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第98回広島2人デモ 5月2日報告

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みなさま

毎度毎週、お騒がせしている第98回広島2人デモの報告です。

チラシ作りの時の哲野と網野のやりとりから。
2人で相当にエネルギー基本計画を読み込んだのですが、
▼2014年4月11日(第4次)「エネルギー基本計画」
http://www.meti.go.jp/press/2014/04/20140411001/20140411001-1.pdf

読み終わって哲野が網野に
哲野「相当ひどい内容だけど、君はどういう感想?」
網野「やっぱり原発を推進するといいながら、
   国が前面に立つと言いながら、
   事故が起こった時の無責任ぶりには一番腹が立った。」
哲野「どこの箇所だっけ、それ。」
網野「第3章、第4節のその3。『原子力利用における不断の安全性向上と安定的な事業環境の確立』」
哲野「もう一回読んでみてよ、そこ。」
網野「いい?読むよ。

   『(P44)原子力の利用においては、いかなる事情よりも安全性を最優先することは当然であり、
   我が国の原子力発電所では深刻な過酷事故は起こり得ないという「安全神話」と決別し、
   世界最高水準の安全性を不断に追求していくことが重要である。』」

哲野「なるほど。安全神話と決別するわけだから、安全性を追求しても事故は起り得る、というくだりだね。」
網野「そうなのよ、その前段で原発推進に関しては国が全面的に責任を持つと言っているわけよ。
   でも事故は起る。
   事故が起きれば当然その責任は国にある、とならないといけないんだけど。」
哲野「そりゃ、論理的には当然だろ。」
網野「ところがそうじゃないのよ。国が全面的に責任を持つ、と言った舌の根も乾かないうちに…。
   いい?読むよ。
   『…国は、原子力災害対策指針の策定や防災体制の整備に加え、関係省庁を挙げて、
   引き続き関係自治体の地域防災計画・避難計画の充実化を支援し、災害対策の強化を図っていく。
   原子力災害対策指針に基づき、新たに地方公共団体が取り組む原子力災害対策については、
   内閣府特命担当大臣の下で、原子力災害対策担当部局が、地方公共団体からの相談窓口となり、
   関係省庁とともにこれを支援する。』」
哲野「なるほど。いざ事故が起きれば、第一義的な責任は避難計画にしても損害賠償にしても、
   地方自治体が前面に立って責任を負う、じゃあ国はどうなるの?というと、内閣特命大臣の下でこれを支援する…。
   推進は国の責任だけど、事故の収拾責任は地方自治体にあるというわけだ。」
網野「これだけはっきり言われていて、ハイそうですか、と言いますか?」
哲野「いや問題は、広島県、広島市、広島県議会、広島市議会、広島県知事、広島市長なんか
   県民や市民の命や健康や財産、生活や安全な暮らしに第一義的な責任を負っている人たちが
   この文章を読んでいるか?ってことだよね。
   伊方原発再稼働反対の請願の時に、この問題を広島市長と広島市に質した事があるけれど、
   その時の回答を覚えてるだろ?」
網野「一言で言って、原発問題はエネルギー問題、エネルギー問題は国の専管事項、
   広島市としては国を信頼しつつ、原発政策の動向を見守る、という見解だった。」
哲野「このエネルギー基本計画でもいう様に、それは原発安全神話時代までの話。
   国が態度を変えてしまっているのに、つまり、原発は事故を起こしますよ、絶対安全はないですよ、
   それでも再稼働しますよ、でも、いったん事故が起こったら、避難・補償などは
   地方自治体の責任ですよ、そういう方向で法改正しますよ、
   国は地方自治体の支援に回りますよ、と、こういうことだよね。」
網野「全く国の原発政策の大転換に、ついていってない、ということだよね。
   というか殉じようとしてるようにも見える。」
哲野「事故を起こすんだったら動かすなよ…
   事故が起きて国が支援するというのなら、支援はいらないから、動かすなよ。」
網野「請願で訴えている通りだよね。ほんとそうだよ。」
哲野「それをね、こうしゃあしゃあと言われると、お腹立ちはごもっとも。」
網野「エネルギー基本計画のこの文章、中・高校生レベルで充分読める文章だから
   みんな全員読めばいいのにね。
   何を考えて何をやろうとしているか、あけすけに書いてあるんだから。
哲野「僕が一番偽善的で腹が立ったのは、使用済み核燃料の再処理部分。
   使用済み核燃料はもう、保管場所がない、早急に国が全面に立って最終処分地を決める、と
   しかし、目処がたたないので困っていると、しかし、この問題は次世代に先送り出来ない、
   我々の世代で解決しなきゃいけない、と、この部分だよね。
   次世代に先送りしない、次世代に責任をかぶせない、と言うのなら
   論理的にはこれ以上使用済み核燃料を増やさない、と言うのが現実的に、確実に、取り得る方法だよね。
   だって、最終処分場はおろか、最終処分の方法である地層処理についても
   この計画が認める通り安全性については合意ができていない。
   つまり何も決まっていないし、不確定、不透明要素が多すぎる。
   その中で我々が確実に出来ることは、これ以上使用済み核燃料を増やさない、
   これが次世代に責任をとる第一歩だと僕なんかは思う。
   ところが…読むよ。

  『(P45)廃棄物を発生させた現世代として、高レベル放射性廃棄物の最終処分へ向けた取組を強化し、
  国が前面に立ってその解決に取り組むが、そのプロセスには長期間を必要とする。
  その間も、原子力発電に伴って発生する使用済燃料を安全に管理する必要がある。
  このため、使用済燃料の貯蔵能力を強化することが必要であり、
  安全を確保しつつ、それを管理する選択肢を広げることが喫緊の課題である。』

  なんのことはない、次世代に負担を先送りしない、と言いながら
  その実最終処分場も見えないまま、使用済み核燃料が増えるので
  中間貯蔵施設を増やしましょう、その口実に次世代への責任を引き合いに出しているだけだ。
  その偽善ぶりと牽強付会さには辟易とする。」
網野「まったくだ。」

というわけで2人ともぷんぷん腹を立てながら
今日のチラシのテーマは
「原発ビジネスをキューサイするための
 自民党政権『エネルギー基本計画』」とあいなった次第でございます。
私たちの意気込みとは裏腹に、今日のテーマは本通りを歩いている広島市民には
ウケがよくなかったようです。
被曝問題や東電福島原発問題に比べると反応が悪かったのが実際のところです。

今回の参加者は哲野、網野、じゃけえさん、Kさん、原田さんの5人でした。

暖かい日でした。
GW直前で、出発前の元安橋にも祭りの屋台が並びます。

▼広島のGWイベント、FFの準備が進む

警察の方が来られたので指令書の確認をし、待っているとじゃけえさんが来ました。
3人で出発です。

▼第98回のチラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140502.pdf

▼プラカード

トップバッターのスピーチはじゃけえさんです。

じゃけえ「ご通行中のみなさま、商店街の皆様、毎度お騒がせします。
    毎週金曜日恒例の広島2人デモです。
    本日で98回目になりました。
    原発に反対したい一心で個人が集まり、
    みなさんに知っていただきたい情報をスピーチしながら歩いております。
    毎回チラシを作成し、お配りしております。
    原発問題について考える際、是非参考にしてみてください。
    チラシの内容はwebでもご覧いただけます。
    広島2人デモで検索してみてください。

    今日のチラシのテーマは原発ビジネスをキューサイするための
    自民党政権エネルギー基本計画というテーマでチラシを作っております。

    原発はコストが低くて、原発なしでは安定した電力は供給できないとして
    エネルギー基本計画では原発を推進していますが、
    原発は決して低コストではありません。
    管理にもお金がかかるし、稼働させると使用済み核燃料がどんどん溜まって行きます。
    それを処理するのにもお金がかかりますし、使用済み核燃料は地層処分することしか
    いまのところ手立てがないのですが、大変時間がかかります。
    最終処分場も全く決まっていません。
    原発は使っても使わなくても約40年で老朽化し廃炉にしなければなりません。
    廃炉するためのお金も膨大にかかりますが、そのための積立金は全く足りていません。
    それでも原発を動かすと維持費はかかるので、どんどんコストはかさんで行ってしまいます
    今すぐにでも原発をやめたほうが合理的です。
    今日本は全て原発は止まっていますが電気は足りています。
    電気を作っているのはなにも電力会社だけではありません。
    電力会社に電気を卸す会社も沢山あります。
    電気が足りないから原発を動かすというのは全くの嘘です。
    公表されてるデータをみれば十分わかります。
    詳しくはチラシにまとめてありますので是非ご覧ください。

    原発は事故を起こす可能性が十分あるものとして再稼働が進められています。
    なぜそれほどまでして原発を再稼働させたいのか。
    原発を廃炉にしたくないのか。
    結論から言えば、電力会社を倒産させないためです。
    しいては株主が損をしないためです。
    またしいては電力会社に融資している大手金融資本が損をしないためです。

    原発は事故を起こさなくても放射能を放出しています。
    人間は放射能にとても無防備で無力です。
    経済問題ではありません。私たちの生存権問題です。
    しかし経済問題からしても不合理、不経済な発電方法です。

    原発は事故を起こすものとして再稼働が進められています。
    広島から最も近い原発は四国の愛媛県にある伊方原子力発電所です。
    瀬戸内海に向かって建っています。
    風のながれも潮のながれも広島に向かっています。
    重大事故が十分に起こり得ることが前提で再稼働が進められています。
    もし伊方原発で福島事故なみの苛酷事故が起これば、広島市内は一時移転対象区域となります。
    一時移転ですが、私たちは避難すれば広島市に帰ってこられなくなります。
    それほどの放射能汚染区域となります。
    原子力規制委員会発表の放射能物質拡散シミュレーションと原子力災害対策指針を合わせ読めば
    広島市の被曝線量は1週間で4mSv、一時移転の対象になります。
    (チェルノブイリは年間5mSvで避難=強制移住対象でした。
     これを考えると凄まじい被曝線量になります)
    避難生活を強いられることになります。
    事故の可能性が少しでもあるのなら、再稼働しないでください、というのが私たちの訴えです。」

じゃけえさんは私たちの「市民の生存権を守って欲しい」という訴えからの再稼働反対意思表示の請願に対し
原発問題はエネルギー問題なので、国の指針に従うと言う見解を崩さない広島市当局と
広島市長自ら答弁にも質問書にも返事を返さない態度を説明しました。
そして共同請願人になってほしいと呼びかけました。

▼請願人参加はこちらです。(広島1万人委員会)
http://hiroshima-net.org/yui/1man/

次に哲野にマイクが渡ります。
哲野はチラシの内容を説明するスピーチをしました。
哲野「2014年4月11日に発表されたエネルギー基本計画は
   2つの虚構に基づいて出来上がっています。
   1つは原発なしでは日本の電力は不足するという虚構。
   これはあそこまで尤もらしくかかれるとこちらがよほどデータを押えていないと騙される可能性があります。
   もうひとつは、こちらのほうがもっと尤もらしいのですが
   原発なしでは電力会社の火力燃料費が高騰して電力会社が赤字になるばかりでなく
   国富が流失する、という虚構です。
   原発なしで電力会社が赤字なのは、チラシでご説明しているように
   電力会社の火力発電体制が高コストで時代遅れになってるからです。
   日本全体では火力発電によって約4864万kWの設備が非電力会社によって運営されています。
   (9電力会社の発電設備容量は1億2147万kW)
   じゃあ、これらの非電力会社の火力発電が、みんな燃料費高騰で赤字なのか?
   というと赤字どころか、みんな好成績です。
   なかには大阪瓦斯の発電子会社のように、大阪瓦斯全体の利益の稼ぎ頭になっているところもあります。
   火力燃料費高騰で電力会社が赤字、とは全くの嘘で、
   彼らの赤字の原因は高コスト体質にあります。

   次に国富の流失。
   たとえば原油輸入は2000年代に入って一貫して減り続けています。
   それは原油価格が高騰し、いやがおうでもエネルギーを中心にした産業構造が
   変わらざるを得なくなってきたからです。
   (2003年原油輸入量 2億4850万kl/Unit が 2013年速報値では2億1056万kl/Unit)
   ところがここ2年、特にアベノミクスが登場し、日銀を使ってお金をじゃぶじゃぶにし
   円の価値を下落させました。
   当然、対ドル円価値も下がります。
   エネルギー輸入はドル建てですから、同じ量を輸入しても円安になれば支払う円の額が増えます。
   じゃあどれだけ円安になったのか、というと、ここ2年で約26%も円の価値が下落しています。
   (2012年1月1ドル=76.98円 2014年1月1ドル=103.94円)
   つまり、国富流失の原因は原発が止まっていることではなくて
   アベノミクス政策そのものにあります。

   この2つの虚構を使ってエネルギー基本計画が作られていることを頭に入れておいてください。
   そういう目でエネルギー基本計画を読んでみると、どこにインチキや誤魔化しが隠れているかを
   発見する、推理小説を読むに似た面白い読み物ではあります。」

説明をしていると、原発反対の右翼のおじさんが声をかけて来てくれました。
また先日の、酔っ払いだけど「がんばれよ!」と声をかけるおじさんも近づいてきました。
近づき方が突進風なので、とっさに警察の方が哲野と酔っ払いのおじさんの間に入って制止に動きます。
哲野「大丈夫です、あの人、応援してくれてる人ですから。
    でも困るのは酔っぱらってることですよね。酒臭かったでしょ。」
警察「ああ、そうですか。危害を加えるんじゃないかと心配したんですけど。
    ああ・・・酔っぱらってるのはよくないですねえ・・」

次にじゃけえさんにマイクが渡ります。
じゃけえさんがスピーチしていると、Kさん、原田さんが参加。

次に原田さん。

原田「毎日お仕事お疲れ様です。色々ご苦労があると思います。
   非正規雇用の方はいくら働いても給与がよくならない、
   生活の安定が得られないと言う人が多いと思います。
   円安で石油が上がったり、税金が上がったり
   色んなところでしわ寄せがきて、苦しんでいる方も多いと思います。
   一方で景気が良くなったと言う方もいらっしゃられるかもしれません。

   原発というのはみなさんのお仕事にとってどういう意味を持っているでしょうか。

   原発がないと電気が供給できないということは事実ではないとわかってきましたね。
   原発は止まっていますけれども電力不足にはなっていません。
   原発があるから安い電気を供給できるのでしょうか?
   これも嘘だということがわかってきましたね。
   今原発を持ってる電力会社の電気が一番高いということがわかってきています。

   日本には電力会社以外にも発電をしている会社があります。
   兵庫県は関西電力から電気を買う事をやめて別な発電事業者から買う事を決めました。
   それで1億円以上の経費削減になるんだそうです。
   要は早く電力を自由化すれば安い電気を買えるようになるわけです。

   ここから100kmのところに伊方原発があります。
   ここが福島事故並みの苛酷事故を起こしたら広島は1週間で4mSvの被曝線量になります。
   商売どころではなくなります。街に人もいなくなるし。
   お店も工場も使うことができません。

   それなのになぜエネルギー基本計画では原発を推進しようとしているのでしょうか。
   政府は私たちのような中小零細ビジネスに救済はしてくれません。
   しかし原発ビジネスには手厚く救済します。
   乗っている泥船が沈みかけている、だから救済しようとしているのかもしれません。

   電力会社の純資産の多くが原発関連です。
   やめるとなると資産がゼロになってしまい、債務超過に陥ります。
   普通の企業であれは即倒産です。」

次にKさんです。

Kさん「みなさんに考えて欲しいことがあります。
   福島や北関東で起こっていることです。」

とニュースで流れてきている健康被害について関心を持ってほしいと訴えました。

   「津波や地震だけであれば人は戻れます。復興できます。
   しかし放射能で汚染されているから立ち入り禁止、人も戻れない、
   人が戻れなければ復興もありません。」

わざわざ国や県がお金をだして除染するのはおかしい、
本来人が住めないほどの汚染区域だからこそ除染(移染)が必要で
そうしなければ生きていけないほどの放射能汚染をしているということだし
移染としたとしても一時しのぎで健康被害に怯える人がたくさんいる
それは福島の問題ではなく、私たち国民に向けられたものだ
広島も伊方原発が近くにあり、他人事ではない、もう一度しっかり考えて欲しい
と訴えました。
  
最後に網野ですが、箇条書きにします。

1.原発は重大事故が起こることが前提で再稼働されること
2.今行ってる原子力規制委員会の審査は安全審査ではないこと
  重大事故が起こった際、苛酷事故に発展しないための最低限の規制基準適合審査だということ
3.「放射線被曝に安全量はない」これがICRP派の科学者・学者も含め
  世界中の全ての科学者が一致してる見解ということ
4.この4月11日に閣議決定されたエネルギー基本計画は原発事故が起こった場合
  「地方自治体に責任がある」ということが明確に書かれている。
  つまり
  「原発の重大事故が起こることが前提で再稼働しました
   あなたたち自治体はその危険を認識しながら反対しなかったじゃないですか
   安全に住民を避難させる責任はあなたたち自治体にある
   国は法に従って支援をしてあげましょう」
   こういっているのだとスピーチしました。

元安橋に帰ってきてデモ終了
30部用意したチラシは2部残して全てはけました。
みんなで首をひねりました。
というのも、今日の街は人が少なく、GWに入ってるのもあって遊びモードでした。
ビジネスマンもあまり歩いていなかったのです。
チラシのリピーターは確実に増えてるようで、
今日も「一部ください」と取りに来てくれた人が数人いましたが
それにしてもこれだけ受け取ってもらえていたとは感触としてなかったのでびっくりしました。
冒頭にも書きましたが、今日のテーマがエネルギー基本計画という地味な話題。
やっぱりいつもに比べれば、反応・手ごたえは薄かったのが実際です。
でも、終わってみればチラシはほぼいつも通りはけました。
いったい、だれが受け取っているのか…

じゃけえさんとKさんによると、最近は中高生が積極的に受け取っているようです。

以上ご報告いたします。

【宿題】電力会社の発表にどこにインチキとごまかしがあるか指摘してください

哲野からじゃけえさんに宿題が出されました。


【宿題】電力会社の発表にどこにインチキとごまかしがあるか指摘してください

メールでのやりとりでしたが、解説は共有すべきと思いましたので掲載いたします。


▼最初の宿題提出メール
(有価証券報告書の見方など解説があります

じゃけえさま

今日の2人デモのスピーチを聞いて驚きました。
よく短時間に20頁のチラシを読み込んで
大局理解していただきました。

理解していたと思っても人前でしゃべると
よく理解できていないというのは誰しも経験のあることです。

大筋理解していなければあれだけはしゃべれません。

ところで今日質問のでていた有価証券報告書のことです。

上場会社は割と厳格な決まりを守らないと株式上場できません。
それに年に1回日本の会計基準を守って財務省と証券取引委員会に決算報告を提出しなければなりません。これでウソをつくと上場取り消しなど厳しい制裁や時には商法違反で刑事事件になって責任者は刑務所にはいることにもなりかねません。

つまりはウソをつけない、ということです。

調べ方はグーグル検索で「会社名 有価証券報告書」と検索するとすぐ出てきます。

① ちなみに中国電力をみましょう。

② グーグルで「中国電力 有価証券報告書」と検索して下さい。
するとズラリと出てきます。中で【株主プロ】のサイトを選んでください。
株式投資家が利用するサイトで、わかりやすく配列して上に閲覧者が見やすいように加工してあり、一番良くできています。
(みんなカネが絡むと真剣です)

③ 直近の通期報告は第89期決算報告書です。
平成24年度(2012年度)報告です。2013年度は、決算から3ヶ月以内に報告が義務づけられていいますので、2014年3月末に決算して、2014年6月までに報告しなければなりません。
それから株主総会という段取りです。
下記にPDFのURLを貼り付けておきます。
http://www.kabupro.jp/edp/20130627/S000DKQE.pdf

④ はじめはとっつきにくいですが、見慣れてくると自然と理解できるようになります。
辛抱して読むようにしてください。というのは、私はもう66歳です。
驚くべきことに広島の市民運動に参加している人たちの中に有価証券報告書を読める人がほとんどいないのです。
これでは全くメクラのまま反原発運動をしているようなもので最初から負けが見えています。
新聞やテレビのウソ、電力会社や経産省のウソも見抜けません。
私以外に3-4人は有価証券報告書をちゃんと読める人
(といっても専門家レベルでなくてもシロウトレベルで十分です)
をつくっておきたいのです。私が死んでも、後に人が残ります。

⑤ 必ずダウンロードして自分のパソコンに保存してから使うようにしてください。
Web画面からでは時間がかかりすぎ能率がおちます。
開いたら「しおり」を左のサイド画面に表示させてください。閲覧効率が全然違います。

⑥ 最初に見るのは、「1.主要な経営指標等の推移」です。
過去5期の売上げ、利益、従業員数まで基本指標が一度に概観できます。
5期分眺めていると、その企業の推移がわかります。
中国電力の場合は、85期(2009年3月期)に大きな異変を起こし、回復基調にあったのに87期にまた異変が起こり、今度はそれから回復できていないことがわかります。
(その事件とは一体なにか?)
特に恐ろしいばかりの純資産額の減り方です。
毎年数百億円レベルで減っています。

⑦ その後は何が起こったのか、と個別のデータを見に行きますが、長くなりますし、キリがありませんので割愛します。
ただ推理小説を読むように謎解きの面白さはあります。

⑧ 報告書にそってポイントだけをあげます。

(1) 第2-1 事業概要
(2) 第2-2 生産・販売の状況
(3) 第3-1 設備の状況
   電源(発電設備)に500億円つかっているのと同時に
   この年「原子燃料」を146億円も買い込んでいることがわかります。
(4) 第4-1 株式等の状況
   ここで上位10社の大株主がわかります。
(5) 第5 経理の状況
   連結貸借対照表と損益計算書が眺められます。
   貸借対照表では、原子力発電設備が786億円あること、
   核燃料1681億円もあること、
   使用済燃料再処理積立金が648億円あること、しかも
   この積立金は前年に比べて75億円減少していること、
   これを見て、はて一体なぜ?と首をひねったりして
   俄然謎解きは面白くなります。
   また固定資産総額2兆6000億円に対して
   建設仮勘定が5640億円と巨額にのぼること
   はて建設中の大物はいったいなんじゃろな?となります。
   連結損益計算書では実は大したことはわかりません。

ずーっと頁を飛んで、91頁からはじまる損益計算書とそれに続く「営業費用明細書」になると話は俄然面白くなります。96頁でおわる明細書を見ると、

水力発電:250億円
汽力発電:4000億円(火力発電)
原子力発電:653億円
地帯間購入電力料:49億円
他社購入電力料:1970億円

などとわかります。

火力発電で4000億円ですが、費用項目では燃料油費1300億円、ガス費1060億円、石炭費750億円とこの3項目で3110億円と
75%も燃料費でしめています。
まだ石油・重油を使っているのです。こんな高い燃料で採算が取れるわけがない。
ガス費も発電容量(197万kW)に比べてデカすぎる、もっと安いはずだ、と調べていくと
例のASIA-HUBにぶつかるわけですが、これは後の話。

石炭も大きすぎる。容量は258万kWしかないのに100%動かしたって750億円もかかるわけがない。
石炭がこんなに高ければ、電源開発だって大赤字の筈だ、と調べていくと
三菱商事と独占の納入契約を結んで言い値で買っている、これで火力発電の採算がとれる筈がない…、と色々なことがわかっていくわけです。

大体原子力発電費653億円とはなんじゃろな?
原発では1kWhもこの時期発電してないはずだが?
面妖な…と項目を見てみると、給与手当て48億円、修繕費170億円、減価償却費104億円、使用済核燃料再処理費82億円、委託費70億円など、動かしても動かさなくても、のしかかる費用項目がならびます。
核燃料費は42億円でしかありません。
この核燃料費も減損費がほぼ100%占めます。
減損費とはいったいなんじゃろな?と調べていくと、核燃料のうち核分裂した部分だけを燃料として計上し、のこった部分はプルトニム239を含むからとして資産計上している。
なるほど、このやり方で行くと原発はえらく安い発電手段みたいにみえるわな、となります。

地帯間購入電力は他の電力会社から購入する電力です。
恐らくは岡山県の西端では関西電力から買った方が送電ロスが少なくてすむ地域があるのと、大口顧客で一括契約をしていて、その顧客が他の電力会社から供給をうけた分の振り替えが発生するのだと思います。
これは様々な理由でゼロにはなりません。
どちらにせよ大した数字ではありません。

それより大した数字は他社購入電力1970億円です。
他社とは一体どこなのかといえば、電源開発など非電力会社のことです。

今日のチラシで5頁表2「9電力会社以外が運営する日本の火力発電所(10万kW以上)」を思い出してください。
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/index.cgi?mode=image&upfile=288-3.jpg

この表でいえば、13番電源開発竹原火力(130万kW。現在60万kWを新設中です。もうすぐ完成します)は全量中国電力向け。
7番倉敷共同火力(62万kW)は半分中国電力向け、
8番福山共同火力(84万kW)も半分中国電力向け。
これだけで約200万kWあります。
そのほかに10万kW級の供給発電事業者がいくつかありますが、ここから受ける電力は恐らく合計40万kW。
中国電力の自社火力発電容量は全部合わせても770万kWです。

高コストの自社火力を停止して、こうした低コストの他社火力を買った方が経営効率がいいのです。
それが前述の「他社購入電力1970億円」の理由です。

このように電力会社の有価証券報告書を調べていくといろいろ面白いことがわかります。
一生懸命勉強してください。

さて、じゃけえさん、ここで応用問題を出します。

今日たまたま私のメールボックスに中国電力プレスリリースが入ってきました。

中身は、「今夏の電力需給見通しに関する国への報告について」です。
添付資料は以下です。
http://www.energia.co.jp/press/14/__icsFiles/afieldfile/2014/04/17/p140417-1a.pdf

この資料の内容で中国電力は資源エネルギー庁に報告し、
各新聞やテレビがほぼこの内容に沿って(裏付けもとらずに)今夏の電力需給見通しについて、
さももっともらしく記事にするわけですが、
この添付資料を読んで、どこにインチキとごまかしがあるか、指摘してください。

「電発なしでは火力燃料費が嵩んで電力会社は大赤字」のごまかしに比べると初歩問題となります。

よろしくお願いします。

哲野イサク


▽以下、じゃけえさんの回答に対する哲野の返事

お疲れさまでした。

今回の問題は実はかなり高度な問題です。
その割にはよく解けていたと思います。

「最初はプレスリリースを見れば見るほど、何故これが原発再稼働の理由になるのかが解らず、意図が読み取れませんでした。新聞記事を読んでから、やっと意図が掴めました。
電力不足になる、と不安にさせる部分を見つけ、それを指摘する事で解答になると考えました。」
とじゃけえさんは書いています。

整理すると次のようになります。
(1)電力会社がトリックを含んだデータを公表する。
(2)電力会社がマスコミにデータの解説をする。
   (マスコミはじゃけえさん同様データの意味がわかりません)
(3)マスコミは電力会社のデータの裏付けを取らずに、ほぼ解説を鵜呑みにして記事を書く
(4)読者がほぼこれを鵜呑みにして信じる。
(5)「原発なしでは電気が足りない」のイメージが一般に定着する

私たちはこれに対して有効に対処して、データを上げて反論していく必要があります。
「原発なしで電気が足りているんだ、実際停電は起こっていない」程度の反論では不十分です。
もっと手の込んだトリックを使われれば、信じざるを得なくなります。
現実に4月11日閣議決定の「エネルギー基本計画」では「原発なしでは電気が足りない」の嘘に立脚して書かれた文章ですが、あそこまでもっともらしく書かれると、なかなかこの嘘が見えてきません。
また、原発が必要だと信じている人たちをなかなか説得できるものでもありません。
私たちの何人かがそうした力、すなわち電力会社のトリックを見破り有効に反論する力を持っていなければなりません。

今回の問題は次のような内容でした。

「どこにインチキとごまかしがあるか、指摘してください。」

いいかえればトリックを見破ってください、ということになります。

経産省や電力会社のインチキやごまかしは高度に洗練されています。
洗練されたトリックには以下のような特徴があります。

(1)ウソはいわない
(2)しかしキーになる情報は公表しない

つまりトリックのタネは彼らの言っていることの中ではなく
言わないこと(当然言わなきゃならないのに)の中にあります。

中国電力のプレスリリースの中で当然言わなければならないのに
言っていないことは何でしょうか?

それは中国電力の「供給能力」です。

中国電は、「供給力」という言葉を使っていますので
これを供給力の限界、すなわち供給能力だと考えるのが普通です。
しかし実際にはそうではありません。
これは中国電力が夏場ピーク時に供給を予定している最大数字にしかすぎません。
実際には先にも見たように、まだまだ供給余力があるのです。
ただし、供給力と言われてこれを供給能力の限界と解釈するのは『解釈するほうの勝手』で中国電力はウソをついていないわけです。
(騙される方が悪い、ということです)

2014年7月の「供給力」予想では、火力1011万kWとしています。
有価証券報告書によれば中国電力の火力発電設備容量は合計770万kWです。
770万kWの発電設備の電力会社がどうやって1011万kWの供給ができるのか?
そうすると、1011万kWには他社から買ってくる電気も含んでいるのだとわかります。

他社からというと他電力会社のことだと思うと「融通▲56万kW」と予測しています。
融通というのは電力業界の業界用語で、電力会社間の取引のことを差します。
供給力の欄で▲(マイナス)となっていますから、これは買ってくる電力ではなくて、逆に他の電力会社に販売する電力のことを意味しています。
(ここいらへんも中国電力のプレスリリースは不親切です)

中国電力は他電力会社から買うどころではなく売っているのです。
(実際は関西電力に売っています)

はてどこから買っているのか?
少なくとも1011-770=241万KWの電力ですから
原発2基分以上の大きな電力です。
(島根原発の発電容量は2基128万kWでしかありません)

有価証券報告書の期末買い掛け先リストを見てみましょう。
なにかヒントがあるかも知れません。

(買掛金は、商品を仕入れてまだ支払っていないお金のことです。
 企業間取り引きは現金取引ではなく、掛金取引ですから、仕入れと支払いに時間のずれが生じます。
 ある時期で締めた時、仕入れたが、まだ支払っていないお金、すなわち買掛金が必ず生じます。
 逆に納入したがまだ支払ってもらっていないお金も生じます。
 これは売掛金といいます)

たとえば、有価証券報告書(平成24年)を見ると、平成24年3月31日現在負債の項目に「買掛金」があり、主な相手先として
電源開発 121億7100万円
瀬戸内共同火力 23億6300万円
などと出てきます。

中国電力は、電源開発から電気を買っているのです。
しかも121億円は突出してでかい数字です。
というのは、両社の取引が
「末締め翌月末払い」(前月末仕入れた買掛金を当月末支払う)とみれば、
両社の取引金額は年間1452億円(121億円×12月)という莫大な金額となります。
(実際には電源開発の有価証券報告書を見ると
 電源開発は2012年度1年間で1272.5億円分の電気を中国電力に販売しています)
▼電源開発 有価証券報告書(平成24年度)
http://www.jpower.co.jp/annual_rep/pdf/houkoku61q4.pdf

また瀬戸内共同火力とは一体どんな会社でしょうか?
ネットで調べてみると、同社は中国電力とJFEスチール(旧日本鋼管)との合弁会社で発電事業会社だとわかります。
発電所は福山と倉敷にあり、合わせて145万Kwの設備容量を持っているとわかります。
島根原発の128万kWなどはメではありません。

ただし同社は発電電力の半分をJFEに、半分を中国電力に販売しますので、
中国電力の取り分は72-3万KW程度となります。
電源開発はどこの発電所かというと、広島県竹原発電所で130万KWとわかります。
これは全量中国電力へ販売しています。

つまり中国電力は自社火力発電分770万kWに
電源開発竹原130万kW、瀬戸内共同火力72万kW
計972万kWをベースに供給していることになります。

▼瀬戸内共同火力のwebサイト
http://www.setouchi-kyouka.co.jp/
▼ウェキペディア「瀬戸内共同火力」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%AC%E6%88%B8%E5%86%85%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%81%AB%E5%8A%9B
(データはもちろん、瀬戸内共同火力のwebサイトの方が正確です)

その他調べていくと、中国地方には主な発電事業者が
JX日鉱日石水島 18.5万kW
宇部興産宇部火力発電 14.5万kW
ユーピーイーパワーセンター宇部 21.6万kW
JX日鉱日石麻里布 21.1万kW
東ソー徳山 80万kW
徳山製造所 55.2万kW
など10万kW以上だけで211万kWの設備があります。
もちろん全量中国電力に販売しているわけではないのですが、半分とみても100万kW…。
つまり中国電力は火力供給力だけで1072万kW以上の供給能力を持っていることになります。

実際中国電力のプレスリリースでは火力の供給を1011万kWと発表していますので、
発電設備1万kW以上の他の電気事業者とも契約しているはずです。
ですから火力供給力を1100万KWと見ておきましょう。
この夏には電源開発新1号機(最新鋭CC石炭発電)60万kWが完成稼働しますので、火力の供給力は1160万kWとなっているでしょう。
これに水力発電の291万kWを足せば、1451万kWが中国電力のピーク時供給能力の限界ということになります。

今度はピーク時需要はどうかというと、中国電プレスリリースによれば2014年夏のピーク時で1086万kWと予想していますので、楽々クリアできる筈です。

ところが中国電力のプレスリリースは「供給力」を1179万kWと発表しています。下に表としてまとめます。

中国電力 2014年夏
ピーク時最大供給力   1451万kW(推測)
ピーク時実際供給予定量 1179万kW
ピーク時最大需要量   1086万kW

つまり中国電力は
『(ピーク時最大1451万kWのうち)1179万kWをピークに供給します、
 その時恐らく最大需要は1086万kWですから供給予備率は(1179-1086)÷1179=約8.4%となり、
 危険の目安の3%をはるかに上回っていますので、大丈夫です、
 ただし、火力発電設備のどこかが故障すれば、
 「供給力」が落ちますので3%以下になることもありえます、
 なお以上の計算は島根原発稼働がない場合の計算で、
 もし稼働すれば128万kWが加わりますので安心です』
と言っているのに過ぎないのです。

中国電力はどこもウソをついていません。
が最重要の情報、すなわちピーク時の最大供給能力は1451万kWあります、という情報を出していないだけです。

次のトリックは1451万kWまでの供給力を実際には1179万kWしか供給せず
これを「供給力」として、あたかもこれが供給力の限界であるかのように印象づけており、1179万kWを供給予備率の分母として使っている点です。
しかしこれも嘘ではありません。
というのは、ピーク時、中国電力は需要予測1086万kWに対し、1179万kWを供給する予定にしており、これを供給予備率の分母として使うのは全く嘘はないからです。
これを中国電力の最大供給能力と解釈するのは、解釈する方の勝手です。
(実際、中国電力はマスコミの記者さんたちに口頭で説明する時、あたかもこの数字が中国電力の最大能力であるかのように言っていることはほぼ疑いありません。文書では嘘をつかないが、消えてなくなる言葉の時には嘘に近いことを平気で言う、これは中国電力に限らず電力会社の常套手段です。ところが、最近はユーチューブなどで消えてなくなるはずの記者会見が消えてなくならないようになったので、私たちも後でどこで嘘をついたのか後で検証できるようになったわけです。)

「供給予備率」は決して意味のない数字ではありません。
が、実際供給量を最大供給量のようにして扱えば、これはウソになります。
これが中国電力が使っている2番目のトリックです。

中国電力に限らず、各電力会社、経産省の電力需給予測は判で押したように同じトリックを使って「原発なしでは電気がたりない」の宣伝をしているのが現状です。
最近では、例えば関西電力が夏の電力供給能力増強で東西周波数の違いを調整して東京電力から購入すると言ったことも大げさに発表し、マスコミがこれを大げさに伝える、電力会社同士の融通電力が電力不足解消の決め手になる、などと言った茶番劇が演じられていますが、有価証券報告書のデータや、トリックの手口を理解しておけば、こんな報道をまともに受け止める人はいなくなるでしょう。

哲野

第98回広島2人デモ 5月2日告知

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▽第98回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140502.pdf

みなさま

毎度毎週お騒がせします。
第96回広島2人デモのお知らせです
2014年5月2日(金) 18時~
広島平和公園元安橋(花時計前)から出発
本通り・金座街を歩きます。

チラシができました。
宜しければお読みください。

タイトル
「原発ビジネスをキューサイするための
自民党政権「エネルギー基本計画」」

トピック
1.「基本計画」は「原発推進基本計画」
2.第4次エネルギー計画の隠れた目的は電力会社の延命
3.国富の流失は化石燃料増大のせいなのか?
4.エネルギー基本計画のもうひとつの虚構-原発なしでは電気が足りない
5.関⻄電力需給実績に見る経産省の虚構
6.原発・核燃料サイクル事業継続を合理化・正当化するためのエネルギー基本計画
7.何が何でも原発推進を合理化・正当化する「エネルギー基本計画」は誰のため?

では歩いて参ります。

第97回広島2人デモ 4月25日報告

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みなさま

毎度お騒がせしてしております。
第97回広島2人デモの報告です。

哲野「さっきね、ある人に奨められてテレビのドキュメンタリーを見たんだ。なかなか見せたね」
網野「おや珍しい。テレビのドキュメンタリーを褒めるとは。日本の?」
哲野「うん。僕が見たテレビのドキュメンタリーでこれは、と思ったのは
   ドイツのZDF、スイステレビの番組、それからヒストリーチャンネルのチェルノブイリもの
   くらいで日本の番組はどれもこれも、酷い内容。
   僕だって褒めたいけど褒める番組がない。
   特に酷いのはNHK。あれ、いつだったけなぁ。
   市民運動の人に奨められて一緒に見たときがあったろ。」
網野「ああ、ちょうど年末付近で。
   『追跡!真相ファイル 低線量被ばく・揺らぐ国際基準』でしょ」
哲野「そうそう、あれは2011年の暮れだったね。
   福島事故の後でそれまでは後ろに隠れていたICRPをNHKが取り上げた。
   地名も出さずにイリノイ州のドレスデン原発付近の健康障害を扱っているように見せながら
   実際登場させるのはがんや腫瘍だけ。
   実際には広汎な健康障害が現れているのに全く触れない。
   ICRPを批判しているように見せながら、実際にはICRPの擁護をやっている。
   傑作だったのはICRP本部を訪ねたというくだり。
   ICRPに本部なんかあるもんか。
   単に科学幹事が住んでいるカナダのオタワを訪ねてICRP本部を訪ねたと言っている。
   もっと傑作だったのは、ICRPの放射線許容量を巡って大議論が行われたという会議の模様。
   内容を聞いてみると放射線許容量の話ではない。
   線量率係数をいくらにするか、と言うだけの話。
   酷い番組だった。」
網野「それで褒める番組はなんなの?」
哲野「それが言いにくいんだけど、日テレのドキュメンタリー。」
網野「はぁ~?!ウソでしょ!」
哲野「いやそれが嘘じゃない。日テレはいまだって正力の亡霊に支配されてる。
   そこであんな番組をつくるかなと思って」
網野「だとしたらあれじゃない?あまりに勉強不足過ぎて
   国としてはやってほしくない路線をやっちゃったんじゃない?」
哲野「いやそういう批判はマズイよ。まず見てから言わなきゃ。」
網野「なんていう番組?」
哲野「『チェルノブイリからフクシマへ 未来への答案』という番組」
網野「どこが良かったの?」
哲野「今回のチラシはチェルノブイリ事故から日本の未来の状況を見てみようと
   そういう企画だったよね。
   特に低線量の内部被曝影響、これは日本の未来に暗い影を落としている
   チェルノブイリに学んで最優先で取り組まなければならない課題だよね。

   実は大きな課題はもう一つある。
   事故を起こした福島第一原発そのもの。
   この番組はチェルノブイリ原発の現状から福島第一原発の未来を見てみようという企画だ。
   特に僕が関心したのは、チェルノブイリ原発で今終息にあたっている要員の研修や訓練や
   彼らの動機。実によく教育・訓練してから事故現場に送り込んでいる。
   給料もいい。年金も普通より15年も早く支給されるようだ。
   だから応募に来ている人たちもイタリア人やドイツ人やポルトガル人などヨーロッパから幅広くやってきている。
   こうしないと質の高い苛酷事故終息作業は不可能だ。
   それでもチェルノブイリの廃炉の見通しは現場の人に言わせれば全く目処がたっていない。
   ウクライナ政府の報告書では2064年を目標に廃炉にすると言っているけど
   現場の声を聞けば、ウクライナ政府の希望的観測だということはなんとなく見当がつく。

   福島第一原発は今どうだ。
   95回のチラシでやったように、第二苛酷事故の兆候がたくさんでてる。
   http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140404.pdf
   汚染水問題どころじゃない。
   お手軽にかき集めた作業員、ろくすっぽ訓練も教育もされず、現場に送り込んでる。
   福島第一原発は工事現場じゃないんだから。
   ちょっとしたミスが第二苛酷事故に直結するような現場だ。
   東京電力だってよくわかっていると思うんだけども金がなきゃ背に腹は代えられない。
   第二苛酷事故が起こって、またぞろ想定外だった、というつもりなのか
   一番責任があるのはやはり安倍内閣だろうね。
   全部東電におっかぶせて、復興だ、帰還だ、アベノミクスだ、オリンピックだ…
   目の前に迫っている危機に全く鈍感、無頓着。
   これで第二事故が起こらなきゃいいけど、我々は運を天に任せてるのと同じだ。

   チェルノブイリ原発では、事故当時の幹部はほとんど刑事告発された。
   当然だよね。それぐらいの犯罪行為だったんだから。日本ではその仕組みはない。
   事故が起こっても、次に事故を起こしても、なんの刑事責任も問われない。
   想定外でしたと言えば済む。我々は想定外で済まされちゃかなわない。
   要するに現場の作業要員が第二苛酷事故のリスク要因になりつつある。
   チェルノブイリ原発に現在終息に当たっている現場の人はちゃんと指摘してたね、あの番組では。
   現場の事故鎮圧終息に当たる作業員、マネージメントは最重要課題だよ。
   これから50年、100年続くんだから。この危機感が日本社会全体で共有されていない。
   その問題の重要性を極めて具体的に描き出しているね、あの番組は。」
網野「じゃ、あとで見てみようか。
   それにしてもチェルノブイリは本当に学ぶことが多い
   これに学べば、日本の被害はウクライナのようにならなくて済むかもしれないのに…」
哲野「本当そうよ。ウクライナやベラルーシや南ロシアでやった失敗を参考にすれば
   将来の様々なリスクは回避できる、とまでは言わないけど
   少なくとも最小化にむけて努力が出来る。」

というわけで、今回のチラシのテーマは翌日がチェルノブイリデーということで
「チェルノブイリからフクシマが見える」です。

この日は天気もよく、暖かな日でした。

集合場所で待っていると、警察の方が来たのでいつも通り指令書の確認をし、チラシを渡して説明していると
ツナさんが登場。
音楽が鳴ったので3人で出発です。

▽第97回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140425.pdf

スピーチのトップバッターは哲野です。
チラシの内容を要約して説明しかけたところに、じゃけえさんが現れました。
これ幸いと哲野はマイクをじゃけえさんに押し付けます。
ツナ「哲野さん、まだ何にも言ってないじゃないですか!」
哲野「いいのいいの、はじめは、じゃけえさんの方がいいの。
   ボクまたあとで順番回ってくるから。」

いきなりマイクを渡されたじゃけえさん。
最近はいつものことなので、慌てずスピーチをはじめます。

じゃけえ「広島には原爆が投下されました。
   福島原発事故で放射能が放出され、同じように核によって被害を受けましたが
   その被害の質と規模は全く違います。
   ヒロシマが復興出来たようにフクシマが復興できるかといえば、そうではありません。
   放射能による被害の質も量も全く違うからです。
   ヒロシマとフクシマは比べることができません。
   ヒロシマのようにフクシマが復興することは残念ながらできません。

   しかしチェルノブイリの歴史を知ることによって
   日本が抱えている放射能による被害を抑えることができます。
   チェルノブイリを見ることによって日本の未来を予測することができます。
   それを知ることで健康被害による人口減少を抑えることができます。
   今の日本政府の被曝対策では、チェルノブイリにならうどころか、
   チェルノブイリ以上の健康被害がでてくることが予想されます。

   みなさんご存知かと思いましすが28年前にチェルノブイリ原発事故が起こりました。
   同じ原発事故ですがチェルノブイリ原発事故とフクシマ原発事故ではまたちょっと違っています。

   チェルノブイリ原発事故は終息していますが現在だに健康被害が続いています。
   チェルノブイリの廃炉予定は2064年となっています。
   かたや日本は3年経ったいまも福島原発事故は全く終息していません。
   終息する目処も立っていません。
   第二事故の可能性を抱えたまま事故は継続しています。
   放射性物質はいまだに放出され続けています。

   私たちはチェルノブイリに学ぶ事が出来ます。
   しかし今の日本政府が行っていることは全く真逆のことです。
   チェルノブイリでは被曝対策が遅れたために人口減少がおびただしい数になってしまいました。
   チェルノブイリ事故が起こったのは1968年で、
   1993年から2011年の20年間で約650万人、人口が減少しました。
   今の日本の被曝対策ではこれ以上の被害が出る恐れがあります。

   2008年の時点で両親が被曝した子どもたちの中で、健康な子どもの割合は2割に満たない状態です。
   放射能汚染地域に長くとどまるほど健康被害が現れる確率が高くなっています。

   低線量内部被曝による被害を日本政府は認めていません。
   それを認めれば放射能汚染地域からたくさんの人たちを避難させ
   高濃度放射能汚染食品を流通させることができなくなるからです。
   その補償をすることができないので低線量内部被曝による健康被害を認めずに
   高濃度放射能汚染地域の人々をそのまま生活させ
   放射能に汚染された食品が流通しつづけています。…」

次にマイクはツナさんに渡ります。

ツナ「毎度お騒がせしております。広島2人デモです。
  2人デモですが只今4人で歩いております。
  28年前の明日、1986年4月26日、現地時間で午前1時24分
  ウクライナにある原子力発電所、チェルノブイリ原子力発電所が大爆発事故を起こしたことは
  みなさんご存知か、聞いたことがあるなということがあるくらいかと思います。

  2度にわたる爆発で巻き上げられた塵、この塵は多くの放射性物質を含むものでした。
  その放射能が私たち生きている者にとってどんな影響をもたらすものかは
  今お配りしているチラシを読んで是非知っていただきたいと思います。

  私からは、その時何千キロの距離を流れたチェルノブイリの雲の下で
  何が起きていたか、人々はどのように生きて行かねばならなかったか
  『チェルノブイリの雲の下で』という本がありますので
  こちらを引用しながら紹介していきたいと思います。
  人々が恐怖と不安にさいなまれ、どんなに苦しんだかを記録し
  それを語り伝えることは、それを体験した人の義務です。
  私たちは25年遅れて、今これを体験しております。…」

と、本の引用をし、フクシマ事故の放射能にあまりに無警戒な日本の社会の問題点を指摘しました。
そして、ケネディ大統領のコメントを次のように引用しました。

ツナ「歴史上最も有名な偽善者、ケネディ大統領のコメントを引用します。
   ケネディの言葉ですが、言ってることは真実です。
   大気圏核実験禁止条約が締結されたときのコメントです。

   (正確には『大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約』
   -Treaty Banning Nuclear Weapon Test in the Atmosphere, in outer Space and under Water
   日本ではなぜか部分的核実験禁止条約という言い方が一般的ですが
   この条約の主旨、目的からして部分的核実験禁止という言い方は当たりません。
   大気圏核実験で危機的なまでに汚染した地球環境に対して
   世界中の激しい抗議に核保有国ーアメリカ・旧ソ連・イギリスーが協定せざるを得なくなったのが実情です。
   なお、アメリカはケネディ政権下で最多の大気圏核実験を行っています。)

  統計学的な観点から我々の子や孫の世代で核実験のために死亡する人は
  いたって少数である、という見方も存在しよう。
  しかし、我々の死後、奇形児が生まれたり、死者が出たりするのは我々全員の問題なのだ。
  我々の子や孫は、単なる統計学上の数字ではない。
  だからこそ我々はこのことに無関心であってはならないのである。」

次にマイクは哲野に渡ります。
そこでKさんが登場、これ幸いと哲野がチラシの束をKさんに渡します。

哲野「広島2人デモと申します。
   原発や被曝のことについて色々調べたことをお伝えして歩いております。
   明日4月26日はチェルノブイリ事故が起こってからちょうど28周年になります。
   チェルノブイリ事故の影響は今どうなっているのだろうか
   今お配りしているチラシやプラカードにも一部書いておりますが
   非常に不思議な事が起っております。

   事故に一度も遭っていない、事故から5年以上も経って生まれた子どもたちの間に
   慢性疾患を持っている子の割合が年と共に増えている。
   被曝した両親に生まれた子ども、被曝した両親というのは、
   ウクライナ国家に登録されている人たちのことですが
   2008年には80%までが何らかの慢性疾患を持っている、
   非常に不思議な事です。
   チェルノブイリ事故から28年も経った、ウクライナで起こっている一つの例です。
   さらにウクライナの死亡原因2010年のデータですが、心臓疾患、
   これは心筋梗塞、狭心症など心臓に関わる病気一般ですが、
   死因全体の49.36%を占めています。
   さらに、第二位は脳血管障害、これが15.43%。この2つの死因で約64%を占めています。
   普通の国ではありえない死因構成です。
   これが低線量内部被曝の影響かどうかについては議論が分かれるところですが
   少なくとも、この報告をしたウクライナ政府は
   低線量内部被曝の長期的な影響を認めないわけにはいかないと述べています。
   私も、また、そうだと思います。
   低線量内部被曝の長期に渡る執拗な影響が主な原因だと考えないわけにはいきません。

   現在はセシウム137、ストロンチウム90、大量に発生したプルトニウム241が
   核崩壊して生成するアメリシウム241などが主な原因の放射線核種だと思います。
   これが事故から28年後の姿です。
   問題はフクシマ事故の放射能に直面する私たち日本の社会です。
   汚染されているのは決して福島県や福島地方ばかりではありません。
   もちろん福島原発から離れるにつれて、汚染の度合いは低くなってはいくんですが
   事故前に比べれば日本社会全体が放射能汚染されているといっても間違いではありません。
   今私たちはチェルノブイリから学ぶことができる。
   真剣に学ぶことによって、これから起ってくるだろう放射線被曝による広汎な被害を
   軽減、最小化できる、また、ウクライナやベラルーシの人たちもそれを望んでいる。
   そうすることによって彼らの犠牲は無駄でなかったことになります。
   このことを皆さんに申し上げたいと思います。」

哲野のスピーチ中に、原田さんが登場。
網野と一緒に先頭でプラカードを持って歩きます。
次にKさんにマイクが渡ります。

Kさん「福島原発事故の後、半年間の調査で6都県の母親の母乳から
   放射性物質が検出されていたことが、いまになって明らかになりました。
   http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/77531
   それがどういうことか、考えてみてくれませんか。
   母親が放射能汚染された水、空気、食べ物、それらを摂取したら
   母乳も放射能汚染するということです。
   みなさんはほんのわずかな毒だからといって、自分で食べたり飲んだり
   子どもに与えたりしますか?
   空気が汚染されていたら、しかたないとあきらめますか?
   身体に害があるとわかっているものを、摂りこんだりしないはずです。
   放射能汚染食品を摂取するということはそういうことなんです。」

次は原田さんのスピーチ

原田「明日は28年前にチェルノブイリで事故が起こった4月26日です。
  そして3年前、日本の福島で原発苛酷事故が起こりました。
  1945年に原爆に遭った広島はこのように復興しましたが
  原爆と原発の事故は全く違います。
  原発苛酷事故に遭えば復興は出来ません。
  広島原爆で残留放射線の影響で低線量内部被曝の被害者がいなかったわけではありません。
  例えば私の知人は草津に住んでいましたが、40歳代で癌を発症し体中転移して亡くなりました。
  被爆直後、汚染された野菜を成長期に食べていたのです。
  しかし広島原爆の場合は放射能量が全然違います。
  ですから私の知人のような人は、フクシマ事故の放射能で大勢出てくる、と思います。
  これから福島で、東北地方で、そこで捕れた食べ物を食べている全国の私たちに
  こうした健康被害が現れると考えておかなければなりません。
  日本の未来はいま、ウクライナやベラルーシで起こっていることから見えてきます。」

最後は網野です。

網野「毎度毎週お騒がせしております。
   広島2人デモです。毎週金曜日、6時から7時くらいの間
   本通りと金座街を歩いてみなさんに原発や被曝のことをお伝えしております。
   普通の市民です。よく共産党か、社民かと聞かれるんですが、
   全くどこの政党も支持しておりませんし、関与もしておりません。
   また宗教団体かと聞かれることもありますが、宗教団体ではありません。
   みなさんと同じ普通の市民です。
   原発や被曝のことを語るのは政治活動ですが、私たちは政治党派活動は一切いたしません。

   明日はチェルノブイリ事故が起こってちょうど28年目になります。
   ウクライナでもベラルーシでも被曝対策が遅かったために、
   多くの人が低線量内部被曝で健康損傷を起こしたり亡くなったりしています。
   私たちはチェルノブイリ事故から学んで、私たち自身を守ることができます。
   是非とも一緒に調べて考えてください。

   それから福島や東北の人たちが、広島も復興できたんだから私たちも復興できると
   言っていると、良く耳にします。
   みなさん、そういう人たちには言って上げて下さい。
   低線量内部被曝ということでは広島原爆ははるかに少ない放射能量でした。
   だから幸いにも復興できました。
   しかし、福島の高濃度汚染地域に降り注いだ放射能は桁が違います。
   残念ながら復興はできない、と言って上げて下さい。
   そして一刻も早く、より放射能汚染している地域に移り住むように
   そうできるように、国に責任を取らせるように、と言って上げて下さい。
   そのことをチェルノブイリ事故は教えてくれています。」

元安橋に帰ってデモ終了。
3人スタートのデモは、終わったら6人
40部用意したチラシは35部売れました。

街の反応は、先週に比べれば手ごたえが薄かったです。
ひとつにはチェルノブイリ事故が人々の記憶から薄れていることがあるかと思います。
もう一つは広島の人たち自身が「被曝」が本当にはわかっていない、と私は思います。

このあと、じゃけえさんの招集で、哲野・網野事務所で
前々から課題になっていた、広島2人デモ継続について話し合いが行われました。
仕事で2人デモに参加できなかった大歳さんも、遅れて参加、計7名の協議となりました。

いきさつを説明すると長くなりますので(脱線タイムが長すぎたせいもあります)
結論だけ報告します。

1.100回以降も広島2人デモは継続すべき
2.チラシは今の質レベルを維持・向上すべき
3.毎週金曜日にこだわらず、隔週程度でもいいのではないか
4.上記要件を守る範囲で現実の運用は哲野・網野に一任

と決まりました。
以上ご報告いたします。

第97回広島2人デモ 4月25日告知

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みなさま

毎度毎週お騒がせしております。
第97回広島2人デモ
4月25日(金)18時~
広島平和公園 元安橋東詰め(花時計前)出発
本通り・金座街往復

▼チラシが出来ました。
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140425.pdf

タイトル
「ヒロシマからフクシマは見えないが
チェルノブイリからフクシマが見える」

トピック
1.原爆と原発苛酷事故での放射能被曝-根本的違い
2.放射線被曝の被害という点では、
  ヒロシマ原爆からフクシマ事故の未来を
  類推することはできない―異なる被害の質
3.チェルノブイリからはフクシマの未来が見える
  ―同じ種類の被曝被害
4.ウクライナ政府2011年報告
  「チェルノブイリ事故後25年:未来へ向けての安全」
5.チェルノブイリとフクシマの違い
6.ウクライナ政府報告が伝える、チェルノブイリ事故による
  広汎で長期的な健康被害
7.ウクライナ政府に比べ、何の対策も取れていない
  日本の被曝対策

良かったらご覧ください。

では本日も歩いて参ります。