基準」から「規制基準」に変更しています。

政府が最終的に政治判断で原発再稼働をすることになっていますが
その前提条件であるところの「安全審査」「安全確認」は最初からないのです。

マスコミは規制基準に合致すれば原発の安全確認になると思い込ませるために「安全審査」と言う言葉を使っています。

誰にも、原発の安全審査や安全確認、安全保証はできません。
神様にも出来ません。

そもそも政治判断による稼働決定条件がないことに
気が付かれたくない、誰からも指摘されたくないようです。
騙されないようにしてください。

安全保証は原発を再稼働せずなくすことです。