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第82回広島2人デモ 1月10日報告

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▼第82回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140110.pdf
▼トリチウム特集その2
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140103_tori_A4.pdf
▼「伊方原発再稼働に反対し広島市民の生存権を守る1万人委員会」の発足会の案内と呼びかけチラシ
http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20130118.pdf

みなさま

毎度毎週お騒がせしております。
第82回広島2人デモのご報告です。

今回の参加者は4人
哲野、網野、じゃけえさん、Kさんでした。

今回のチラシは40部持って行って10部程度はけました。
最初に街の様子を報告しておきます。
今回は人通りも少なかったですし、寒すぎて家路を急いでいる感じでした。
前を向いて急ぎ足の人ばかりでした。

じゃけえさんが事務所に手伝いに来てくれて一緒に集合場所に向かいました。
西の空が少しずつ明るくなっています。
網野「綺麗だねえ。」
じゃけえ「なんか色がスイカに似てません?オレンジからのグラデーションが。」
哲野「スイカ・・・」

警察の方と指令書の確認をし、雑談をしていると音楽が鳴りました。
3人で出発です。

▼第82回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140110.pdf
▼トリチウム特集その2
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140103_tori_A4.pdf
▼「伊方原発再稼働に反対し広島市民の生存権を守る1万人委員会」の発足会の案内と呼びかけチラシ
http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20130118.pdf

トップバッターはじゃけえさんです。

伊方原発の危険性をスピーチし
じゃけえ「事故が起こってから原発の基準は変わりました。
     再稼働のためには30キロ圏内の自治体の理解と賛同を得られなけば再稼働は認められません。
     反対しなければ原発再稼働を賛成していることと同じになってしまいます。
     原発が再稼働されてもし、事故が起こったら電力会社や国に責任を取ってくださいといっても
     あなた方は反対しなかったではないですか、決められた通りに避難してくださいと
     言われるだけになってしまうかもしれません。

     広島から一番近い、四国にある愛媛の伊方原子力発電所が
     いま停まっている日本の原発の中で、再稼働最有力候補となっています。
     原発は事故を起こすものとして再稼働が進められています。
     伊方原子力発電所再稼働を容認するということは
     私たちの住む広島から一番近い原発で、事故が起こってもかまわない
     事故が起こったら広島で築き上げたものすべてを捨てて避難してもかまわない、
     と言っていることと変わりません。
     反対と言わなければ原発再稼働に賛成していることと同じです。」

そして1月18日に1万人の署名を集めるための委員会を発足しますと案内しました。

次に哲野にマイクが渡ります。
哲野は日本原燃の概要についてスピーチしはじめました。

哲野「日本原燃という会社が青森県六ヶ所村核燃料再処理施設の稼働申請を行いました。
    電力会社じゃないので、日本原燃という会社をみなさん、あまり御存じないかもしれません。
    今お配りしているチラシにその概要を書いておきました。

    日本原燃は調べてみると資本金が4000億円。
    資本金4000億円ですよ、みなさん。
    資本金4000億円というとトヨタ自動車の資本金が確か3970億円、NECが3972億円。
    これだけの4000億円なんていう会社は青森県でもトップ企業ですし
    東証第一部上場企業から言っても確実に資本金だけとればTOP20に入ります。
    資本金だけ取ってみれば、トヨタ自動車より大きい。」

ビジネスマンが振り返ったり気にしているのがわかります。

哲野「調べてみたらビックリします。
    資本金4000億円の会社が年間売上約2900億円。
    ちょっとあり得ない話ですよね。
    総資産が約2兆7000億円。
    2兆7000億円のうち、総負債が2兆1361億円。
    言ってみれば、ほとんど借金だけで成り立っている会社です。

    しかもその売上金もすべて電力会社からの前受金。
    商売をやっている方だったら前受金という言葉を知っていると思います。
    あらかじめ、前に受け取るお金。
    この前受金がほとんどを占めています。

    要するに資本金4000億円、総資産2兆7000億円、
    総負債2兆1300億円の借金まみれの会社が
    青森県に存在すると、こういうことです。」

   「最も問題が大きいのは使用済み核燃料再処理工場、この稼働申請です。
    会社の概況書を読んでみますと、去年いっぱいで、2兆2500億円の金を突っ込んでます。
    じゃあ資金調達どうしたのかというと、借入金と社債です。
    全部借金です。

    ・・・じゃあ、その2兆2500億円の金はどっから出てきたのか。
    言うまでもありませんね。
    言うまでもなく、そのお金は私たちが毎月支払う電気料金です。
    これが担保になって金を貸している。
    その2兆2500億円ものお金をつかって再処理工場を作ってる。
    これ、動くかどうかわかりません。
    非常に問題の多い再処理工場です。」

中高年層の「経営のわかる」方々が聞きながら歩いているのがわかりました。
哲野の話は長くなるので是非全文スピーチでどうぞ。
今回の日本原燃の話は面白いです。

哲野のスピーチ中、昨年一度参加してくれたタンさんが
デモを追い抜きざまにチラシを受け取ってくれ、応援の会釈をしてくれました。
久しぶりにお顔が拝見できて、エールの会釈まで。うれしかったです。

そして折り返し過ぎてKさんが参加。ここで4人になりました。

次にマイクが渡ったのが網野です。
網野も伊方原発の危険性をスピーチしました。

網野「いま進められている審査は安全審査ではありません。
    新聞テレビに騙されないでください。

    もしかして規制委員会も慣用的に安全審査と言う言い方を認めているのかと
    疑問に思い、電話をしてみました。
    『もしかして安全審査という言い方もありなのですか』
    答えは、『違います。非常に不適切な表現です。』とやっぱりでした。
    正確には規制基準適合性審査、短縮するなら適合審査が正しい、
    安全審査は大変不適切な表現ですとのことでした。

    やっぱり安全審査ではありません。
    原子力規制委員会も、この審査を通れば安全だと思われては困ると
    昨年の4月3日、安全基準から規制基準に名称を変更しています。
    施設のミニマムの性能基準になりますので、実際も安全審査ではないんです。
    それをテレビ新聞はこの審査が通れば安全であるかのような誤解を植え付けるような報道をしています。
    でもこれは安全審査ではありませんのでみなさんどうか騙されないようにしてください。」

毎回毎回しつこく安全審査ではありませんと、言う事にしました。

途中、通りがかりの男性から(一度、前にも話しかけてこられたことがある方だったと思います)
男性「中国・韓国の原発危ないから、日本のより韓国のを止めないと!」
どこの原発が危ないとか安全とかないんだけどな・・・まず日本でしょう・・・と思いつつ
「韓国もですけど、中国は今から100基作る予定です。風上ですから何かあったら大変です」
と答えておきました。放射能に国境はありません。
それはそのまま、日本にも当てはまります。
しかも大量の放射能を今現在、よそ様の国にまき散らしているのですから。
日本の原発を止めるのは、日本人の仕事、
韓国の原発を止めるのは、韓国の人たちの仕事。
中国の原発を止めるのは、中国の人たちの仕事。
みんな実際に、それぞれの国で、頑張ってますよ。
自分の国の原発を止めることが、他の国の原発、世界の原発を止めることに直結します。

最後にまた哲野にマイクが渡ります。

哲野「…原発は必要だけど自分の住む近くはいやだ、これも1面の真実だと思います。
    こういう人も含めて伊方原発再稼働反対の意思表示を明確にしていただきたい。
    もしここで反対の声を挙げなければ、賛成と見なされたことになります。

    私たちは判断に必要な情報を与えられていないと言う方もいらっしゃるでしょうが
    実は政府はほとんど大事な情報を公表しています。
    読みに行けばちゃんと公開している情報ばかりです。
    秘密情報は何もありません。
    政府や規制委からすればすべて公表している
    それに反対と言わないんだから、これは賛成と同じことだというのは
    十分に理屈が通ることです。

    要は知らない私たちが悪いということです。
    知らないことは私たちにとっては、いまは決定的な弱点になっています。
    現在は私たちが積極的に知りに行かなければならない。
    私たちの周りを取り巻く危険や不正義に対してしっかり把握をして
    反対と言わなければならない。
    知らなかったでは、私たちが酷い目に遭います。
    今、こうした状況をしっかり理解をして、反対と言っていかなければ賛成したのと同じこと
    消極的容認は賛成です。」

元安橋に帰ってきてデモ終了
寒いので今回立ち話なし、早々に解散いたしました。
本当に寒かったです。

以上ご報告いたします。

▼以下各人スピーチ全文▼

◆じゃけえ

ご通行中の皆様、商店街の皆様、毎度お騒がせしております。
毎週金曜日恒例の広島2人デモです。
本日で82回目になりました。
原発に反対したい一心で、個人が集まり
みなさまに知っていただきたいことをスピーチしながら歩いております。
毎回チラシを作成し、お配りしております。
原発問題について考える際、是非参考にしてみてください。
日本の原発は事故を起こさないことが前提で稼働してきましたが
福島で原発の苛酷事故は起ってしまいました。
事故が起こってからの日本では原発は事故を起こすものになりました。
今日本の原発は全て停まっていますが電気は足りています。
電気は足りていますが、原発の再稼働は進められています。
原発を再稼働するための新しい規制基準が作られましたが
その基準は「原発は事故を起こすもの」が前提で作られています。
規制基準に適合しているからといって事故をおこさない原発ではありません。
事故を起こすことが前提で原発は再稼働されようとしています。
原発再稼働反対の意思表示を示さなければ賛成していることと同じになってしまいます。
事故が起こってから原発の基準は変わりました。
再稼働のためには30キロ圏内の自治体の理解と賛同を得られなけば再稼働は認められません。
反対しなければ原発再稼働を賛成していることと同じになってしまいます。
原発が再稼働されてもし、事故が起こったら電力会社や国に責任を取ってくださいといっても
あなた方は反対しなかったではないですか、決められた通りに避難してくださいと
言われるだけになってしまうかもしれません。

広島から一番近い、四国にある愛媛の伊方原子力発電所が
いま停まっている日本の原発の中で、再稼働最有力候補となっています。
原発は事故を起こすものとして再稼働が進められています。
伊方原子力発電所再稼働を容認するということは
私たちの住む広島から一番近い原発で、事故が起こってもかまわない
事故が起こったら広島で築き上げたものすべてを捨てて避難してもかまわない、
と言っていることと変わりません。
反対と言わなければ原発再稼働に賛成していることと同じです。

広島市議会に伊方原子力発電所再稼働反対の請願を提出しました。
請願の賛同署名をいま募っています。
現在広島市民1815名の方から賛同署名を頂きました。
署名は追加で提出することができます。
請願に法的拘束力はありませんが、広島市議会にプレッシャーをかけることができます。
広島市が原発反対の意思表示をすることは、政治的に影響力を与えることができます。
国内のみならず、広島が核施設再稼働に反対しているという意思表示を示すことは
世界に対する、世界の核推進勢力に対して影響を及ぼすことができます。

広島市民1万人の署名を集めることを目標として活動しております。
広島市民1万人がこの問題について知り、賛同し署名するということは
広島市民1%の方がこの問題について知ってもらうということになります。
かなりの認知度になりますし、1万人集まったということは
広島市議会にかなりの影響力をあたえることができます。

賛同人1万人を募るために積極的に活動して下さる方の委員会を設立します。
仮の名前ですが、「伊方原発再稼働に反対し、広島市民の生存権を守る1万人委員会」を発足します。
1月18日に「伊方原発再稼働に反対し、広島市民の生存権を守る1万人委員会」を発足会を開催いたします。
ご案内と参加のよびかけをお配りしております。
是非お手にとってご覧ください。

日本の原発は事故が起ることが前提で再稼働されます。
広島から一番近い四国にある伊方原子力発電所で
福島並みの苛酷事故が起これば、広島には人が住めなくなってしまいます。
ですから広島市議会に、広島市民の生存権を守るために
伊方原発の再稼働反対の意思表示をしてくださいと今求めています。
この請願に賛同していただける方の署名を募っています。
署名の目標を1万人と設定しました。
これを実現させるために今月18日に発足会を開きます。

伊方原子力発電所再稼働をなんとか止めたいと思っている方がいらっしゃいましたら
是非この委員会に参加していただけると幸いです。

ご通行中の皆様、商店街の皆様、毎度お騒がせしております。
毎週金曜日恒例の広島2人デモです。
本日で82回目になりました。

広島市議会に伊方原子力発電所再稼働反対の決議を求める請願を提出しました。
日本の原発は事故が起ることが前提で再稼働されます。
伊方原子力発電所で福島並みの苛酷事故が起これば、広島には人が住めなくなってしまいます。
広島市に広島市民の生存権を守ってください、
そのために伊方原子力発電所再稼働反対の決議を上げてください、という請願を出しました。
この請願に賛同してくださる方を1万人を目標に集めております。
署名は現在1815名集まりました。
1万人を募るために積極的に活動して下さる方の委員会を設立します。
その呼びかけのご案内をお配りしております。
是非お手にとってご覧ください。

◆哲野

ご通行中の皆様、商店街の皆様、毎度お騒がせしております。
毎週金曜日恒例の広島2人デモです。
本日で82回目になりました。
原発に反対したい一心で、個人が集まり
みなさまに知っていただきたいことをスピーチしながら歩いております。
毎回チラシを作成し、お配りしております。
原発問題について考える際、是非参考にしてみてください。
日本の原発は事故を起こさないことが前提で稼働してきましたが
福島で原発の苛酷事故は起ってしまいました。
事故が起こってからの日本では原発は事故を起こすものになりました。
今日本の原発は全て停まっていますが電気は足りています。
電気は足りていますが、原発の再稼働は進められています。
原発を再稼働するための新しい規制基準が作られましたが
その基準は「原発は事故を起こすもの」が前提で作られています。
規制基準に適合しているからといって事故をおこさない原発ではありません。
事故を起こすことが前提で原発は再稼働されようとしています。
原発再稼働反対の意思表示を示さなければ賛成していることと同じになってしまいます。
事故が起こってから原発の基準は変わりました。
再稼働のためには30キロ圏内の自治体の理解と賛同を得られなけば再稼働は認められません。
反対しなければ原発再稼働を賛成していることと同じになってしまいます。
原発が再稼働されてもし、事故が起こったら電力会社や国に責任を取ってくださいといっても
あなた方は反対しなかったではないですか、決められた通りに避難してくださいと
言われるだけになってしまうかもしれません。

広島から一番近い、四国にある愛媛の伊方原子力発電所が
いま停まっている日本の原発の中で、再稼働最有力候補となっています。
原発は事故を起こすものとして再稼働が進められています。
伊方原子力発電所再稼働を容認するということは
私たちの住む広島から一番近い原発で、事故が起こってもかまわない
事故が起こったら広島で築き上げたものすべてを捨てて避難してもかまわない、
と言っていることと変わりません。
反対と言わなければ原発再稼働に賛成していることと同じです。

広島市議会に伊方原子力発電所再稼働反対の請願を提出しました。
請願の賛同署名をいま募っています。
現在広島市民1815名の方から賛同署名を頂きました。
署名は追加で提出することができます。
請願に法的拘束力はありませんが、広島市議会にプレッシャーをかけることができます。
広島市が原発反対の意思表示をすることは、政治的に影響力を与えることができます。
国内のみならず、広島が核施設再稼働に反対しているという意思表示を示すことは
世界に対する、世界の核推進勢力に対して影響を及ぼすことができます。

広島市民1万人の署名を集めることを目標として活動しております。
広島市民1万人がこの問題について知り、賛同し署名するということは
広島市民1%の方がこの問題について知ってもらうということになります。
かなりの認知度になりますし、1万人集まったということは
広島市議会にかなりの影響力をあたえることができます。

賛同人1万人を募るために積極的に活動して下さる方の委員会を設立します。
仮の名前ですが、「伊方原発再稼働に反対し、広島市民の生存権を守る1万人委員会」を発足します。
1月18日に「伊方原発再稼働に反対し、広島市民の生存権を守る1万人委員会」を発足会を開催いたします。
ご案内と参加のよびかけをお配りしております。
是非お手にとってご覧ください。

日本の原発は事故が起ることが前提で再稼働されます。
広島から一番近い四国にある伊方原子力発電所で
福島並みの苛酷事故が起これば、広島には人が住めなくなってしまいます。
ですから広島市議会に、広島市民の生存権を守るために
伊方原発の再稼働反対の意思表示をしてくださいと今求めています。
この請願に賛同していただける方の署名を募っています。
署名の目標を1万人と設定しました。
これを実現させるために今月18日に発足会を開きます。

伊方原子力発電所再稼働をなんとか止めたいと思っている方がいらっしゃいましたら
是非この委員会に参加していただけると幸いです。

ご通行中の皆様、商店街の皆様、毎度お騒がせしております。
毎週金曜日恒例の広島2人デモです。
本日で82回目になりました。

広島市議会に伊方原子力発電所再稼働反対の決議を求める請願を提出しました。
日本の原発は事故が起ることが前提で再稼働されます。
伊方原子力発電所で福島並みの苛酷事故が起これば、広島には人が住めなくなってしまいます。
広島市に広島市民の生存権を守ってください、
そのために伊方原子力発電所再稼働反対の決議を上げてください、という請願を出しました。
この請願に賛同してくださる方を1万人を目標に集めております。
署名は現在1815名集まりました。
1万人を募るために積極的に活動して下さる方の委員会を設立します。
その呼びかけのご案内をお配りしております。
是非お手にとってご覧ください。

◆哲野2回目

今申し上げているように、伊方原発の再稼働だけは反対。
原発は賛成だけど、広島から最も近い伊方原発の再稼働だけは反対だ
こういう人もいらっしゃいます。
総論賛成、各論反対の極めて都合のいい人だとは思いますけども
しかしそれが人間じゃないでしょうか。

原発は必要だけど自分の住む近くはいやだ、これも1面の真実だと思います。
こういう人も含めて伊方原発再稼働反対の意思表示を明確にしていただきたい。

もしここで反対の声を挙げなければ、賛成と見なされたことになります。
私たちは判断に必要な情報を与えられていないと言う方もいらっしゃるでしょうが
実は政府はすべて公表しています。
読みに行けばちゃんとわかってる情報ばかりです。
秘密情報は何もありません。
政府や規制委からすればすべて公表している
それに反対と言わないんだから、これは賛成と同じことだというのは
十分に理屈が通ることです。

要は知らない私たちが悪いということです。
知らないことは私たちにとっては、いまは決定的な弱点になっています。

現在は私たちが積極的に知りに行かなければならない。
私たちの周りを取り巻く危険や不正義に対してしっかり把握をして
反対と言わなければならない。
知らなかったでは、私たちが酷い目に遭います。
今、こうした状況をしっかり理解をして、反対と言っていかなければ賛成したのと同じこと
消極的容認は賛成です。

とにかく、もし伊方原発が再稼働してほんのちょっとでも
福島原発事故並みの原発事故を起こす可能性が
ほんのちょっとでもあるんなら動かしてくれるなよ
これが私たちの本音です。

原子力規制委員会や四国電力が
福島並みの原発事故は絶対起こりませんと言ってくれるのなら私たちこんな大騒ぎする必要はありません。
しかし、原子力規制委員会は
ごめんなさい、原発にリスクゼロはないんです、とこういっているわけですから
私たちとすれば伊方原発再稼働に反対せざるを得ません。
私たちの暮らす民主主義の世界では
反対はしっかり反対と言わなければ、反対になりません。
黙っているのは賛成したのと同じことです。
どうか皆さんもご賛同いただきたいと思います。

◆網野

ご通行中の皆様、商店街の皆様、毎度お騒がせしております。
金曜日恒例で歩いております。
広島2人デモです。
今日で82回目になります。
2012年6月から毎週金曜日歩いております。
原発問題に関して調べたことをチラシにして歩いております。
スピーチでもしております。
もしよかったらチラシをお手にとってご覧ください。

是非ご自身でチラシを資料に第一次資料にあたって考える材料にしていただけましたら幸いです。
チラシには資料の出典を明確にしております。
日本政府、企業の資料の出典を明確にしておりますので
ご自身で考える材料にできるようになるべく作っております。
よかったらお手にとってご覧ください。

伊方原発というのがあります。
愛媛県の佐田岬半島の付け根、広島からたった100キロのところにあります。
ここで福島事故並みの苛酷事故か起こったら原子力規制委員会のシミュレーションで
100キロ離れた広島市は実効線量4mSv、空中線量率に直すと40μSv/h
私たちは一時移転という名の避難対象になります。
一時移転対象は空中線量率20μSv/hです。
その空中線量率1時間あたり20μSvのはるかに倍、1時間あたり40μSvになるという
原子力規制委員会の資料で提示されております。
これは私たちが調べたことではありません。
原子力規制委員会からの資料です。

この資料を基にすると、私たちはいざとなったら一時移転という名の避難をしなさいと言われています。
今現在そうです。
原発は苛酷事故が起こる可能性が十分にあるという前提で再稼働が進められています。
いま進められている審査は安全審査ではありません。
新聞テレビに騙されないでください。

私が実際に規制委員会に電話をして
これは安全審査なのか、安全を審査してるのかと聞きました。
答えは、違います。これは安全審査ではありません、
正確には規制基準適合性審査、短縮するなら適合審査が正しい、
安全審査は大変不適切な表現ですと
原子力規制員委員会の方から私自身が聞きました。

安全審査ではありません。
原子力規制委員会も、この審査を通れば安全だと思われては困ると
昨年の4月3日、安全基準から規制基準に名称を変更しています。
施設のミニマムの性能基準になりますので、実際も安全審査ではないんです。
それをテレビ新聞はこの審査が通れば安全であるかのような誤解を植え付けるような報道をしています。
でもこれは安全審査ではありませんのでみなさんどうか騙されないようにしてください。

私たちの住む広島から一番近い伊方原発が再稼働最短距離にあります。
いま停まってる原発のなかで一番早く再稼働される可能性が高いです。
しかしここで福島並みの苛酷事故が起きたら
広島は一時移転の対象になるというシミュレーションが原子力規制委員会から出ています。
これに黙ってると、避難してもいいよという意思表示をしたことになります。
ですから今私たち、このことを知ってもらいたくて、毎週1回歩いています。
このことをどうかみなさん、隣近所の人にお知らせください。
新聞はどちらかというと電力業界の味方ですからこのことは言いません。
大変なことなんですけど、新聞が言いませんので
どうか皆さん、隣近所で話題にしていただければと思います。

広島からたった100キロの伊方原発で
福島並みの苛酷事故が起これば
一時移転という名の避難対象になる可能性が十分にあるということが
原子力規制委員会のシミュレーションで示されています。
このことを黙っていたら、受け入れて賛成したということになってしまいます。
このことをみなさんよく心にとどめておいてください。

反対と言わなければ賛成したことになります。
知らなかったということは通用しません。残念ながら。
そういう事態に広島が陥っているということを知ってください。お願いします。

知ってても知らなくても、黙っていたら賛成したことになります。
私たちは広島市議会にそういう可能性があるんでしたら、広島市民の生存権を守るために
反対の決議を上げてくださいという動きをしています。
原発の賛成反対関係なく、とにかく広島がダメになるんだったらやめてくれと
原発賛成反対関係なく1815名の方が請願に参加してくださっています。
よかったら一緒に広島をまず守るために請願に参加してください。
人のいない広島で、経済もエネルギーもあったものではありません。
そういうことにならないようにしたい、それが私たちの目的です。