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大分県の悪質な「放射能安全神話」パンフレット

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Sさま

ICRP(国際放射線防護委員会)についてご理解いただきありがとうございます。
ICRPとその学説(教義)に関する理解が肝心要になると私は考えています。
その理解が進むと、多くの私たち一般市民が放射線被曝をめぐる「ジョージ・オーウェル的世界」に生きていることがわかると思います。
「1984」は決してSFの世界ではありません。

こちらに戻ってから、例の大分県パンフレットをダウンロードし
あれ以来ずっと私のパソコンに表示させ続けています。

◆「放射線ってなんだろう」(大分県発行)
http://www.pref.oita.jp/soshiki/13900/housyasen.html

これまで私が見たこの手のパンフレット、
文科省の副読本、
関西電力の子会社が作成した学校向け副教材、
厚生労働省のパンフレット、
環境省のパンフレット・・・
どのパンフレットよりも悪質です。

たとえば

「20 胎児への影響 約100ミリシーベルト以下(しきい値)の線量では生じない」
「母親の妊娠中に、胎児が放射線を受けて生じる影響を胎児影響といいます。胎児影響は妊娠時期により異なります。」
「この中で器官形成期において最も影響を受けることがわかっていて、主な影響は奇形や発育遅延などです。また、胎児影響にはしきい値があり、約100ミリシーベルト以下では生じません。」

公式的なICRPの「直線しきい値なし仮説」(Linear Non-Threshold LNT仮説)からも逸脱した説明であり、
例を胎児と妊婦に取っているところが悪質極まりないと思います。

哲野報告
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/zatsukan/054/054-2.html
にも書きましたが、経口でセシウム137を実効線量100mSv分摂取すると体重1kgあたり約770万Bqになります。
(換算係数「1.3×10-5mSv」を使用)


<実効線量は放射能濃度に換算することができます。
 放射線核種によって、また、経口摂取か呼吸摂取かによっても放射性物質の人体に対する影響は異なってきます。従って、放射線核種の濃度および摂取形態によって換算係数が事細かに定められています。私は文部科学省の公表している「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件(平成十二年科学技術庁告示第五号)最終改正 平成二十四年三月二十八日 文部科学省告示第五十九号 」に添付されている別表の係数を使用しました。実はこの換算係数にもトリックがあるのですが、今、それには触れません。
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/1261331_15_1.pdf

この妊婦が体重50kgだとします。
1kgあたり770万ベクレルの蓄積ですから
体重50kgでは、身体全体に3億8500万ベクレルのセシウム137を蓄積していることになります。
この厖大な蓄積でも、このパンフレットは、胎児にも母体にも影響がないとうそぶいていることになります。

いつぞや引用し、また今回報告のスライドにも引用した
バンダジェフスキーの研究を再び引用します。
◆画像参照のこと

ご承知のように、バンダジェフスキーは生後6か月未満で死亡したゴメリ地区の乳児6体を病理解剖しました。
身体の中にどれくらいのセシウム137が蓄積されているかを確認したかったからです。
この表はその6体の乳児の臓器や器官に蓄積したセシウム137を計測したものです。

『子どもたちの臓器におけるセシウム137の慢性的蓄積』
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/hiroshima_nagasaki/fukushima/08.html
尚上記では英語原論文も読めます。

この表は、母体ではなく胎児に蓄積したセシウム137の総量と臓器別蓄積量です。
また、バンダジェフスキーが絶対的に正しいわけでもありません。
また、この研究では6例しか公表していません。
しかし、この研究は疫学研究ではなく、私たちに直接証拠を示す病理学研究であることが極めて貴重です。

バンダジェフスキーは別な論文で
母体の胎盤が胎児をセシウム137から守ることの出来る濃度は
胎盤1kgあたり100ベクレルだろう、と述べています。
従ってこの乳児の体内蓄積レベルは母体の体内蓄積レベルをほぼ反映したものと考えることができます。

「3 敗血症・出血」で死亡した乳児を見て下さい。
合計7578 Bq(1万Bq以内)です。

今、他の部位の蓄積(表示計測されていない)を無視して考えれば、この乳児は合計7578 Bqのセシウム137蓄積で死に至っています。

この乳児の体重を3000gと見れば、体重1kgあたり約2600Bqのセシウム137で死に至っているわけです。
先ほどの換算係数を使って実効線量になおすと


<セシウム137>1Bq=1.3×10-5mSv
<セシウム137>1Bq=1.3×0.01μSv
<セシウム137>1Bq=0.013μSv

体重1kgあたりの濃度は2600Bqですから
<実効線量>2600Bq×0.013μSv=33.8μSv

従って、この乳児の体重1kgあたりのセシウム137濃度は
実効線量に換算すると、わずか33.8μSvに過ぎません。

100mSvはおろか、また、1mSvはおろか、33.8μSvでこの乳児は敗血症で死んでいます。
信じがたい話ですがこれが事実です。

パンフレットに戻って100mSv、これはセシウム137経口摂取換算では前述のように、770万Bq/kgとなります。
恐らく、この場合、母体も同じレベルで蓄積されています。
現在の基準では完全に高濃度放射性廃棄物のレベルです。
恐らく母体も胎児も生きてはいないでしょう。

このような悪質極まるパンフレットは徹底的に批判し、
そのトリックを暴いていかなくてはなりません。

哲野イサク

「希望~明けない闇はない~」

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希望~明けない闇はない~

ある方から送っていただいた写真をご紹介します。
2013年3月11日撮影の写真です。
撮影されたご本人の説明を引用します。

「沈む太陽を意識しました。
 やがてくる夕闇、真夜中、
 しかし、また明日には新しい太陽が必ず昇る。
 つまり希望です。」

この一帯の昔を知る方からの写真です。

私の母も、この辺りのバラック時代を知っていましたが「話たくない」と言うほどの過去がこの足元、この場所にありました。
忘れがちになりますが私たちは多くの屍の上に歴史を積み上げています。

明けない闇はない。

現在に繋がる過去があるように
未来に繋がる現在であることの重みを
私たちは忘れず歩きたいと思います。

網野沙羅

第16回伊方原発再稼働を止めよう! 3月30日報告

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◆画像説明
1.第16回チラシ1-4P
2.第16回チラシ2-3P
3.プラカード1・2
4.プラカード3・4
5.本日の天気、桜咲く平和公園

みなさま

3月30日15時~に伊方再稼働反対ウォークがありました。
応援参加しましたので私からも補足いたします。

主催の原田さんの報告と、哲野と網野のスピーチは最後にまとめてあります。

今日は本当に人が多かったです。
平和公園は花見客+観光客でごった返していました。
ぽかぽか陽気で暑いくらいでした。
・・・16時になるまでは。

集合場所に行くとすでにマトリョーシカさんも来ていました。
立ち話になります。
そこへ雑誌『環太田川』の編集者の人が取材がてら参加。
計5人。

警察の方もきて、原田さんと指令書の確認。
雑談をしているとそろそろ15時。

警察「今日は音楽が鳴りませんからね!」
といいつつ腕時計で時間を見てくれます。
(音楽が鳴るのは18時だけです。)
警察「もうちょっと待ってくださいね~あと10秒です!」
と言われりゃ、カウントダウンしちゃいます。
原田・網野「9、8、7、6、5、4、3、2、1・・・・」
警察「はい、時間になりました。どうぞ。」

というわけでデモ開始。

原田さんのスピーチがはじまります。
原田さんのスピーチは末尾の報告にある通りです。

本通りも人が多かったです。
4人+1人しかいないので、早々に網野はプラカード2枚とスピーカーを抱いてチンドン屋に。
情報はチラシにあるので、興味を示す方にはチラシを受け取っていただかないと意味がありません。

原田さんのスピーチのあとはシカさん
シカさんのスピーチは末尾報告の通りです。

途中気が付いたんですが、商店街のお店の人、昨日も歩いた人間が3人来るわけですから
見てくれていましたし聞いてくれていました。
しかし様子見といったところでしょうか?
2人デモのように毎回ネタがはっきり違うわけではないので
「また来たな」と見ている感じです。

哲野、それから網野にマイクがわたり
最後に原田さんが締めておわりました。

チラシは60部持っていきましたが、復路ですべてなくなりました。
実は花見モードなのであんまり売れないだろうと思っていました。
せいぜい40部程度かなと思っていましたが、これはちょっと意外でした。

警察にお礼をいってお別れし、立ち話に。

シカさんによると「先週ほど反応がよくない」とのこと。
シカさんの分析は「人の流れに負けている。」
哲野「それは、こちらの人数が少ないっていうことですかね?」
シカ「うーん、必ずしもそうではなくて、勢い負けしている、と言う感じかな?
   前回とはそう人数は変わってないけども、勢い負けしているという感じはなかった。」
哲野「意外と、重要な指摘かもしれないなぁ。
    人数の問題ではなくて、別な問題かぁ・・・なんだろう?」
シカ「僕もそれ以上上手く言えないなぁ。」
網野「私たちが工夫して改善しないといけない点は確かにありますよね。」
シカ「うーん、フォーメーションというか、そういうの、あるんですよ。例えば
   1人がスピーカーを持つでしょ?
   2人がプラカードを持つでしょ?
   1人がスピーチするでしょ?
   2人がチラシまきするでしょ?
   そうすると最低でも6人必要になる。
   単に6人ということじゃなしに、それがフォーメーションを組んで歩いている。
   今日なんかは4人の間を平気で一般の人がすりぬけていきましたよ。
   ウォークのメンバーなのか、一般通行人なのか、さっぱりわからない。」
哲野「ははは、そりゃそうだ。2人デモの時なんか、あんまり威圧がないというか
    完全に通行人の中に埋まってますもんね。」
網野「ま、それが良いところでもあるんですけどね。」
哲野「一工夫二工夫必要なことは、間違いない。
   でも今日のシカさんの指摘、勢いに負けている、というのは何か別な要因、
   何か根本的な問題がありそうな気がするな。考えてみないといけないね。」
網野「これも良く無かったよね。解りにくかった。」
   (といってプラカードを差す・・・プラカード4です)

哲野「言われてみればその通りだ。確かにここには凄い恐ろしいことが書いてある。
    だけど、例えば『原子炉自動停止失敗時』なんて平気で言ってるけど
    自動停止に失敗すりゃ、確実に核暴走だからそんなこと想定してるってことを
    伝えたかったけど、原子炉自動停止ってそりゃなんじゃ?って話だろうねきっと。
    また、『格納容器破損時』なんてすごい事も言ってる。
    でも、原子炉格納容器がいったい何で、それが破損することの意味がわかんなきゃ
    それがどうした?ってことになっちゃうよね。
    ここを伝えるにはどうやったらいいんだろうねえ。
    伊方原発の再稼働ではここまで想定して安全対策を講じてるってことだけど
    私たちからすれば『そんな危ないもの動かすなよ!』ってことだけど。
    どうやって伝えたらいいのか・・・」
網野「今回このプラカードはほんとに、ぱっと見た目わかりにくすぎた。
    工夫が必要だね。」
哲野「福島原発事故の時は原子炉自動停止は成功した。
    しかし、メルトダウンやメルトスルーで、あるいは地震で格納容器が壊れちゃった。
    それで放射能が大量に漏れ出した。
    水素も漏れて爆発の原因になった。
    要するに福島事故のいきさつ、なぜあれだけの大惨事になったのか
    という知識がまだまだ一般に共有されていないってことだよね。
    それがわかっていれば、このプラカードを見て腰を抜かすはずなんだけどね」
網野「ほんとだよねえ・・・トンデモなこと言ってるんだけどね、この人たち。」

というわけでみんな、これから一工夫、二工夫も必要ということでは一致しました。
以上補足報告です。

▽以下、主催の原田さんの報告です。

みなさま

広島の原田です。
3月30日第16回目の広島 元安橋東詰めー本通りー金座街往復コース 伊方原発再稼働反対ウォークの報告です。

3月30日(土)15:00にスタート。今回は4人+1人で歩きました。
今回のチラシのタイトルは、
「着々と再稼働準備の伊方原発…
苛酷事故発生を念頭に新安全基準適合の最終対策
苛酷事故の可能性があるなら止めてほしい再稼働」。
(チラシは毎回、「変えよう!被曝なき世界へ 市民アライアンス」の哲野さん・網野さんが作成してくださっています。)
 ↓
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130330_ikata.pdf

◇次のようなことを訴えました。
広島市から100キロ、愛媛県の佐田岬半島にある四国電力の伊方原子力発電所が
再稼働に向けて着々と準備を進めています。
原子力規制委員会は、今年の7月中旬、原発を再稼働させるための「新安全基準」を
完成・施行する予定です。
この基準に基づいて、原発再稼働のための審査が行われますが、
再稼働に最短距離にあるのが、広島から一番近い原発、四国電力の伊方原子力発電所です。

原子力規制委員会がつくる「新安全基準」とは、
原発周辺の住民の安全をほんとうに守るための基準ではなく、
原発再稼働の手続きを進めるための基準です。

「新安全基準」は、原発苛酷事故が起こることを想定して、「少しでも被害を小さくするため」の設備を電力会社に求めています。
「少しでも被害を小さくするため」とは、文字どおり「少しでも小さく」なればいいということで、
周辺住民の命や安全を保障するものではまったくありません。

例えば、原子炉格納容器の爆発を避けるための「ベント」の装置をつけろと言っています。
「ベント」とは、強い放射能を持つ気体を、格納容器から環境中に放出する装置です。
強い放射能を持つ気体が大気中に出てきても、原子炉が爆発するよりはマシということです。

しかし、この「ベント」の装置も、福島原発と違った一回り大きい加圧水型原発の伊方原発は、
付けるのを5年間猶予してもいいということになっています。
伊方原発の原子炉は福島第一原発の原子炉よりも容積が大きいので、爆発の危険は「少し小さい」ということです。

それから、地震や津波に耐えられる「免震重要棟」という建物を原子炉から
少し離れた所につくれと言っています。通信を確保するためです。
原子炉から少し離れた所にあることで、原子炉がヤバイ状態になっても、
「免震重要棟」がヤバイ状態になる可能性が「少し小さくなる」ということです。
また、原子炉の自動停止に失敗したり、冷却ができなくなった場合に備えて、補助ポンプや補助タンクや補助電源を用意しておくということです。

原子炉の自動停止に失敗すれば、核爆発と原理的には同じ、核暴走が起きます。
大量の中性子線が出て、原子炉周辺に近づくことなどできなくなります。
どうやって補助ポンプや補助タンクや補助電源を使うのか、まったくわかりませんが、
それでも「無いよりは少しマシ」ということでOKなのです。

このようなナンセンスな「対策」でも、原子力規制委員会の決める
「新安全基準」に定められた「対策」をとっておけば、原発の再稼働は認められます。
伊方原発は、福島原発よりも一回り大きい型の原発ですし、「免震重要棟」も準備しています。
今年6月までには、原子力規制委員会の決める「新安全基準」に定められた補助ポンプや補助タンクや補助電源などを十分用意できるでしょう。

広島市から一番近い原発、四国電力の伊方原子力発電所の再稼働は、すでに決まったようなものです。

愛媛県は、原発過酷事故が起こった場合の「防災計画」を、すでに立てています。
原発過酷事故が、手順に従って、マニュアルどおりの対応ができるような形で
起こることを想定したナンセンスなものですが、地元県の「防災計画」が紙の上でできていれば、原発再稼働はOKなのです。

福島県飯舘村で、牧場の馬に異変が起こっています。
写真家の森住卓さんのブログに、写真とコメントが掲載されています。
飯舘村の細川徳栄さんの経営する牧場では、今年になってから、生後1週間から1ヶ月で死亡した子馬が14頭、元気に育った子馬は1頭のみです。
さらに、2月末から今までに、大人の馬が4頭死亡しています。
後ろ足を引きずるようになり、だんだん歩けなくなり、死んでしまうのだそうです。
家畜保健所の検査の結果では、細菌やウィルス、寄生虫による死亡ではありません。
福島原発事故が起こった後の異変です。

原発事故はすべてを奪います。
原発事故が起こった後に、大量の放射性物質のふりそそいだ土地で、「復興」など不可能なのです。
伊方原発で苛酷事故が起こった後に、
広島市の復興も、瀬戸内海がふたたび恵みの海になることもあり得ません。

地震はいつ起こるかわかりません。
伊方原発への航空機の墜落もいつ起こるかわかりません。
いつ地震や事故が起こっても、すべてを失う事態を招かないためには、
原発の停止と廃炉以外にありません。

わたしたちのささやかな、しかし、大切な財産、
呼吸できる空気、恵みをもたらす海、住み慣れた土地での生活、
それらをすべて「核利益共同体」の犠牲に差し出しますか?
伊方原発再稼働を止めるただ一つの方法は、
広島市民が一斉に政治意志表示をして、
安倍内閣に再稼働をしない政治判断をさせることのみです。

◇今回も島根から駆けつけてくださった、廃炉マリョーシカさんのスピーチです。

広島市民の皆さん。こんにちは。
また今日もしつこく、中国山地を越えて島根県から広島に遣って来ました。
何度でも遣ってくるつもりです。
「お百度参り」って御存知ですよね。
日本の民間信仰で、神仏に祈願するために百度参拝するという。これがお百度参りです。
心願、つまり心からの願いが成就するように、お百度を踏む。
私自身は無神論者ですし、ほんとうは、人に見られないように行った方が効果あるんでしょうけども。
月2回のペースなので、ここ広島に来ています。5年はかかってしまいます。

5年というのは、「5年の猶予期間」と同じ長さです。
原子力規制委員会は、「原子力新安全基準」の適合に、「5年の猶予期間」を設けようとしてます。
ふくしまで起きたような過酷事故の対策に、設置に時間のかかる設備について「5年の猶予期間」です。
委員長の田中俊一、彼の私案で示された文章には、
「新規制導入の際には、基準への適合を求めるまでに一定の施行期間を置くのを基本とする」
今月3月19日-規制委員会定例会合の文章です。

新安全基準の適合を求める5年の間に、本当に何も起こらないのでしょうか?

思い出してください、今月の18日。
福島第一で、電源がネズミによってショートして・・・
ネズミが原因というのはほんとかどうかわかりませんけれども、冷却システムが停止しました。
私たちは今この場で買い物をしたり、
彼氏や彼女と一緒にお茶を飲んだりすることも出来なくなるかもという危機的状況、
危機的状況、タイムリミット4日間の危機的状況の時を刻んだのです。

確かに、原子力規制委員会のHP上は、何も起こりませんでした。
そして、平然と、翌19日、「5年の猶予期間」。田中私案です。
もう一度繰り返させていただきます。
19日午前。「5年の猶予期間」。田中私案。
20日午前零時12分。共用プール、冷却システムの全面復旧です。
何か起こってませんか?

3・11前の5年間に島根原発で起こったこと。

・2006年
<11月7日>
 復水貯蔵タンクの点検において、
 腐食によりタンク水位計配管取付け部の一部に、
 技術基準における必要な厚さ(9.9mm)を下回っている部位が見つかっています。
<11月9日>
 復水フィルタ出口ヘッダー配管と復水フィルタ出口配管との
 合流部6箇所のうち2箇所(B, C)の一部に減肉が認められています。(B:5.9mm, C:5.8mm)

・2008年
<11月21日>
 燃料 取替装置の点検を実施するために燃料取替装置を移動したところ、
 燃料つかみ部が燃料プールの手摺に接触し変形しました。
 要するにぶつけちゃったということです。 
<4月18日>
 原子 炉圧力の上昇操作中、A-、B-原子炉格納容器 線量当量率計の指示値が安定せず。
<7月11日>
 定期 試験のため高圧注水ポンプを起動したところ、誤信号による高圧注水系駆動用タービンが自動停止しています。
<8月3日>
 高圧 注水ポンプ起動直後に、タービンに蒸気を供給する主塞止弁が急速に開き、
 蒸気流入量が一時的に過大となり、高圧注水系駆動用タービンが自動停止しています。
・2009年
<3月26日>
 原子炉保護系ハーフスクラム試験実施中、制御棒1本が全挿入されました。
<6月4日>
 B-原子炉再循環系配管の溶接継手部1箇所に、ひび(長さ80mm、深さ4mm).。
・2010年
<3月30日>
 28 回定期検査(平成21年5月~平成21年10月)の後に行った
 「不適合管理検討会」(平成22年1月22日開催)において、
 「点検計画表」上では第26回定期検査で点検したこととなっていた
 「高圧注水系蒸気外側隔離弁の駆動用電動機」が、実際には点検されていないことが発覚。
 1 号機の運転を停止し、改めて点検を実施すること、
 及び定期検査中の2号機についても点検実施を公表。
 点検未実施511件。
・2011年
<1月18日>
 A- 原子炉再循環ポンプ 出口弁下流側配管溶接継手部1箇所に、
 ひび(長さ574mm、深さ:最大5.0mm)。
 同入口弁上流側配管溶接継手部2箇所に、ひび(長さ25mm、深さ:最大2.7mm・長さ27mm、深さ:最大2.7mm)。
 B-原子炉再循環ポンプ 入口弁上流側配管溶接継手部1箇所に、ひび(長さ79mm、深さ:最大4.0mm)。
・2012年
<9月10日>
 原子力安全・保安院から、(平成24年8月10日付) 「燃料集合体チャンネルボックス上部(クリップ)の
 一部欠損について(指示)」を受け、調査したところ、クリップ接合部の一部に欠損がある
 チャンネルボックスが10体ある ことを確認。 (1号機10体、2号機3体)

以上1号機。

・2006年
<3月1日>
 試験のため制御棒の一部を引き抜き原子炉の炉心倍増率測定を行ったところ、
 IRM(中間領域計装)異常高の信号により、制御棒が自動で全挿入。
<3月18日>
 高圧炉心スプレイ系の 7つのスプレイノズルにおいて、部品の一部(デフレクタ)の脱落確認
・2008年
<10月14日>
  B-原子炉再循環系配管と原子炉浄化系配管の接続部分の溶接継手部に、
 長さ81mm、深さ3.6mm・長さ120mm、深さ3.6mmのひびを確認。

以上2号機。

5年間に、何も起こってませんか?
何か起こってませんか?
私の心願は、心からの願いは、みなさんの生命と、そして出来るならば私自身の生命とがまっとうできる量にすることです。
そのためなら私は何度でもこの広島の地にやってきます。
今島根原発では3号機の稼働が進められようとしています
それを阻止するための私は原告です。
稼働を阻止するための原告の役割も担って広島のみなさんに訴えるためにこうして立っています。歩いています。
広島市民の皆さん、ご傾聴ありがとうございまし た。

◇哲野さんは、
 福島原発事故後、大きく変わったことは、「原発苛酷事故は発生する」ということを
 前提とするようになったことだ、ということを強調されました。

 「原発苛酷事故は発生する」のに原発を動かし続けるということの意味――
 人間の命や、決して「賠償」などできないような財産、大切な人やふるさと、安全な食べ物――
 基本的な生存権が侵されていることに、なぜみんな怒らないのか、という憤りがこめられているように感じました。

 チラシにもあるように、山口県知事が四国電力に問い合わせをし、
 それに対して四国電力が「伊方原発で苛酷事故が発生したら
 山口県民に賠償する。賠償には『風評被害』を含む。」と回答したこと、
 特に山口県知事山本繁太郎氏が「原発過酷事故が起きたら、
 山口県民に賠償してくれるか」という問い合わせとしたことの異常さを指摘されました。

◇網野さんは、
 黙っていたら認めることになるということ、
 「知らない」では済まされないこと、いやなものはいやだと言うことが
 民主主義社会でのイロハであることを強調されました。

 デモに参加してもらわなくてもいい、有権者として、
 例えば請願といった形で、みんなが意思表示しなければ、ということを強調されました。
 マスコミは大切なことを報道しません。報道されたときは手遅れです、ということも。

お花見の人や観光客、非常に多くの人通りでした。

プラカードに目をやる人は多いのですが、チラシを差し出すと拒否する人も。
気にはなっても、考えたくない、というところでしょうか。
(確かに、お花見に来て、原発の話など聞きたくはないかも。
 しかし、どこかできちんと向き合わなければ、
 元安川でお花見をすることなど二度とできないような事態が来てしまうかもしれません。)

次回は、4月13日(土)15:00~、同じコースで歩く予定です。

以上原田さんの報告です。

◆哲野のスピーチです。

哲野「春の土曜日のお休み中をお邪魔します。大変無粋な話でお邪魔します。
    広島から一番近い原発は島根原発ではありません。
    伊方原発は広島から直線で100キロ、愛媛県にあります。
    瀬戸内海、遮るものがありません。

    原子力規制委員会は原発再稼働のために今新安全基準を作っています。
    その新安全基準に照らすと一番最初に再稼働するのは伊方原発です。
    新聞やテレビは報道しませんが、四国電力は再稼働にむけて着実に準備しています。

    四国電力は山口県知事に対して質問の回答書を公表しました。
    なぜお隣の山口県が四国電力に質問書をだしたかと思われるかもしれませんが
    山口県の上関町は伊方原発からわずか40kmくらいしか離れていません。
    もし伊方原発が苛酷事故を起こしたら、当然、山口県の上関町も放射能の被害に遭います。
    そのことを心配して山口県知事は質問書を出しました。
    四国電力の回答書は、もし苛酷事故がおきたら山口県民の財産を誠意をもって賠償する
    これには風評被害も含むと、山口県知事に回答しました。
    これこそ山口県知事が四国電力から最も聞きたい回答だったでしょう。
    『本当に事故が起こったら賠償してくれるのか、風評被害も含め賠償してくれるのか』
    この回答を聞いて山口県知事は自分の安心材料にして
    恐らくは伊方原発の再稼働に反対しない態度を明確にしたことでしょう。

    しかし私は山口県知事は間違っていると思います。
    山口県知事が四国電力に確認しなければならなかったことは
    『伊方原発が絶対に事故を起こさない絶対保証』を求めることだったと思います。
    それができなければ山口県知事として伊方原発の再稼働反対、政治生命をかけて反対すべきだったと思います。
    なぜなら山口県知事は県民の命と健康と財産を守る、政治的最高責任者だからです。
    その政治的最高責任者が、事故を起こしたら賠償してくれるかという質問をだして
    賠償しますという答えを聞いて満足したわけです。
    山口県知事は間違っています。

    広島県知事は四国電力伊方3号機が事故が起こったら、あるいは絶対に事故が起こさない保証を求める、
    広島県知事はまだこういう動きをしていません。

    思い出してみてください。
    福島原発事故で近隣の双葉町、浪江町、飯館村、そのほかの地域、
    この地域に住んでいた人たちは何もかも失いました。
    先祖伝来の田畑、綺麗な空気、綺麗な食べ物、子どもたちの健やかな笑い声、
    つましいけれど幸せな日常生活、住み慣れた土地、家、すべて失いました。
    未来まで失いました。
    福島原発で近隣の人たちが失った価値に、いったい、お金で価格が付けられるでしょうか?
    こうしたお金に換算できない価値を賠償と言う形でお金にするわけです。
    そのような苛酷事故を起こすようなものを動かしてはいけません。
    どんなに賠償金を積まれても、私たちが失う価値に比べれば、雀の涙にすぎません。
    私たちが失う価値はお金に換算できない、金額で表現できないほど大きな価値を持つものだからです。
    事故がおきたら賠償金がもらえるかと聞いた山口県知事は、
    県民の生命と財産を守る、最高責任者としての県知事の資格は私はないと思います。
    苛酷事故は前提としていろんな対策が進んでいます。
    しかし考えてみてください。お金をもらってどうにかなりますか?
    このような原発、苛酷事故をおこすような原発、
    広島から100キロしか離れていない原発
    これを動かすことがいったい、広島市民の生活にどんな影響があるのか。
    こうやって本通りを歩いて安穏に買い物をしたり
    デートしたり、映画をみたり、喋り合ったりするような
    このつましい生活が一瞬にして吹っ飛ぶ、その可能性がある
    その可能性があることを、みなさんちょっと想像してみてください。
    お金をもらって済む問題ではありません。
    賠償金を貰って済む問題ではありません。

    新安全基準が施行されるのが7月、再稼働まで最短であと5か月後に迫っています。
    新聞が報道した時にはもう手遅れです。
    すべて政治的にも経済的にも手はずが整っています。
    みなさん、あと5か月しかありません」

◆網野のスピーチです。

網野「お休み中の所、お騒がせしてホントにすみません。
    気分ぶち壊しになるかもしれませんけども
    伊方原発に反対して私たち歩いております。
    隔週、歩かせていただいております。

    皆様にお伝えしたいのは、広島に一番近い原発は
    中国電力の島根原子力発電所ではありません。
    愛媛県の佐田岬半島にある、四国電力伊方原子力発電所です。
    たった100キロの距離です。
    広島型原爆にして1万発分の核物質があります。
    ここが危険なのは『伊方原発敷地前面海域の活断層群』と言う、活断層群がすぐ目の前にあることです。
    また、再稼働予定の伊方3号機は燃料にプルトニウムを使います。
    プルトニウムで汚染された地域は2万年は元に戻りません。
    広島は福島から遠いから大丈夫だと思っている方いらっしゃるかもしれませんがそうではありません。
    広島にはたった100キロしか離れていないところに伊方原発があるのです。
    ここが事故を起こさないという保証は誰にもできませんし
    事故が起こった時に広島に住めるかどうか誰も保証はできません。

    原子力規制委員会は、原発は苛酷事故を起こすものと前提しています。
    苛酷事故を起きたら被害を最小限にするために規制を厳しくしましょうというのが原子力規制委員会の方針です。
    もともと、原発は苛酷事故など起こさないということで建てられてきました。
    しかし180度変わりました。
    福島原発事故が起きたからです。
    福島原発事故がおきたら、『いや、原発は苛酷事故を起こすものだよ』とあっさり方針転換しました。
    そして私たちに、避難訓練しなさい、いつも逃げる準備をしておきなさい、と行政に指導をかけています。
    行政のそういう計画がないと再稼働を認めないと言っています。

    停めようとおもったらたった一つだけ方法があります。
    最終的に政府が再稼働の政治判断をします。
    そこに地元の人間として再稼働を認めないという意思表示をすることができます。
    しかしそのためには、私たちは一人一人、原発はやめてくれと言う必要が出てきています。
    しかし市民ならば当たり前です。
    私たちは声をださないと、意思表示しないと、相手がやっていることを認めることになります。
    これは小学校で習う事です。
    黙っているのは認めているのと同じことだ、YESと言っているのと同じことだ
    実際社会はその通りのシステムですから、私たちが黙っているのはYESと同じことになります。
    知らなかったでは済まされません。
    小中学校ときちんと義務教育を受けてきているわけですから。
    嫌ならいやといわないといけない、これは主権を持った普通の市民としての当り前の権利です。
    ここを躊躇してはいけません。
    政治意思表示というのはデモのことではありません。
    県知事や県議会、市議会など、市民の代表である機関に
    市民の声の代表として正式に政治意思表示をさせることです。」

第42回広島2人デモ 3月29日報告

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みなさま

毎度お騒がせします。
広島2人デモの報告をいたします。

今回参加者は
哲野・網野・大歳さん、ツナさん、じゃけえさん、Kさん、原田さん
そしてほぼ、最後一緒に歩いた高校2年生男子2人の9人でした。

この場をかりて久野さん、ピースリンクの皆さま
スピーカーを今まで貸していただいてありがとうございました!
本当に長い間ご厚意で貸していただいていました。
さすがにこれ以上は・・・ということで清水の舞台から飛び降りました。
今日から新しいスピーカーです。

平和公園は桜がほぼ8分咲きです。
背広着た人が団体でわいわいと段ボール箱をもっていそいそと「場所」に向かっています。
会社で金曜夜、歓送迎会兼ねて花見をするらしいです。
場所取りのブルーシートがかなりもう敷かれてありました。
かなり賑やかです。

天気もいいので早めに行って待っていると大歳さんが最初に来ました。
チラシを渡して話をしているとツナさんが。

警察の方も到着。指令書の確認をします。
チラシをお渡ししたあと、歓送迎会モード混じりの花見準備に急ぐ人々を見ながら
移動もあるだろうけど転宅を伴う転勤だと大変ですよねという話になりました。
警察「引っ越し業者が多忙でこの時期重なってなかなか日取りが希望日になりませんからね。」
網野「ですよねえ・・・家族が後でおっかける、その間ホテル暮らしなんてのもありますもんね」
警察「桜、一気に咲きましたね。この週末が盛りでしょうね。」
網野「ここに来るまでに見たんですが、平和公園の中とか対岸は満開だったのに
    こっち側(写真)はあんまり咲いてないですね」
警察「日照関係でしょうね。朝日とか午前中の陽がたぶんビルの陰で当たらないからだと思いますよ?」
網野「!・・・なるほど!」

なんて話をしているとじゃけえさんが来ました。
そして丁度時間になり音楽が鳴りました。
5人で出発です。

いつものように網野とじゃけえさんがプラカード
哲野・ツナさんチラシまき
大歳さんがトップバッターです。

本日のチラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130329.pdf
A4版
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20130329_A4.pdf

街の雰囲気は人も多く、明らかに春休み&歓送迎会モードでした。

大歳さんのスピーチは先日の東電停電事故に関する話で本人相当怒ってました。
(各人のスピーチはこの報告の最後にスピーチ順にまとめています。)

大歳さんのスピーチ中、プラカードを見るサラリーマンが多いことに気が付きました。
そして、その他の人も結構プラカードは見てくれます。
気が付くと原田さんが合流していました。
じゃけえさんにマイクが渡ります。

じゃけえさんは、
チラシの内容をざっくり要約した部分も含めて福島原発事故で起きたことは広島でも起こる可能性があると訴えました。
▽じゃけえさんの感想です。
===========
その1
去年の12月に行われた総選挙は、票の価値に格差があり公平性を欠くとして違憲である。
裁判所で「違憲」であると判決が下されたにもかかわらず選挙結果は有効とされてきた。
3月25・26日広島高裁では「違憲・選挙結果無効」と画期的な判決が出た。
その2
原子力発電は安くない。
燃料費は安いですが、運営コストが高く発電量にみあいません。
関電・九電は採算の合わない運営をしている、なぜ会社が維持出来るのかと言うと
地域独占と総括原価方式に守られているから。
総括原価方式とは、この場合、電力の提供にかかった費用を賄う電気料金が設定出来るということ。
コストがかさんだ分そのまま電気料金に加算されることになる。
その3
原子力規制委員会は原発事故原因を追及しないまま新安全基準骨子案を作成
7月の施行向けて仕上げ段階に入っている。
事故原因究明がなぜか後回しになっている。

スピーチではその3について触れました。
==============

じゃけえさんのスピーチ中は、若い女性の素直な声が響くのか
老若男女問わず聞きながら歩いている感じです。
注目がありました。
次に原田さんにマイクが渡ります。

原田「広島から一番近い原発は、四国電力の伊方原子力発電所です。
    今再稼働に最短距離にあるのが広島から100キロのところにある
    伊方原子力発電所です・・」

網野「愛媛県って言ってください!」
実は四国電力の・・・と言うと、伊方がどこにあるのか知らない、わからない人が多いことに気が付いたのです。

原田さんは四電伊方原発再稼働阻止に執念を燃やしています。
実は広島は中電管内なので、マスコミが報じてきたのは中国電力の島根ばかり。
一番近いのが四国の伊方発電所だというのが知られていないのです。
四国というと、もう、海外の感覚になってしまいます。
まさかこんな直線で近く、影響がある(今までもあったと思いますが)などとは夢にも思っていませんでした、私も。

原田さんのスピーチの間にKさん合流しました。7人です。
次に哲野にマイクが渡ります。
関西電力と九州電力の過程向け電気料金値上げ認可問題に触れ
火力発電では赤字になるように仕組まれている、ということをスピーチしました。
また、燃料調整費調整制度があり、アベノミクスで円安になり、輸入価格が上がる、
それで電気料金も上がると二重の値上げにこれから入る、と指摘しました。

この哲野のスピーチ中、サラリーマンの反応が凄かったです。
まず、遠目からこっちを立ち止まってみているひとたち。真顔で聞いていました。凝視です。
商店街のオーナーもですが、わざわざ通り道にある大手小売店から出てきて聞いているお店の人らしき中年男性もいました。
チラシを取りに来た人もいました。
通りすがりに手を伸ばして追い抜きざまにチラシを受け取る男性もいました。
チラシを手に取るとすぐに読みはじめました。
プラカードを見て「えっ!九電も値上げ!?」と言っている人もいたそうです。
値上げの問題に物凄い関心があるんだ、とわかりました。
前年も関電の値上げ話が出た時にはやはりサラリーマンの反応はありましたが
今回の反応とは明らかに何か違うようです。

あとツナさんのツイートにデモ後、こんな感想がありました。
「デモ終わりました。選挙ネタはオジサンが反応します。電気代ネタも皆さん気になるようです。」

次にツナさんにマイクが渡ります。
ツナさんは、
「明日のこと、明後日の事、1年後のこと、10年度のこと、100年後のこと考えてください。
 一人一人が真剣に考える、そういう時がようやく来たんじゃないでしょうか?」
と訴えました。

ツナさんのスピーチ中、哲野が商店街のお店で、こちらを見ているオーナーや従業員がいたら
なるべく持っていこうと心がけて試みたところ、全員受け取ってもらえたそうです。
お店に居る人は仕事中で、動けませんから、じっと店の中からデモを見ています。
そこへ「配達でーす」と言って持っていくと、無言の方もいらっしゃるようですが
「あ、どうも」とノリもよく返事をくれ受け取ってくれる人もいるようです。

次にKさんにマイクが渡ります。

Kさん「いつもお騒がせしております。
    原発の再稼働に反対して歩いております・・・。」

Kさんは福島で放射能におびえて暮す子どもたちと
こんな世の中を次の世代に渡してはならないと、訴えました。

Kさんから網野にマイクが渡ります。
網野は、『一票の格差』高裁判決のうち、広島高裁・岡山支部の判決に盛り込まれた
憲法の投票価値の平等について触れ、これは民主主義の根幹の問題なので
みなさん、この判決文は私たちの教科書です、とスピーチしました。
そしてチラシにまとめてるのでご覧くださいと言うと

哲野「網野、チラシ、もうない」
網野「もうない?失礼いたしました・・・・」

網野のスピーチには中高年のおじさんが反応していました。
ツナさんもツイートでおじさんたちが選挙ネタには反応すると言ってましたよね。
Kさんが哲野に横をずっとついて歩いている男の子を2人を差して
ちょっとチラシの解説してあげて、と言いました。

哲野「このチラシはねえ、ここ。広島高裁の岡山支部判決の論理をしっかり頭に入れてほしいんだよね。
    君たち選挙権ないだろ?」
高校生「高校2年生ですから、ありません。」
哲野「僕たちがもっとしっかりして、憲法の精神を理解して政治行動すれば
    君らに迷惑かけることはないのにね。」
高校生「はい。正直いって、頼りないと思います。」
哲野「ごめん。申し訳ない。
    でも君らが選挙権を持った時に、この判決文に書かれていることは
    きっと役に立つ。」
高校生「1人別枠制が憲法違反というのはわかりましたが、
     そうしたら地方から議員が出なくなって地方の声が国会に反映しなくなるんじゃないでしょうか?」
哲野「うん。しかし、それは別な問題だ。
    地方の人口が減っているのは憲法のせいではない。
    政治のせいだ。
    地方が中央に比べて暮らしにくい、そういう状況になっているから。
    例えば、イギリスやニューヨーク、ロスアンジェルスなどは都市部には貧困層が集まっている。
    郊外や田園地帯には中産階級や金持ちが集まっている。
    これは、政治のしくみ社会のしくみのせいだ。
    仮に仕組みが変わって地方に人が戻り始め、都市部で人口が減っていくと
    その時はまた、人口比例に応じた選挙区割りに変えればいい。
    基本は投票の価値の平等、これをしっかり守ることが結局は今の政治を変えていくことにもなる。」
高校生「しっかり勉強します。
     頼りない大人にならないようにします。」

というやりとりで、2人は結局最後まで一緒に歩きました。
それでこの2人をカウントして合計9人。

元安橋に帰ってきて、デモ終了。
警察の方にお礼を言ってお別れし、立ち話に。

開口一番、
哲野「いや~頼もしいね!
    選挙のこと、憲法のこと説明したら、理解したよ。
    で、『僕たち、今選挙権ないけど、選挙権を持ったら、僕たちがなんとかします!』って言うんだよ!」

みんなの感想や気が付いた点を聞いたところ
6時半を過ぎてから、チラシのはけがよくなったらしいです。
6時半まではみんな足の速度が速く、30分を過ぎると意識が変わる・・・ということを感じたようです。

折り返しは金座街なのですが、あそこはオフィス街からでてくるサラリーマンが通るところなのです。
ちょうどそこで哲野の「電力料金値上げ」のスピーチでした。
サラリーマンの関心を引くテーマだったのも相乗効果だったのかもしれません。
ツナさんのいう様に、「選挙」と「値上げ」は現役仕事人の関心が高かったです。

後でのツナさんのツイートから引用します。
「今日のデモの時、ホステスさんがうちは安倍支持だからってちらし受け取らなかった。飲み屋街にはアベノミクス来てるのかなあ?」
まさか、そうではないと思うけど、広島の飲み屋街ではアベノミクスのバブル効果でお金が落ちると期待する向きがあるようです。

色々立ち話で話したのですが、メインはやはり値上げと違憲問題でした。
それから来週4月5日には情報交換会をすることにしました。
もし桜がまだ楽しめるようで、雨も降らなければ、夜桜を楽しみながら2時間ほど、色々議論したいと思います。
もちろん酒つき、少々のおつまみ付きで。(持ち寄りです)

以上ご報告いたします。

▽各自のスピーチ(スピーチ順)

◆大歳「お騒がせします。
    毎週金曜日恒例、広島2人デモを始めたいとおもいます。

    先週末24、25日、安倍首相は福島の浪江、豊岡両町、郡山市などの被災地を訪問しました。
    大手メディア側の報道によればここでの安倍首相の主な発言は

    1.「政治の仕事は風評を払拭(ふっしょく)していくことだ。(対策を)しっかりと政策にし、実行する」
    2.「低廉で安定的な電力の供給がないと復興もなかなか難しいという中で、総合的に判断していきたい」

    ということでした。この二つとも酷いものなのでいちいち批判せねばいけなくなりました。
    まず、はじめの政治の仕事は風評を払しょくしていくことだという箇所ですが、
    今一番緊急に政治主導で行わなければいけないのは、
    福島第一原発のあまりにもひどい事故の収束活動の管理です。
    これはもう東電単独でできるものではないということが、
    先週のネズミ1匹が短絡波及事故を起こしたことからよくわかります。
    これは東電の尻拭いということだけではなく自民党自体の尻拭いでもあります。
    この30年の間にこれほど原発を推進してきた政党は一体どこの政党でしょう?
    中曽根康弘氏には生きている間に尋ねた方がよいと思います。
    そして安倍晋三首相も前回に総理だった時に野党議員から
    福島原発の安全性について追及されたにもかかわらず、
    それを放置したということで自身の尻拭いをすべき立場であるといえます。

    この度、ネズミ侵入が原因とされる停電事故で、命綱ともいうべき冷却装置が停止しました。
    事故から2年たった今でもネズミが侵入されたとされる配電盤は、
    仮設の配電盤であり、さらに命綱の冷却装置には
    非常用発電回路も装備されてはいませんでした。

    これができていなかった理由は二つ。
    一つはこれらの電気設備が置かれているのが毎時0.3mSvという3、4時間もいれば
    年間の放射能許容量1mSvを超える高線量の場所であり、
    通常の作業の通常どおりに行えない危険なエリアであること。
    もうひとつは、東電にはこの事態を収束はおろか管理する機能も、
    モチベーションも完全に失われているということです。
    その一方で復興予算は湯水のように尽かされ、
    えげつない中間搾取がまかり通っています。
    原発周辺で働いていらっしゃる方の多くは法律の定めた最低賃金で雇用されています。
    だから、もうこれ以上東電だけにこれを任すことはできません。
    政府の管轄下において原発事故現場を管理して、
    また収束活動にあたっている方々の賃金のえげつない
    ピンハネだけはやめさせなければならないと思います。
    まずこれらが国のやる一番の事柄です。
    「風評被害うんぬん」は心情的にはわかりやすいですが、
    これは『食べて応援』をこれからもやりますよ、強化しますよといっているだけのことです。
    これを勧めることは東電の加害性をあいまいにし、
    賠償責任を軽減しようとしているということに過ぎません。
    こんなことは少し考えればわかることです。
    TPP参加のように決定的に農業にダメージを負わせる一方で、
    票田である農家に対してはリッピサービスしなければならない状況なのが今の自民党です。
    そして安倍首相の2番目の発言。
    「低廉で安定的な電力の供給がないと復興もなかなか難しいという中で、総合的に判断していきたい」
    これは、つまり原発は低コストのエネルギーなので早く再稼働させたいという意味です。
    あまりに初歩的過ぎて、「まだこんなことを言っているのか」と思っていますが、
    原発は燃料費が安いだけで発電所を作る費用、
    それを誘致する費用、核燃料を管理する費用、
    原発は安全でエコなエネルギーですとテレビ、
    ラジオで再々広告張ったりする費用、
    そして何よりも原発を廃炉にするいくらかかるか何十年かかるかもわからない
    途方もない費用を考えると最低最悪なのが原発です。
    これらすべては電気料金に加算されていきます。
    もういい加減こんなバカなことをいうのはやめていただきたい。
    そう思います。

    おそらく安倍首相は嘘でも突き通して、
    それで騙し通せばそれは真実になると考えていることでしょう。
    そんなにうまくいくでしょうか?
    もうこれ以上私たちは騙されるわけにはいきません。
    これは生存がかかった話であるということをどうか覚えていただきたいと思います。」

◆じゃけえ「毎度お騒がせしております。
      毎週金曜日恒例の2人デモです。
      私たちは団体ではありません。
      専門家でもありません。
      ましてや宗教でもありません。
      みなさんに知っていただきたいことをそれぞれがスピーチしながら歩いております。

      自分の住んでいる場所からすぐ近くに原発があったとして
      その原発で事故が起きたらいやですよね。
      住み慣れた場所を発電所の事故が元で追われるなんてたまりませんよね。
      福島で起きたこと、広島でも起こる可能性は十分あるんです。
      このままだと起こり得るんです。
      福島第一原発事故の原因はまだ明らかになっていません。
      事故原因を追究しないままに原発を動かせば
      同じ事故が起こってもおかしくないですよね。
      事故原因が明らかにならないまま原子力規制委員会は新安全基準を作ってしまいました。
      事故が起きないように規制するはずの安全基準のはずなのですが
      原因もわからないのにどうやって対策するのでしょう?
      原因もわかっていないのにどうやって安全基準をつくるのでしょう?
      なぜ危険を顧みず原発を動かすのでしょうか?
      リスクをみてもコストをみても原発はこの世には必要ありません。
      広島から最も近い伊方原発が今年7月再稼働となる第一候補です。
      このままでは広島から一番近い原子力発電所が動いてしまいます。
      私たちはいま、この問題の渦中にいます。
      7月の参議院選挙、是非原発問題を一番に考えてから投票に行っていただきたいです。
      もう原発事故を繰り返すことは許されません。
      みなさま、食べ物には十分気を付けてください。」

◆原田「愛媛県の伊方原子力発電所は、広島市から丁度100キロのところにあります。
    瀬戸内海を挟んで広島市と直接に繋がっています。
    今、原子力規制委員会が原発を再稼働するために新しい安全基準を決めようとしています。
    今年7月に施行されます。
    この安全基準に照らして一番最初に再稼働される可能性が最も高いのが
    愛媛県の伊方原子力発電所です。
    現在も広島原爆の1万倍の放射性物質がためこまれています。
    今のまま事故がおきても大変なことになりますが
    原発が稼働しているときに事故がおきたらその影響は計り知れないものになります。
    今、着々とその伊方原発や愛媛県では再稼働のための準備が進められています。
    伊方原発は通常でも放射能を放出します。
    放出した放射能は液体の形でも放出されます。直接広島湾に流れ込みます。
    2001年から2010年までの10年間で放出されたトリチウムは552兆ベクレルに上ります。・・・」

◆哲野「毎度毎週お騒がせしております。
     金曜日夕方恒例の広島2人デモです。
     2人デモですが現在は・・・(数えて)7人で歩いております。
     大飯原発、今日本で唯一稼働している、大飯原発の再稼働、
     そして再稼働させている仕組みそのものに反対して歩いています。

     つい一昨日、経済産業省と消費者庁は関電と九電の家庭向け電気料金の値上げをそれぞれ9%、6%の内容とすることを認めました。
     テレビの報道を見ていると「値上げ2%圧縮」新聞も「値上げ幅を2%圧縮した」と言う報道でした。
     なぜ関電と九電は値上げをしなければならないのか。
     原発が止まっている今、火力発電に頼らざるを得ませんが
     九電・関電両社に限りませんけども、火力発電が赤字になるような体制に組まれているからです。
     現在の火力発電体制を続ける限り日本の電力会社の発電は赤字になります。
     ならないはずがありません。
     火力発電赤字体質をそのまま引きずって火力発電主力に入っている
     火力発電を、赤字をやめさせたければ原発を稼働させろ。
     元々火力発電で採算をとる気は全くない
     それは両社の電力体制を見てみればよくわかります。
     両社ともにまだ石油・重油を使った発電設備が全体の約20%~25%あります。
     今石油は国際市場価格で1バレル、約159リットルが100ドル以上もするような
     そんなバカ高い燃料つかって採算が取れるはずがありません。
     これはアメリカと比べてみると良くわかります。
     今お配りしているチラシに詳しく書いてありますが
     アメリカの全電力設備は5%、発電実績の石油・重油に占める割合は、もう1%を切っています。
     石油・重油で発電が出来る時代ではありません。

     九電も関電も火力発電で採算をとろうと言う気がないことは良くわかります。
     さらに石油以外で言うと、火力発電の主な燃料は天然ガスですが、
     この両社の天然ガスの発電設備容量は約20%。
     この天然ガスが、またぶっ高い。なぜそうなるのか?

   両社は天然ガスを大手総合商社・・・三菱商事、三井物産、あるいはJX日鉱日石などエネルギー会社、
   こういったところに依存してますけど
   こうした大手商社はアジアハブというアジアを中心とした一種のカルテル組織から調達しています。
   このカルテル組織は天然ガスの価格を国際石油価格に連動させるという仕組みを持っています。
   なんのことはありません、天然ガスを使ってますけど、価格は石油並みの価格なのです。
   これで採算がとれるはずがありません。
   一番コストが安いのは石炭ですが、関西電力は石炭の発電設備はわずか5%しか持っていません。
   九州電力は調べてみると14%です。
   石炭であれば、あるいは今世界的に価格が下がっている普通の天然ガス、
   これを調達すれば赤字になるはずがありません。

   しかし関電も九電もわざわざ赤字になる一番ぶっ高いコストを使って電気をつくっています。
   なぜこんなバカバカしいことが許されるのか。
   なぜこんな体制をもっていて、経産省や消費者庁は値上げを認めるのか。
   それは簡単です。
   他に私たち消費者が電気を買う場所がないからです。
   つまり「地域独占」。それぞれの地域のひとがそれぞれの管轄の電力会社から電気を買う以外にはありません。
   いくらでも値段を上げられます。
   さらに、みなさんご存知だと思いますが、電力会社には法律で『総活原価方式』という方式が認められております。
   これはいくらコストがかかっても、そのコストの上に儲け、営業利益約2%ですけども、のっけて原価とすることができる。
   つまりどんなにコストの高いものを使おうが、経営上は利益が出るように仕組まれているのです。

   こうやってコストを計算した値上げ以外に、もう一つ値上げの仕組みをもっています。
   それは燃料費調整制度という制度です。
   燃料費が上がれば自動的に電気料金に加算される、そういう仕組みをもっています。
   みなさん、お気づきになっていないと思いますが中国電力の電気料金は確実に0.2%上がっています。
   それは燃料が上がったからです。
   ドルが高くなって円が安くなり、輸入価格が上がったからです。
   国際価格は下がっていても輸入価格が上がれば、当然円表示価格は高くなりますので
   それを電力会社は自動的に料金にのっけています。
   関電の決算を見てみますと販売電力量は下がっても、売り上げは0.2%、今年の第三四半期では上がっています。
   私たちは二重の非合理的な、それこそ非自由資本主義的な社会のなかで高い電力料金をむしられています。

   もう少し私たちの生活を注意して眺めてみましょう。
   私たちがどれだけむしられているか。
   もう少し注意して見ていくと私たちをむしりあげようとする体制や仕組みがはっきり見えてきます。
   電気、ガス、水道、運輸、そして原発ビジネスのしくみ。
   私たちの生活に密着したこういう細かいことに注意を向けて行くと
   私たちがいかにむしられ続ける仕組みの中で生きて行っているか
   なぜ給料が上がらないのか、なぜ税金ばかりが上がっていくのか
   こういう仕組み全体が見えてきます。
   電気料金には、みなさん、気を付けましょう」

◆ツナ「みなさん今晩は。金曜日の夕方にお騒がせしております。
   今日は7人で歩いております。
   原発の再稼働に反対しております。

   今日はちょっと風が強いですね。
   こういう風の強い日にはよく放射能が飛びます。
   良く飛びますよ~~みなさん。でも見えないから気にならないですね!
   どんどん吸いましょう。どんどん吸ったら、その分、早く死にます。
   でも直ちに影響はないから、どんどん吸ってください。

   当時のソビエト連邦でチェルノブイリ原発が爆発しました。覚えていらっしゃる人も多いと思います。
   あの当時、今日は雨に当たるな、そういう風に私、言われました。
   当時小学校だったか、幼稚園だったか、よく覚えていませんが、私、確かあの時は・・・休まされた気がします。
   あの時、雨が降ったんですよ。この広島まで何か飛んできたのかどうかわかりません。
   でもあの時確かにチェルノブイリ原子力発電所から放射能が出たんです。
   それから数年経って今はウクライナという国になってますが、平均寿命がガタっと落ちました。
   この国戦争でもしたのか?虐殺でもあったのか?というくらい、ガタっと落ちたんです。
   でもそんなことはありません。
   ソビエトが解体したときにゴタゴタしましたから色々ありましたけれども
   ゴタゴタした国がたくさんあった中で、ウクライナはガタっと落ちたんです。
   それが現実なんです。
   もうすぐ戦争をしたかのように人が死にます。
   原子力発電所が事故をするっていうのはそういうことなんです。

   原子力発電所がなんのためにあると思いますか?
   電気をつくるためだとおもいますか?
   本当にそう思いますか?
   電気をつくるためだというなら、こんなに今、「再稼働だ!」と言うと思いますか?

(原発は大飯の2基以外動いてない。それでも電力不足にすらなっていないという意味)

   原子力発電所は私たちを被曝させるためにあります。
   私は被曝してもいいよという人もいらっしゃるかもしれませんが
   被曝するのはあなただけではありません。
   あなただけではないということは、今だけではないということです。
   もう少し、もう少しでいいんで
   明日のこと、明後日の事、1年後のこと、10年後のこと、100年後のことを考えてください。
   100年後に原子力発電所があってそこからどんどん放射能が漏れ続けていたら
   もっともっと私たち、バタバタと死んでいます。
   10年後ははっきりと死亡増加が現れるでしょう。
   それに今私たちが追い打ちをかけるのか、止めるのか、
   一人一人が真剣に考える、そういう時がようやく来たんじゃないでしょうか?」

Kさん「いつもお騒がせしております。金曜2人デモです。
    原発の再稼働に反対して歩いています。
    みなさんに知っておいて欲しいことがあります。
    福島で今起きていることです。
    福島県郡山市の小中学生が
    「年間1mSv以下の安全な場所で教育を受けられるように」と裁判を起こしました。
    TV・新聞などの大手メディアはこの裁判を報道しません。
    政府・東電・東電の株主である企業がスポンサーだからです。
    スポンサーに都合の悪いことは報道しないんです。
    震災以前、子どもの甲状腺異常は1%未満でした。
    しかし、2012年4月に発表された甲状腺検査の結果、
    福島の13市町村3万8千人の子どもの35%、
    そして福島市の4万2千人の43%に嚢胞が見つかっています。
    甲状腺ガンが見つかった子もいます。
    子どもたちは首から放射線量を計るものを首から下げさせられています。
    これは記録をとるためのものであって、子どもたちに危険を知らせるものではありません。
    汚染されているとわかっている福島産のコメを給食で食べさせられています。

    手抜き除染がニュースになっていましたが、国や県が中間貯蔵施設が決まらないまま、
    ただ除染を進めた結果、汚染土壌はあちこちに野積みされたままです。
    汚染土壌をかき集めてホットスポットを作っているようなものです。
   (※政府は除染と言っていますが、これは正しくは「移染」といいます。)
    家を除染しても庭に汚染土壌が置かれていたらなんの意味もないと思いませんか?
 
    友人は宮城に住んでいます。
    津波で家を失いました。
    その友人の住んでいる仮設住宅の近くの一般廃棄物焼却施設で、
    家庭ゴミに放射能で汚染された牧草を混ぜて燃やされたそうです。
    牧草についた放射能は燃やされることで灰にも濃縮され、気化して空気中にも放出されます。
    東北・関東の人々は、福島原発から今も放出され続けている放射能、
    汚染された食品、水、汚染物質を燃やした煙、それらで毎日被曝し続けています。

    ここは福島から遠く離れているから大丈夫、そう思っていませんか?
    広島市が子どもたちに食べさせている給食が、放射能で汚染されていないかを
    どのように検査しているかご存知ですか?
    給食を作る前に食材を調べるのではなく、食べ終わった一週間分をまとめて検査しているんです。
    汚染された食材が入っていたとわかった時は、子ども達が食べた後なんです。

    福島県鮫川村で稼働を停止していた堆肥センターを再稼働させるそうです。
    汚染された原料で作った堆肥に、放射性物質は凝縮され濃度が高まります。
    そしてその堆肥を使った畑は汚染され、汚染された農作物が育ちます。
    汚染された畑で作られた作物、その作物を食べて育った家畜の肉。
    放射能で汚染された堆肥を使えば西日本で作られた野菜であっても汚染されています。
    家畜も同じです。
    自分たちが食べている野菜・肉が放射能に汚染されていないとは言い切れないんです。
    TVや新聞は本当に大切な事を言いません。
    それでも隠しきれずに少しずつ、いろいろな情報を出してきています。
    スポーツ選手のけがが多いと思いませんか?
    芸能人の病気や訃報が多いと思いませんか?
    TV局の女子アナが何人も続けて、外国に留学しました。
    彼女たちは報道されないたくさんの情報を知っているはずです。
    ニュースにはならないたくさんの人々が病気になっている事が、想像されませんか?
    色も匂いもなく、味もしない。息苦しさもない。
    それでも確実に身体はむしばまれていくんです。
    症状が現れた時では、間に合わないんです。
    食事の度に放射能の心配をする。
    地震の度に原発の心配をする。
    ついこの間は地震がなくても原発の心配をしましたよね?
    これをこれから先もずっと死ぬまで、そして自分が死んだ後も
    子ども・孫にも続けさせるのはおかしいと思います。
    どうか本当に原発が必要か考えてください。
    自分で情報を探して、そして考えてみてください。
    よろしくお願いします。」

網野「みなさん、お騒がせしております。毎週恒例で金曜歩いております広島2人デモです。
    2人デモですけど現在7人で歩いております。
    私たちは団体でもなんでもありません、
    原発を止めたい、被曝はいけない、という一心で集まっている人間です。

    ここ1週間高等裁判所が続々と総選挙に対する違憲判決を出しました。
    これまで過去にはなかったことです。
    この選挙の意味、判決の意味をみなさん、学びましょう。
    これはすごく大事なことです。
    日頃私たちは政治に関することに触れることに物凄く警戒するよう育てられています。
    そう教育されていますが、政治はもともと我々のものです。
    こういった基本的なことを学んでおかないと、私たちはいつまでたっても騙される、愚かな市民のままです。
    広島高裁・岡山支部で出された判決なんですけども
    これは「投票価値の平等」ということが基本にあります。
    国民一人一人が平等であるということは一人一票の平等の価値を守らないと
    送りだした国会議員が我々の代表として多数決をした際、私たち市民の意見と一致する、ということが出来なくなるからです。
    一人一票を守るということは、国会に送り出した議員が平等であることを意味する
    これは民主主義の大原則です。
    この現行小選挙区制(1人別枠主義)が憲法違反であるということは、1人1票がしっかり守られていない、
    投票価値の平等が守られていない、これが憲法違反だ、このことが一番大事な点です。
    多くの高裁が事情判決の法理ということで、選挙無効の請求を棄却しましたけれども、これおかしな話です。
    元々、違憲であるならば当然無効です。
    政治的なことを裁判所が考えてはいけません。
    そうしないと憲法が守られません。
    法は私たち人を守るためにあるものです。
    憲法は私たちが守るものではありません。
    時の権力・政権・政府が守るものです。
    今新聞等で岡山支部の判決の要旨がでています。
    ここを学んでおくことは私たちにとって非常に大事な事です。
    私たちの権利を守る、一番根幹のところを学ぶことになります。
    そういったことをチラシにまとめてありますので見てください・・・・」

広島 3月のデモ

広島2人デモ、毎週金曜 3月29日まで確定しました。
18時~19時
元安橋東詰出発~本通り・金座街往復

3.11に福島原発事故2周年特別デモを行いました。 

伊方デモは
3月16日と30日
15時~16時
元安橋東詰出発~本通り・金座街往復

です