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第88回広島2人デモ 2月21日告知

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▽第88回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140221.pdf

みなさま

毎度お騒がせします。
毎週恒例広島2人デモの告知をさせていただきます。

第88回広島2人デモ
2月21日18時~元安橋東詰め出発です。

チラシができました。
宜しければご覧ください。

タイトル
「4 者グルで演じる猿芝居
電⼒料⾦値上げの脅し」

トピック
1.北海道電⼒の値上げに難⾊」-朝⽇記事の悪質さ
2.⽇本の電⼒会社の髙コスト体質
3.⽇本の電⼒料⾦はなぜ⾼いのか?
4.原発を検証しないと私たちは次世代への加害者に
5.審査に時間がかかるのは誰のせい?
  泊原発審査に⾒る“原発安全神話”
6.経産省・電⼒会社の⾔い分を⼀⽅的に刷り込む
  マスコミ
7.いよいよヤマ場を迎える原⼦⼒規制委員会
  原発再稼働のための規制基準適合性審査会合
8.地元、地域の反対⾏動、意志表明が決定的に重要

では歩いて参ります。

第87回広島2人デモ 2月14日報告

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みなさま

毎度お騒がせします。
第87回広島2人デモの報告です。
今日の参加者は5人
哲野、網野、じゃけえさん、大歳さん、原田さんでした。
Kさんからは都合で参加できないとの連絡がありました。

▽今日のチラシ(告知した段階で9Pに誤植がありましたが、修正しております)
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140214.pdf

出発30分前、チラシを印刷し、さてプラカードを作成しようと
イラストレーターで原稿を作成し終えました。

プリンター出力しようとすると、プリンターが動きません。
確認すると「イメージドラムを交換してください・・・」
寿命が近づいているのはわかっていました。
が、注文は済んでいるのに届くのは明日。
まさかここで寿命を迎えるとは思いませんでした。

哲野「仕方ない、プラカードなしでやるか・・・」
網野「…手書きでいこう!」

ということでプラカード1枚だけ(表裏)を手書きで作成。(網野の汚い字)

出発直前になってA4専用の白黒プリンターがあるのだから
分割出力して貼り合わせてつくればよかったと気が付きました。
人間、トラブル時には冷静な思考が働かないものですね。
ましてや原発事故でいざ炉心溶融となったときに、冷静に対処できるものでしょうか。
こういう時はいろんなトラブルが一気に複合して二次災害、三次災害を起こすものです。
福島原発事故の時も、あとで振り返ってみれば、数々の幸運に恵まれたにも関わらず
冷静な判断を欠いた現場が事故を大きくした、という側面もありましたね。
(それ以上に東電本社が冷静な判断ができてなかったようですが)

しかし、この手書きのプラカード、これが意外に新鮮だったようで
多くのビジネスマンからは「どこの政党のまわしものか?」と警戒なく見られたようです。
この手書きでも、関心のあるテーマなのか、じっと凝視する人が多かったですし
チラシを取りに来る中高年層のビジネスマンが多かったです。
プラカードとチラシのクオリティの落差に「えっ・・?」と言う風に見比べる人もいました。

▽今日のデモ前

集合場所に着いて待っている間、
哲野「今日になって気が付いたんだけど、電源開発のデータがあったじゃない。
    火力・水力あわせて発電容量は1700万kWだよね。
    これはほぼ東北電力の発電容量に匹敵する。
    非常に大きな発電容量なんだ。
    (東北電力発電容量 水力:242万kW、火力:1183万kW、原子力:327万kW 計1752万kW)
    売り上げは電源開発6,660億円(実際は6,560億円)
    東北電力は確か、1兆8000億じゃなかったかなぁ。(実際は連結ベース1兆7087億)
    発電容量がほぼ同じで、売り上げが3倍近く違う。
    これはなぜか?今日気が付いた。」
網野「ちょっとまって。それってどういうこと?」
哲野「答えは意外と簡単だろう。
    ひとつには、電源開発には顧客は10社しかない。
    卸売会社だからね。
    ところが東北電力は小売り会社だから、顧客は770万口はあるだろう。
    当然販売管理費が全然違う。人件費がかかるからね。
    でも、これだけでも違う。
    一番合理的は説明は、あとで詳しく分析するけど、
    間違いなく、1kW/hの販売単価が違うということだ。」
網野「電源開発の販売単価が3分の1近くも安いってこと?」
哲野「推測ではそうなる。
    考えてみれば、全然不思議じゃあない。
    電源開発は半分が水力だ。
    燃料費ゼロだからね。
    火力発電は全部一番低コストの石炭火力だ。(地熱発電が1万5000kWあるけど)」
網野「じゃ、なんで東北電力は高いの?」
哲野「その質問に答えるのもわりと簡単だろうね。
    まず水力の比率が低い。それに利用率も低い。
    火力1183万kWのうち、石油・重油・ガスが760万kWも占めている。
    特に東新潟火力発電所は石油・重油・LNGで481万kWという馬鹿げた発電所だ。
    これで動かして厖大な燃料費で赤字にならないほうがおかしい。
    原子力発電も300万kW以上ある。
    これを動かしても動かさなくても、厖大な運用コストがかかる。
    要するに電源開発と比べると、発電コストが全然違ってる。
    だからどうしても高くなるわけだ。」
網野「じゃ本当は電源開発みたいに、安く電気がつくれるってこと?」
哲野「データからみればそうなる。
    恐らくは電力会社の無能経営のために我々は本来の料金より倍以上の値段を払ってるだろうね。
    そう考えてみると、アメリカの電力料金と比較してなぜ日本が倍以上するのかも説明がつくんじゃないか。
    つまり電源開発のコストが先進国の世界標準だってことだよ。」
網野「それ、やらないといけないね。」
哲野「電源開発と電力会社のコスト料金体系の比較はしっかりやっとかないといけないだろうね。」

そんなおしゃべりをしてると警察の方が来たので指令書の確認。
チラシを渡して雑談してると音楽が鳴りました。
出発しようとしたところでじゃけえさん登場。
3人で出発です。

哲野がチラシの内容を解説する形でスピーチ開始。
アーケードのところで女性が立ってじっとこちらを見ています。
哲野が不思議そうにその女性をスピーチしながら見ています。
すると女性が近づいて、じゃけえさんからチラシを受け取って、去って行きました。
間違いなく、デモの出発付近でチラシを受け取ろうと待っていたようです。

そういえば最近、チラシを受け取りにくる人が増えました。
哲野なんか、受け取りに来る人しか渡さなくなっちゃった、とズボラな事をいっておりますが(真面目にやれ!→網野の心の叫び)
そんな哲野のところにもチラシを受け取りに来る人が毎回数人いるのです。

じゃけえさんによると「頑張ってください」と言われたりして
チラシを毎回2~3人は受け取りに来る人が居るようです。
リピーターも確実にいるようです。

最初の本通り電停の信号待ちでは、チラシを受け取った中年のビジネスマン男性が
プラカードとチラシを交互にじっと見ています。

次にマイクがじゃけえさんに渡りました。
じゃけえさんはチラシの内容と、伊方原発の話をしました。
じゃけえ「…福島原発事故で、いったん苛酷事故が起こればどうなるか私たちは学んだはずです。
     そして原発事故は決してあってはならないものだということも学びました。
     今原子力規制委員会で原発再稼働の審査が行われています。
     福島原発事故以降、原発は『事故を起こす』ことが前提で審査が進み
     再稼働は近づいています。
     原子力規制委員会も『リスクゼロはない』『事故を起こさない保証は誰もできない』
     と言っています。
     それなのに、再稼働を認め、これを容認することは
     事故が起きてもかまわないと言っているのと同じことです。
     広島から約100kmの位置にある伊方原発が事故を起こせば
     広島は一時移転の対象になります。
     (原子力規制委員会のシミュレーションによる)
     つまり、伊方原発の再稼働に反対の声を挙げないのは
     事故が起きてもかまわない、
     広島で築き上げたものを全て捨てて避難してもかまわない、
     自己責任で黙って避難してもかまわない、と
     言っていることと同じです。・・・」
と訴え、函館市議会が2012年の9月に大間原発建設無期限凍結決議を全会一致で可決し
今回函館市が国と電源開発を相手取って建設差し止め訴訟を起こすことを発表したと述べ
私たちは現在、昨年9月に広島市議会に伊方原発再稼働反対決議を請願していることを知らせ
参加を呼びかけました。

広島市議会へ請願を上げている
「結・広島」のwebサイト

http://hiroshima-net.org/yui/

そして再びマイクは哲野へ。

哲野「ご説明した通り、電源開発は、超優良電力事業者です。
    その電源開発がなぜ危険な原発ビジネスに参入しなければならないのか?
    その危険さは一通りじゃありません。
    全炉心MOXをやろうというのですから。
    原子力規制委員会の田中さんによると
    『この事故を起こした日本で3分の1MOX(全炉心の3分の1までがMOX燃料。
     今再稼働申請中の四国電力の伊方原発3号機がそうです。)
     すら、まだまともにやってないところで、世界でやったことのないフルMOX炉心は
     相当慎重にならざるを得ない』
    というシロモノです。
    原発初参入で、しかも発電事業をよく知り抜いている電源開発が、
    こんな危ない橋をなぜ渡らないといけないのか?
    そういう目で株主を見てみると、
    日本生命、三井住友系の日本トラスティサービス、
    これもおなじみの三大メガバンクの一つ、みずほ、
    三井住友銀行本体、三菱UFJ系の日本マスター・トラスト信託
    三菱東京UFJ銀行本体・・・
    とおなじみの顔ぶれがズラッと並んでおります。
    結局、原発ビジネスの圧力は、こうした巨大金融資本からかかっているということは明白です。」

と、なぜ巨大金融資本が原発ビジネスが大好きなのかを簡単に説明しました。

哲野のスピーチ中、網野はチラシを見せるように掲げて歩いていたのですが
一人のビジネスマン風の男性が、デモを追い抜きざまにプラカードを凝視していました。
ところが掲げているチラシを見て、足を停め、じっと見て、
ついに意を決したように、こちらに戻ってきて「1部いただけますか?」
じゃけえさんからチラシを受け取ると、すぐに足早に去って行きました。

マイクは再びじゃけえさんに。

しばらくいくと大歳さんが登場。
いかにも現場から抜けてきましたという感じです。
哲野「いや、よく来れたねえ。現場責任者が抜けちゃあ、ブーイングじゃないの?」
大歳「まさか。終えてきたんですよ、終えて。」
哲野「ホントかなぁ。よきに計らえと言って出てきたんじゃないの?」
大歳さんは哲野の絡みにもう、相手にしないといった風情でプラカードを持って先頭を歩きました。
大歳「プラカード、どうしたんです?これ」
網野「直前でプリンターが悲鳴を上げて、もう勘弁って言うんで許してやった。
    それで私が手書き。
    今日はスピーチは?」
大歳「原稿は用意してないんですけど、やります」

大歳さんは先日の東京都知事選に触れ、結局桝添氏が当選したが、
これは自民党・公明党の組織票だった
実際、人が集まったのは細川さん・小泉さんの陣営と、宇都宮さんの陣営で
街頭演説は大勢の人が集まった、
今から我々が何を考えていかなければならないかというと
東京都知事選挙はこれで終わりじゃない、ということです。
今年は各地で府知事選挙・県知事選挙が行われます。
一番近いところでは今月の終わりに、これも降って湧いたような山口県知事選挙があります。
当然中国電力が計画中の上関原発の是非が争点になるでしょう。
全国の知事選挙でも原発立地県や周辺府・県知事選挙が行われます。
原発の是非が選挙の争点になるかどうか、これが大きな問題です。
誰を応援するか、誰を支持するかという話よりも
原発問題を選挙の争点そのものにしていかなければいけません。
それが我々がやっていかなければならないことです・・・とスピーチしました。

大歳さんのスピーチが終わりかけたところに原田さんが職場からかけつけたように登場。
やっと間に合った、みたいな表情でした。
もうデモも終わりかけなので、原田さんのスピーチは今回はありませんでした。

その時、高校生風の女の子がプラカードをじっと見て、「電源開発!」と言うので
哲野がチラシを差し出して「電源開発ってよく知ってるねぇ」と言うと
その女の子は「知らん!」と一言いってチラシを持っていきました。
よくわからないんだけど、原発問題には関心が強かったようです。

じゃけえさんのところにチラシを取りにきた女性が
女性「函館から来たんですか?」と聞くので
じゃけえ「いえ、広島の人間です。
      ですが今日は函館市が大間原発建設差し止め訴訟を起こすという話をテーマにしたんです。」
女性「私は仕事でよく函館に行ってたの。
    函館の雰囲気はよくわかる。
    好きな町なの。頑張ってね」

最後に網野にマイクが渡りましたが、しつこく安全審査ではありませんとスピーチして終わりました。

で恒例の立ち話なのですが、久々の大歳さんと5人で寒い中、なが~い立ち話になりました。
今日はバレンタインデー。
じゃけえさんから参加者みんなに、手作りチョコレートのプレゼントがありました。

じゃけえさんから頂いた手作りチョコレート
(ちなみに3粒、哲野に奪われた後です。)

解散して引き上げる途中、歩きながら
哲野「会社にいったん帰るの?」
大歳「ええ、整理がありますからいったん会社に帰ります。」
年度末が終わるまで暇はどうもなさそうです。

以上ご報告いたします。

第87回広島2人デモ 2月14日告知

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▼第87回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140214.pdf

みなさま

毎度お騒がせします。
第87回広島2人デモのお知らせです。
本日18時~元安橋東詰出発

チラシが出来ました。
今回は9Pあります。

タイトル
「原発問題は生存権問題
 函館市、いよいよ大間原発差し止め訴訟へ」

トピック
1.いよいよ函館市が大間原発建設差し止め請求訴訟へ
2.大間原発は函館市⺠にとって「生存権問題」
3.電源開発とはどんな会社か
4.大間原発の特徴と生存権問題
5.函館市訴状概要に見るそのユニーク性と大間町の立場
6.大間原発審査に臨む原子力規制委員会の態度
7.函館市は原発立地地元か周辺自治体か
8.鳥取県にみる原発立地地元の自己規定
9.東京都知事選挙では本当は何が争点だったのか?
10.「函館」から私たちが学ぶもの
11.<巻末資料編>原発による生存権問題をかけて争われる2014年県知事選挙

宜しければご覧ください。
では歩いて参ります。

第86回広島2人デモ 2月7日報告

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みなさま

毎度お騒がせします。
第86回広島2人デモの報告です。

今回2月7日は広島も雪でした。

今日はさんざんでした。
寒い上に雪、人通りは少ない、スピーチは凍える、
あんまり寒いのでいつも通りにでる商店街のお店の人も出てきません。

参加者はじゃけえさんと哲野と網野の3人です。
チラシ撒きの手も足りませんでした。
30部用意して、10部も出ませんでした。

まず集合場所には網野がいき、哲野にはアーケードで待っていてもらいました。
警察の方と元安橋で指令書の確認、雑談で時間まで待って出発
アーケードに向かう途中も雑談です。

網野「今日のチラシはちょっと面白いですよ。
    ウランなどの重金属がどうやってできたかという話を入れています。」
    超新星爆発で作られるという…」
警察「ええ、そうですよね」
網野「やはり、ご存知でしたか。」
警察「ええ、それくらいは。」

宇宙とか星とか、地球や生物の起源とかを趣味でも知っていれば常識の話なのですが、
原発の話になると「放射能」を普通に眺められないのは何故でしょうか?

アーケードの端につくとじゃけえさんが来ていました。
じゃけえ「今日のチラシ、面白かった!特に質問の6が。教科書みたい」
▼今日のチラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140207.pdf

立て直して出発です。

哲野がチラシの内容を解説して歩きます。
プラカードを見る人はとても多かったです。
ビジネスマンも多かった。
あとで哲野がチラシを差し出したら受け取る人は相当いただろうね、と言ってました。

じゃけえさんのスピーチに変わります。

じゃけえさんもチラシの紹介をスピーチしました。
また、伊方原発が広島から一番近い原発であること
広島市議会に伊方原発再稼働反対決議の請願を出していること
良ければ一緒に参加してくださいと呼びかけました。

哲野「しまった。
    今日、請願署名チラシを持ってきてなかった。」
じゃけえさんのスピーチ中に、哲野のところにチラシを取りに来た30くらいの男性、
1部渡したら、「もう1部」と言うので、2部渡しました。
しばらく行くと、今度は年配の女性がチラシをくださいと哲野に近づいてきました。
たまたまた手がふさがっていた哲野、
「すみません、ここから取ってもらえますか?」
女性はチラシがなかなか取れない、おかしいなと思ったら
1枚だけ取ろうとしていました。
哲野「ごめんなさい、これ、ホッチキスで繋がっているんです。
    A4版で8枚ありますから、そのまま持って行ってください。」
本当にこれ、チラシっていうんでしょうかね?

またしばらく行くと、今度は若い女性がチラシを哲野から取って行きました。
何か物馴れた感じでしたが、「はて?あの人に渡した事あったっけ?」

今度は哲野にスピーチが変わります。
哲野「えらそうなこといって歩いてますが、私たちも素人です。
    福島原発事故が起こってから、一生懸命勉強して
    知れば知るほど原発いかんなぁ、放射線被曝は、特に低線量でも内部被曝は
    人間の身体、人間の細胞を、根源から破壊していくことを知り
    このことを皆さんと情報共有したいと思って歩いております。
    原発や被曝は日常生活の中では耳慣れない聞きなれない言葉や概念がたくさん出てきます。
    理解するのも大変ですが、説明するのも大変です。
    わかりやすくしようとは思うんですが、なかなかこれも難しい。
    力不足のところは皆さんの理解努力で補ってください。
    みなさんにぜひともお伝えしたいことは、私たち人間や生物は
    地球上で電離放射線の影響がなくなった、害がなくなったころを見計らって
    海から陸に上がり、進化してきたのです。
    人間はなぜ放射線に弱いのか?
    放射線に弱いのではなく、放射線がない環境でこれまでやってきたのです。
    核兵器や原発で人間が地球に人工放射能を撒き散らすなど
    地球と生物の進化を逆戻りさせるようなものです。
    簡単にですが、今お配りしているチラシにそのいきさつを書いております」

哲野のスピーチ中、じゃけえさんのところにチラシを取りに来た方が
「ご苦労様です」と声をかけてくれたそうです。
ネットでデモを知っていて、チラシを取りに来られた方のようです。
というのは、あとでツイッターで受け取ったチラシを画像にして送ってくれ
「後でゆっくり読みますね。おつかれさまです」とコメントが付いていました。

次はまたじゃけえさんです。
じゃけえ「今日のチラシのテーマは中高生のための原発・被曝基礎知識です。
     …そもそも、全国津々浦々に原発があるのに、
     わたしたちに原発の基本的などの知識や素養が無かったことの方がおかしいことなのです。
     原発のことをよく知らないのに、日本にはたくさんの原発があります。
     3.11以降、日本の原発は事故を起こすものだということになりました。
     事故を起こすものになりましたが、原発の再稼働は進められています…」

網野に最後マイクが渡ってチラシの紹介をスピーチ。
本通りのアーケードの端でデモを終了しました。
本当に寒かったです。

終了後3人で近くのコーヒーショップに入って、今日の反応と次のチラシの中身について
しばらくおしゃべりして解散しました。

以上ご報告いたします。

翌日、サーバーのアクセス解析ソフトで見ると
チラシのページビューが1800、ダウンロード300でした。
一般的にはやはり、このテーマは関心が高かったようです。

第86回チラシ お詫びと訂正

【お詫びと訂正】

2014年2月7日第86回広島2人デモ配布チラシ中誤りがありました。お詫びして訂正します。

誤りの個所は2頁『Q2 : 原発っていくつあるの?』の項で、右コラムの文中、「前述のように福島第一原発5・6号機が廃炉になりましたのでフクシマ事故以降8炉が廃炉になっています」とありますが「8」は誤りであり、「6」に訂正します。

記事作成中、私が「中部電力・浜岡原発1・2号機」の廃炉をフクシマ事故以降と誤って記憶しており、福島第1原発1~6号機=6と合算して「8」としたものです。

実際には浜岡原発1・2号機は、2009年1月30日運転終了、同年11月18日廃止措置計画認可、2015年以降解体着手(予定)(原子力施設運転管理年報平成25年度版PDF版17頁の記述による)となっています。

訂正とともにお詫びいたします。なお、現在アップロードしているチラシは正しく訂正されております。

調査・文責者:哲野イサク

▼第86回チラシ
http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20140207.pdf